CuraanaNow
>ディープ・エム
「なんにせよ、今のところは手元にあるもので
やりくりするしかないようだな。
……まぁ、死んだらそこまでだ」
溜息を一つ。
「かつてのような大規模なものにならずとも、
反乱の火種自体は今も燻っている。
お互い善良な市民同士、
巻き込まれないよう精々注意しよう」
無意味に疑われてもいいことは何もない。
in:マーケット
>ディープ・エム
「そう、か。
馴染んだ武器が返ってくる当てがあるのはいいな」
オーバーホールの話には、少し羨ましそうに。
「私のはこれでな、最適化の影響か、あなたの言う通りストッピングパワーが少し心許ない。
馴染んだ純正品の長物があればよかったのだが……」
彼女の手には拳銃が握られている。
対人にはともかく、機械相手には少々口径が小さく思える。
「時代の流れ、と言うべきかな。
叛逆の抑止の一環だろうな」
in:マーケット
>ディープ・エム
「あなたも、支給武器に不満がある口か」
長身にミラーシェードの女が、腰を下ろすあなたに話しかけてきた。
ウィンドウショッピングの最中、プラズマ系の武器を探し求めるあなたの声を耳にしていたようだ。
in:マーケット
長身の女が一人、窮屈そうに身を屈めながら露店を覗いている。
「ああ、バトルライフルが欲しい。あと、防塵ポンチョとタクティカルライトを……。
何、純正品はないのか? そうか……」
店主の返答に困ったように眉尻を下げる。
買い求める内容から見るに、これからクラアナに潜ろうとしているようだ。
in:マーケット