CuraanaNow
「……複製体だったら
ワンチャンあるなって…………。
ニンジン………………クソォッ!!!!」
悔しそうに地面を殴りつけた。
in:メインボード
「…………ッ!?
い、いや……まさか……な……」
一瞬何か衝撃的な事実(?)に思考が至ってしまったが
無かった事にした。
in:メインボード
「探索者での同士討ちに繋がったりしてな……。
……いや、縁起でも無い事は言わないに限るか」
in:メインボード
「そう言えば、俺もキカイじゃない
探索者っぽいヤツに襲われたぞ。
応戦したが問題は無い……んだよな……?」
in:メインボード
「ただそのニンジン……。
やけにタフだったぞ、その層のキカイと比べてな。
探すなら気を付けてくれ」
in:メインボード
「アレはどこだったか……。
3層か4層を探索していた時だったと思うが
確かにヤツは居たんだ……信じてくれ」
in:メインボード
「────ニンジンだった」
in:メインボード
「……お、俺だって……こんなこと……
言いたくは無かったさ……。
だが!確かに!!ヤツは襲って来たんだ!!!」
in:メインボード
「……なあ、ここの野菜は……その……。
襲ってくるのか……?」
in:メインボード
「………………。」
in:メインボード
「やれやれ……何とか撒いたが割に合わんな……。
データチップ一枚と少しのシザイか……」
in:メインボード
「あのハサミはダメだ!
良く逃げ延びられたな……俺……」
in:メインボード
「……二層程度ならソロでも十分行けるのか。
有難いな。ちょっと見てくるとしよう」
in:メインボード
「いや……別に一緒に行く人が居ない訳では……。
ただまずは一人で行けそうなら行ってみようかとだな……。
決してボッチな訳では無く……」
in:メインボード
「探索に行けるようになったんだな……。
一人で潜ってみようかと思っていたんだが
厳しいのか?」
in:メインボード
「グッ……!!
た、確かに俺も迂闊だったさ……」
グサグサッと精神面にトゲが刺さった。
寝床を探すためという建前のもと
バツの悪さから足早に立ち去るだろう。
ぐんない─
in:メインボード
「む……迂闊な事を言って不安にさせてしまったか。
まあ……先に手を出したのは
胞子を食らった連中だからな……。
仮に何か生えても自業自得だろうさ」
in:メインボード
「……ふと思ったんだが。
さっきのキノコの胞子は無害なのか?
数日経ったら身体から生えてきたりとかしないよな……」
in:メインボード
>>ニーナ
「ああ……それで概ね問題は無いだろう……。
なんか…………すまん……」
全然関係無いけど謝りたくなってしまった……。
in:メインボード
「いや……異世界人と言えど
アレでウケるのは……その…………。
ごく限られた上級者のみ、だと思うぞ」
in:メインボード
アレックス=テイラー
異世界の軍人。
そんな彼が居た世界に突如として現れた世界の亀裂。
その先に見た事の無い光景が広がっていた。
果たしてこの世界は彼の元居た世界にとって有益なものなのか
はたまた災いをもたらすものか。
この未曽有の事態に斥候部隊を送り込むことが決定された。
人類の叡智を注ぎ込まれた汎用装甲型兵装を身に纏い
未知の世界へと送り込まれるのであった。
・BA-151
アレックスが身に纏う汎用装甲型兵装の名前であると共に
コードネームとしても利用されている。
イラスト、アイコンは佐伯様に用意して頂きました。
とまあ、そういう情報から複製された存在である。