奴隷番号Z-613
搬送中に事故に遭い、気が付いたらここにいた。
自分のような経緯で此処に来たものに人権はないらしいが今までと変わらない。
一つだけ違うのは、手枷も首輪も外れないが、ここではシザイとやらを納めていればあたしでも生きていていいらしい。

……対して変わらなくても、生きたいなあ

上記個体は失われました、以降は複製体を用いて観察が行われます
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アルフィードさんから名前をいただきました！
シュラハトさんと一緒に探索しました！
無理はせず、生きて帰ることを優先しましょう！

上記個体は新型のカミツキにより回収しました。
異様な変化を得ている部位が多いながらも生存価値が高い個体であったため解体調査を行います。
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キカイ様から『私』自身のことは聞きました。
ベースになった人が異界由来らしくて、『私』にはここで生きるうえで人権がないそうです。
そんな私でも、クラアナからシザイを持ち帰ればここで生きてもいい価値を与えてもらえるそうで……
『私』、たくさんがんばります！
アルフィードさんから名前をいただきました！
『私』はこれから、ロクです！！
アンダーボードの皆さん、好きだなぁ……

上記個体の回収を行いました。
次個体は条件を変更して観測します。

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観測開始
幸福度が高いようだ、観測を継続。
オリジナルと接触、観察中断の危機に陥るもオリジナルの排除を確認。
取得したシザイに興味を持っているようだ。
幸福度の高まりが強い、記憶を保持しているとこうなるのだろうか？
住居にしている地点はやや観測しづらいが、肉体面・精神面共に健康状態は最良のようだ。
試験的に枷を外したことも影響しているのだろうか？
不可解な行動を確認。無意味に資材を浪費しクラアナでの活動および、枷が欲しいとの要望を受ける。
メンタルに大きな乱れがあったが枷を渡すと落ち着いたようだった。

様々な感情の動きや不可思議な行動を観測した。

良いデータが取れたと判断する。

ここで暮らす人間たちとはずいぶん異なる形で。
極めて高い幸福度を得ているようだ。
興味は尽きないが……

当該個体は、本人の希望があればいつでも永久生存権が適用できる状態にある

「私は、あの人と生きていきます。
みなさま……お元気で！」

信号のロストを確認。
観測を終了します。

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new!
異界の人間であるため人権はない。
奴隷であったため名前はない。
迷い込んだ異界人がどのように生きるかのサンプルであるため、ここでの行動記録を維持する意味はない。
死ねばここに来た当初にとられた情報をもとに再生産される。(記憶を引き継がない)

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異世界人ベースであるため人権がなくいろいろフリーです（スキマ的にこれは……！って部分はやんわりお断りするかとおもいます！）
それとは別にログなど公開フリーです！


イラストはSKIMAでお迎えした子です