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No.203392277
Scáth
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どうか影を追いかけないで。
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iconCuraanaNow

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「わあーすみませんって、仮面はずすから!わかったから引っ張らないでー」

ちょっとキカイにぐいぐい引かれて連れてこられた者。

in:探索者審査会場


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仮面は前が見づらいのだろう、
普通の人よりも余分にキョロキョロと見回すものだから不格好だ。
そうして赤毛の少年を見つけ、距離の開いた場所で立ち止まった。

「……」
何か話をしているのを見て、近寄りづらさを感じているのだろう。

「戻ってきたら、でもいい?待つよ。」

in:宗教施設


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パンとジャムの瓶を二つ入れた袋を持ちながら、施設の合間を縫うように移動する。
神に祈るだけの信心はない、かといって神の存在を否定するでもなく。
通りがかる人々の救いを求める姿をちらと見るのみにして歩きまわる。

見慣れたニンゲンを探し、ふらふらと。

in:宗教施設


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家として成り立っているかも怪しい、ホコリまみれの建造物の中で休んでいる。が。

「……!」
外でニンゲンがシザイを狙ってうろついている気配を感じる。
影はシザイを溜め込んでいるから、それを察知した奴等がよくたかりに来るし、時としては残虐に影へ暴行を加えることもある。

今日は両方のようだった。
仮面や布の上から拳や武器で殴り付けては、大量のシザイを寄越すように恐喝してくる。
痛みなんて忘れた身でも、堪える。まだ堪えるという感覚があることに驚きながらも、言われるがままシザイを少し分け与えるのだ。

そうでもしなきゃ帰ってはくれない。
けどまた後日になれば集りに戻ってくるだろう。

「…………めんどくさい」

不貞腐れたように冷たい床で横になった。

in:エンドボード


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「ジャムってここ作ってる?
……よかったら買わせてほしいんだけど」
酒以外のものを求む人影である。
さすがにちょっとお高いらしく、一瞬考えてからシザイを払っていた。

「ビン2本あれば十分だよね。」
荷物袋にイン。

in:酒場


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特に驚いてもいない様子だった。
物乞いをする人間の性格なんてそんなもんだと感覚で理解している。

「ジャムはパンにつける甘いタレみたいなもんだね。
今度またパンと一緒に持ってくるよ。
影は味覚がなくて貰っても食べるのが苦痛なんだ。」

施しに礼の期待なんぞこれっぽっちもなかった。
無い、が……目の前の少年の反応を見るのが面白い。
好奇の視線というものだ、
それが貴方に理解できるかはわからないけれど。

「……今日渡せるものはもう無いから、また今度にしよう」

どっかいけと言われればそのようにする。
立ち上がり背を向ければ、引き留められ無い限りどこかへ去ろうとするだろう。
また今度。この言葉を信じるかは貴方次第だ。

in:宗教施設


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匂いは感じ取れない身だから、
異臭があるかどうかなんて気づけないけれど。
すこし小綺麗になってるならきっとマシなのだろうと思って。

「口の水分取られるでしょうに。水いる?」
焦って詰め込もうとして噎せるのを見て、目を細める。
真っ黒な手(手かも怪しいが)で
再び差し出すのは水入りペットボトル。

「ジャム入りがよかったかなあ……」
そんな特に意味のない言葉を吐きだして。
とって食うつもりなんか無いと言いたげに、ぼんやりと貴方の動きを見つめている。

in:宗教施設


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いつものように散策していたところ、
別の場所でも見た記憶のある少年が物乞いしているのを見た。
しょうがない、というように肩を竦めて。

湿気ってねばついた足音を立てて近寄り、
僅かな距離を作ったまま屈む。

「ん」
食べようか考えて結局手につけていなかった、パン一斤が入った袋を差し出した。
すこし冷めているが、食べるには十分だろう。

in:宗教施設


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テーブルに突っ伏して寝ている…

in:酒場


icon
時として死んだはずの探索者に出会う。
死んだであろう記憶と一致する影に出会う。
それらを切り捨てるのに情などいらないはずだった。
だったのに、心はすり減るのだ。

「趣味わる……」

in:クラアナ内部


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「いいよ。奢りということにしたげる」
特に止めもせず、見ているだけだ。
酔っぱらいは元気だなあ。

in:酒場


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「気分が乗らないだけだよ……」
ストローが刺さってもいないのでそういうことだ。

in:酒場


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「ダメだ、どう考えたらいいか全くわからない」
酒で酔うことも許されない身だ、忘れるなんてこともできなかった。

in:酒場


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酒を1つ注文したとはいえ、どうも飲む気にならなくて。
グラスの中で揺れるのを見つめながらじっと考えていた。

in:酒場


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「あぐ、う、頭もってかれた……!あの大顎の奴……!!」
フードの下はおそらく無事では済んでいないのだろう、ボタボタと黒い液体が滴り地面を汚している。
のそのそと歩いて治療に向かうのだった。

in:クラアナ付近


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「……」
自分自身の影を見てから急にしおらしくなった。

in:クラアナ付近


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「チリにしといてくれてありがとう。
どうか影を追いかけるようなことはしないでほしい」

in:クラアナ付近


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「………5層に、影がいた。影、自分の、」

in:クラアナ付近


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がちゃん。べちゃ。
一歩踏みしめれば金属の音、もう一歩踏み出せばインクのねばつく音。
「お酒ちょうだーい、白ワイン瓶一本でー」

呑気な声で注文を入れ、適当な席につく。
運ばれてきたワインをいつものように、ストローで啜っていた。

in:酒場


icon
「おもちゃとかあると欲しくなっちゃって…」

in:クラアナ付近



Line 彷徨う仮面の者。仮面は既にかなりサビており、汚れがひどい。
全身を覆う外套は本当の姿を隠すもの。
声は少年のようにも感じられるが、素性を知るものは存在しない。

一歩踏みしめれば金属の擦れる音、もう一歩踏み出せばねばついたインクの音。

人を嫌うこともないが、特に好いているようでもない。
自分自身のことを「影」と呼びどこか他人のように言う。

エンドボードの奥に住んでおり、命を狙われることも少なくはない。


───


本当の姿が、その布切れの下に本当に存在しているのか?

自己とはなんだ?
身体のすべてを義体に付け替えて、それは確かに本当の姿のままなのか?
本当の自己だと本当に言えるのか?


わからない、わからないままでいる。
けど、生きている。生かされている。


───


PL向け
・スカ以外フリー
・バディいません