Line

No.193111452
ハイリ
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age:20代
sex:female
height:166cm
weight:???kg
Favorite:【花】
Hate:【部隊長】

Comment
「………」
Items
武器1
香り煙草
武器1
ドックタグ
武器1
固形食(チョコレート)
武器1
LCSwC(粗悪品)
武器1
銘柄煙草
武器1
ナノマシンヘアカラー
武器1
アーミーナイフ
武器1
お菓子の包み
iconCuraanaNow

icon
「一人でこの辺りに来るのは久し振りかも〜」

年中ほとんど人混みが無くならないマーケット。
ふらふらとマイペースに歩いては、並ぶ商品を眺める。

「また花でも買えたらなー。
 でも高いし増えすぎるとお世話が……」

独り言を零しながら、暫く通りを歩いていた。

in:マーケット


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深夜、研究区画の一室から人影が出てくる。

数度辺りを見渡した後に端末を確認すると
人影はクラアナの方向に姿を消した。
数刻過ぎて夜明けも近くなった頃に戻って、再び部屋へ。

その後は音沙汰なく、
また日が昇り時間がただ過ぎていった。

in:研究区画


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「……この辺に落としたと思ったんだけど。
 もっと先かな…暗くて見にくい〜」

真っ黒なオイルまみれのナイフを拭いながら、
うろうろと同じ階層を回っている。
足元を注視し、時折屈んでは床の瓦礫を漁りつつ
進んでいるため歩みはゆっくりだ。

「普段やらないことをするものじゃないな…」

溜め息に愚痴を混ぜ零し、もう暫くは探索を続けるのだろう。

in:クラアナ内部


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「………また服汚れちゃったぁ…」

湿った足音を鳴らしている探索者。
靴底が地面と触れて離れる毎に粘着質な黒い液体が音を立てる。

樹海に茂る植物の枝葉や蔦を切り捨てながら、
次の層の手前までは行ってしまおうと。

「ヤな空気だな、ここ。
 ………妙なものも見たし」

すん、と鼻を鳴らして。
時折、自分以外の探索者の気配を嗅ぎ取る。
衣服についた黒泥がぼたぼた、その場に垂れて。
黒い足跡を残しながら昇降機までの道を暫く歩いた。

拾った何かは、そのままポケットに入れられた。

in:クラアナ内部


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「……なんでここに来たんだっけ?」

意味もなく足が向いた理由に自分でも思い至らず。
掲載された名前を視線でなぞってもそれは変わらない。

「変だなあ……」

奇妙な違和感だけを抱えて、通りの方へ戻っていった。

in:死亡者掲載所


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「今日の固形食はー……」

日替わりのフレーバーを眺めながら、
どれにしようかなと選んでいた。

in:食料提供所


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「………」

ぼうっと長椅子に腰掛けて、
祈る所作をするでもなく、ただ黙して時間を過ごしている。
傍目には寝ているようにも見えた。

in:宗教施設


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「〜♪」

こころなしか上機嫌にチョコレート味の固形食をかじっている。

in:食料提供所


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「同じ世界から飛ばされてきた人がいれば、
 どこかに施設でも建ってるかもよ」

可能性のひとつ、だけれど。

「シロンっていうんだねえ。
 それくらい細やかな方が良いのかもね。
 カミサマの加護っていうのは」

見守るくらいが丁度いいんだろう。

「私もそのシンボルマーク、もう一度探してみようかな。
 泪ちゃんのお仲間さんがいるかもしれないし。
 ……ああ、そろそろ行かないと」

治安の悪い場所だから、小柄なあなたを長く引き留めているのも気が引けた。
断られなければ安全な上層まで一緒に歩いてから別れたし、その逆ならその場でお別れしただろう。
どちらにせよ、「また話そうね」という言葉を添えて。

in:ブラックボード


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「たまに話し相手になってくれれば、それで良いよ。
 他にお願いが思いついたらその時に頼むから」

要求は細やかなもので。
物事に頓着しない様子が窺えた。

「私も宗教施設は前に行ってみたけど、
 その首飾りと同じマークは見なかったかなあ。

 ふーん……そういうものなんだ。
 カミサマに期待しないっていうのは良いね。
 世界が違うと宗教観ってやつも変わるのかな」

なんとなく、価値観は好みに合ったらしい。

in:ブラックボード


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「そのうち判るかもね」

全ては巡り合わせ次第というもので。
きっと知らない間にすれ違ったり、
知らないまま言葉を交わしたりするんだろう。

「生身はできるだけ大事にした方がいいよ〜。
 護衛の真似事くらいはできるから、
 困ったら呼んでほしいな」

頭の片隅にでも覚えていてくれれば、と。

「カミサマねー……世界が違うなら文化も違うもんね。
 泪ちゃんはその宗教の信徒なんだ?」

in:ブラックボード


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「それは秘密」

内緒だよ、と口元に指を立てた。
案外秘密主義らしい。

「友達ならいくらでも。
 此方こそよろしくね。
 探索とかもー……まあ、たまーになら手伝えるかな。
 生身の子よりは頑丈だし、友達のよしみでね」

「異世界の人って言ってたけど、
 それは泪ちゃんの世界と関係あるの?」

首飾りを指して尋ねる。

in:ブラックボード


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小さい方がいいと聞けば、違いないとくすくす笑う。
可愛らしい見目は人の油断を誘うものだ。

「まあね。大事なもの、できたから」

右手の親指。
そこだけ赤く染めた爪を撫でる。

「ふーん。
 私も来たばかりのときは大変だったからな〜。
 何か助けになれることがあれば手伝うよ」

道案内だとか、話し相手。
この世界にとっての余所者同士。
手が届く程度の助けなら、喜んでするだろう。

あなたの首から提げられたものにも、
少なからずの興味があったから。
その内尋ねる機会が来るかな、なんて思った。

in:ブラックボード


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「あは。煙草は背が伸びなくなるよ〜」

冗談ぽくそんなことを。
他にも娯楽はあるだろうけれど。

「生存価値分のシザイを
 稼ぐのには困らない程度、かな。ありがとね」

自分よりは強そう、への返答。
ただ輝くだけのドッグタグを揺らしながら。

「記憶は案外気楽に探してるよ。
 最近は別に戻らなくてもいいかなーって思えてるし。
 クラアナに潜るとたまーに思い出すから、そうしてる」
「ここの生活はそれなりに長いかな。
 泪ちゃんは来たばかり?」

異世界人の自分から見ても、
この世界の知識についてあまり知らない印象を受けた。

in:ブラックボード


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「娯楽は生存価値が下がるらしいよ〜?」

娯楽区画やアンダーボードで嗜めるものはその代表、らしい。

「強いかなあ……まあ、それなりにはね。
 異世界仲間なんだ?仲良くできそうかも」

名前は、と聞かれれば細めた瞳が考えるように彷徨って。

「んー……忘れちゃったんだよね〜。
 こっちではネムって名乗ってるから、
 あなたもそう呼んでくれていいよ」

転移してきたときの事故で記憶が飛んでいるのだとか。
自己紹介の流れで、あなたの名前も聞いてみただろう。

in:ブラックボード


icon
「生存価値も下がってくからねー。
 気をつけないと」

ごめんね、と添えながら
煙草はジャケットの内側へと仕舞われた。

「軍人さんだよ〜。
 異世界から来たし、元って言った方が良いのかな」

指先で紐を持ち上げてよく見えるようにした。
きらりと光るそれには、
名前も何も刻まれていない。

in:ブラックボード


icon
「うん?」

少し低い位置から声がかかれば、そちらに視線を向ける。
動きに合わせてもう一度、箱から軽い音がした。

「禁煙しようかな〜とは思ってたけど……
 小さい子にあげるのはちょっとなー」

こんな場所でそんなことを気にする方が
そぐわないのだろうけれど。
悩むように首を傾げると、提げたドッグタグも同じように揺れた。
へらりとした笑みを浮かべつつも、
快く分ける雰囲気ではないのが伝わるだろう。
あなたが成人であることが判れば、また別かもしれない。

in:ブラックボード


icon
入り組んだ路地から、探索者らしき人間がふらりと足音もなく出てくる。
適当な場所で立ち止まり、

「……やっぱ禁煙しようかなー」

空になりかけの紙製の箱をつまんで振る。
かこん、とせいぜい残り数本という音がした。

in:ブラックボード


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「この辺り、工房の近くは通ったけど
 最近歩いてなかったな〜」

探索者以外も見かける賑やかな通りを
ぶらぶらと散歩がてら歩いていた。

in:メインボード


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「検査って毎回憂鬱〜……」

研究区画の一室に向かって、靴音が響く。
規則正しい間隔が与える几帳面な印象とは対照的に、零れる声音は呑気なものだった。

in:研究区画



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「花は好きだよ。それ以外は……秘密」

無記名の名入りのドッグタグ、無地の腕章、
さらりとした赤髪、浮かべた笑顔。
右手の親指の爪を赤く染めている。
常に淡くフジの香りを纏っている。
それ以外に、目立った特徴はない。

思い出したこと【料理の得意な兄がいた】
【花が好きだった】
【部隊長が嫌いだった】
【たまに喫煙をしている】→禁煙中
【母親の香りを思い出した】

自分ではない自分が、どこかにいるのではないか?

忘れてはいけないこと・ワンダフルコート[112992991]
→一緒に住んでいる。大事な子。
・貰った赤いマフラー、選んでもらった手袋、スズランとフジの香り
・スズランのバレッタ
・コートの姓を貰い『ネム・コート』になった。
・アンダーボードの元拠点と知り合いたち

βまでのプロフとある異世界人のデータを元に作り出された複製体。
なのだが、記憶の改竄により本人は自分をこの世界に迷い込んだオリジナルだと思いこんでいる。
何度繰り返し複製されても、その認識が変わることは基本的にはない。

名前:なし
複製体に個は不要の考えの元、名前に関するデータにロックを施す。
記憶の欠損として処理されている。
ドッグタグは鏡面のように磨き上げられ、文字が読み取れない。
番号以外に呼び名が無いのは不便のため、Namelessからとってネムと仮称で名乗っている。

本人が有している記憶は都合よくキカイ側に編集されたもののため、オリジナルのそれとは細部が異なるほか、性格や言動も改竄に伴って微細な違いがある。
→不完全な施術だったせいか生体機能による修復が進んでいるようで、断片的に記憶を取り戻しつつある。
 【】内の記述は思い出した正しい記憶。


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