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No.293713229
ハナウリ
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age:十代半ばだろうか
sex:少女
height:150cm前後
weight:肉付きは悪い
Favorite:
Hate:

Comment
花を売り歩いている。
Items
武器1
もちもちのねこぐるみ
武器1
夜啼鳥の灯
iconCuraanaNow

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「………なるほど」

何やら良い光景が繰り広げられていたようだ。
微かな噂に頷き、伸びをひとつ。

「……あ、動物図鑑を忘れてたな。
 まあ良いか、大したものでもないし。
 実物はあるのだし」

男はマイペースだ。
ディスプレイの表情から感情なんて、読み取れない。

その思考だってアナの奥。

in:エデンボード


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「…………」

大男がひとり、わざわざ外のベンチでのんびりと本を読んでいた。
ポットに移した紅茶を口元?に持っていき、ゾファッと蒸発させて“飲む”。

優雅な時間だった。

in:エデンボード


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「お気をつけて」

掌に残るもちもちの感触。
そうしてその背に手を振って、しばらく。

「……アニマ様をさがしましょうか……」

本気だ。

in:アンダーボード


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もちもちしている少女の爪は赤くない。
だけど、きっと似ている。

そんなものだろう。

in:アンダーボード


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「ああああああああ〜……」

とっても、にゃーにゃーしています。

「思ったより触り心地が良いのですね…ふうん……」

in:アンダーボード


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「そうですね…」

明日にはもう処分されそうな、その体。
処分されたらまた忘れる。

忘れた事も忘れる。

「はい、その時私に価値があれば是非」

きっと訪れないだろうな、と思いながら。
少女はひとつ頷いた。

in:アンダーボード


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少女は一瞬、ほんの僅かに喜んだ顔をして。
だけどすぐに首を横に振った。

「あ……是非に、と言いたい所だったんですけど…。
 も、もうすぐ私の生存価値が尽きちゃうので………。

 きっとゴミになっちゃうし…」

生存価値が尽きて、死んでしまうから。
今貰っても意味が無い。
ならばあなたが持っていた方が、余程良いのだ。

in:アンダーボード


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「いいですよねえ…」

エアもふもふを堪能する手つき。
これくらいの、ふわっふわっが欲しいなあ。

「そうなんですよね。
 飼うとなるとやっぱりお世話代がかかって……。
 最後まで面倒も見れないし…それに……。

 ……。

 ……………」

猫のぬいぐるみだ。
たまに見かけてたやつだ。

ちょっと動きが止まった。

in:アンダーボード


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勿論少女はあなたに見覚えが無く。
それでも素直に頷いた。

「もふもふ、と言うか……うーん…。
 あったかくてふかふかしたものはみんな好きだと思います。
 抱き締めて寝たら、さぞ良い匂いがするんだろうなあって……思いませんか?」

とてもじゃないが、簡単に手を出せぬ値段ではあったけど。

in:アンダーボード


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「アニマ様に犬の真似事をしてくださいとお願いしたら、してくれるでしょうか…」

諦めきれないもふもふへの衝動を、知り合いで消化しようとしていた。
失礼過ぎるのでやらないけど。

in:アンダーボード


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変な人がまた来てる、と思い品揃えをちらと眺めれば。

はふはふっ!白いふわふわのイッヌが!!

「あ……っ……あっ……!」

手を伸ばしかけたが、店主の冷たい視線にビビってしまった。
もふもふをふかふかしたい人生でした。

in:アンダーボード


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そういえば確かに、ただのお菓子ってあんまり見かけないかも、とほんのり思った。
媚薬っぽいやつはよく見る。

in:アンダーボード


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久しぶりにお店を覗けば、何やら色々品ぞろえが変わっている。

「甘い薬…?漢方でしょうか……。
 あ、お洋服お安いですね……」

そうは思ったけれど、死んだら無くなってしまうし。

だからやっぱり、何も買わなかった。

in:アンダーボード


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「旦那様は……雇い主、と言えばそうですね。
 どちらかと言えば飼い主に近いのかもしれませんし……。

 ……何にせよ、好き好んで行きたくはありません……」

陽気な声に首を振る。
そこが余程嫌なのか、旦那様の方が怖いのかは知らないが。

「………?」

考え込む様子に首傾げ、続く言葉を待てば。

in:メインボード


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「旦那様は……雇い主、と言えばそうですね。
 どちらかと言えば飼い主に近いのかもしれませんし……。

 ……何にせよ、好き好んで行きたくはありません……」

陽気な声に首を振る。
そこが余程嫌なのか、旦那様の方が怖いのかは知らないが。

「………?」

考え込む様子に首傾げ、続く言葉を待てば。

in:メインボード


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「旦那様に怒られますし……。
 暗い場所は怖いですし……。
 襲ってくるとか意味不明ですし……。
 しかもそれがキカイなのも訳分かりませんし……。
 更にそれと戦えって理解出来ませんし……。

 むしろ何故皆さんはそんなに簡単に行けるのでしょう……不思議です……」

数えあげればキリが無い。
生まれも育ちもここの癖に、随分小心な。

「まあ構いません。
 ミオ様が気にする事ではありませんので……」

in:メインボード


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「……そうですね……価値がすり減る事にこれといった恐怖を感じないからでしょうか」

答えは半分ずつ当たっている。
複製されるから、と諦めるより。
そうして死ぬ事に怯えは無いのだ。

ただアナの中では、そうもいかないのだろうから。

「1.5個分……くらい……?」

in:メインボード


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「行った事ありませんし……近くまでも嫌です…」

そういう部類なのかどうかも分からない、というのが正直な所だ。
食わず嫌いに似ているのだろう。

それでも好き好んで潜るようなひとは、ひと握りしかいないだろうが。

「……?はあ、まあそうですが……。
 今どきお菓子の方が高いでしょうね」

驚きの3桁プライス!
だがあなたは知らなくても良いのだ、そんな事は。

in:メインボード


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「りっちゃんですか……」

前ではなく後ろから取るとは新鮮だ。
ウリボーとかじゃないだけ良かったかもしれない。

「クラアナは……怖いですし…。
 お客様は……そう、たまに取っておりますが……

 大概は食費行きでしょうか」

in:メインボード


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「いえ…名前なのですが………まあ、お好きにどうぞ……」

本人としてはつまらなくはない。
その名前で呼ばれ続けているし、ハナというあだ名は使えないのだから。

「……私は価値が低いので、すぐ死んでしまうんです。
 複製されると記憶を無くしてしまうので、今の私がどれ程知識を溜めたり趣味や嗜好を見つけても。
 数日後には無くなってしまいます。

 ……なので、あんまり意味は無いかと」

in:メインボード



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手ぶらで花を売り歩いている少女。

探索者になる程の勇気も無く。
上手く生きてゆける程の知恵も無い。

菓子よりも安いその値段で、性を売っている。
明日には回収される、体を売っている。



“旦那様”
エデンボードに住む、探索者上がり。全身は義体化済。
芸術や美術、自然が大好き。

身長は2m近いらしい。


▶無いもの
・名前?
・シザイ
・度胸
・綺麗な家
・生存価値
・豊満なバスト
・記憶


▶あるもの
・やや恵まれた容姿
・ネガティブマインド
・テクニック
・柔く甘い花の匂い
・お客様の“痕”
・あだ名の「ハナ」
・警戒心
・テンシ様が落としたプリズム
・アンダーボードの小屋
・オレンジの不思議な灯



小さなメモ帳
・【真っ黒に塗りつぶされている】
・【真っ黒に塗りつぶされている】
・【真っ黒に塗りつぶされている】

・【真っ黒に塗りつぶされている】
・【真っ黒に塗りつぶされている】

・【真っ黒に塗りつぶされている】

・ラヴェンナ様…綺麗な灯を下さいました。旦那様に会う時には、空に飛ばして逃がしてください。
・アニマ様…私を“ハナ”と呼ぶひと。狼。



死の記録
・ケイリーの手によって絞殺された。裸体と情事の写真、そして彼女が死ぬまでと死んでからを撮影された。
 ┗裏ショップにて売られている『No.13』と書かれたアルバム。本人を買うよりうんと高い。
・上記のアルバムを購入した客にスナッフフィルム撮影の為殺された。
 ┗裏ショップにて売られている『スナッフチップ』。アルバムより安い。


▶PL
・ご覧の通り売春婦です(実年齢は14らしいです)
・名前と声優がついている程度のモブです
・気軽にご購入ください
・暗転かねちねちメッセかはお任せします
・勿論暴行もOKです
・気軽に治安を悪くしていきます

彼女はアナに行きません。なので、

 …生存価値が尽きて死ぬ
 …↑を買う為に体を売ってデスビンゴして死ぬ
 …頑張って誰かとアナに行って汚染死する

等して軽率に死にます。
死ぬ度に複製体として蘇ります。
その度にあなたを忘れてしまうでしょう。

記憶を保持した複製体は、お高いのです。
一介の性欲処理係に与えられるものではありませんでした。