Line

No.312967270
セン
main_img
age:??
sex:?
height:154cm
weight:??kg
Favorite:未知のモノ
Hate:unknown

Comment
「まぁおいおい、ですかね」
Items
iconCuraanaNow

icon
「うーん。朝帰りになっちゃいましたね」
ほのかに香水のにおいをまとって、ふらりとよく歩いた道をゆく。

「クラアナはだいぶ様変わりしたようですが……確認するのは、ひと眠りしてからがいいですかね」
はふ、と生あくびをして、踵を返す。
今はまだ、探索は様子見だ、とその場を後にした。


in:クラアナ付近


icon
──そうして、明け方。薄暗いホテルの一室で、小さな声が囁きあう。

「ね、このリスト、いらないから捨てておいてちょうだい」
「はい、わかりました」
「そいつら、趣味が本当に最悪なのよ。だからこのエデンからいなくなってくれたら嬉しいわ」
「ええ、きっとよきようになると思いますよ。それではそろそろ、」
「ねぇ。ウチに来ることも、考えておいてね」
「……気が向いたら、ですかね」

曖昧に微笑んで、立ち上がる。
では、と軽く会釈すると、赤い影は音もなく部屋から出て行った。

飼い猫になるつもりは、今はない。

in:エデンボード


icon
「それは……対価次第ね?」
品の良い貴婦人は、身なりを整え訪ねてきた話相手の、その頭からつま先までをゆっくりと視線でなぞる。

「ですよねぇ。いただけたら、おそらく貴女の望んでいる状態に転がっていくとは思うのですが」
「それは結果として、でしょう? 今、交換に値する対価が欲しいのよ」

ソファで優雅に寛ぐ貴婦人の視線に、促されるように上着を脱ぐ。

「では、今夜は貴女のお望みのままに」
「あら本当? 嬉しいわ」

おいで、と手招きされ。むしろ最初から、それで済ませる心づもりであったから。

「やさしくしないでくださいね?」
そう言って、柔らかなソファに体重を預けた。

in:エデンボード


icon
エデンボードの夜。日付が変わる少し前の時間帯。
煌びやかなラグジュアリーホテルの一室に、赤毛の探索者はいた。

「ご無沙汰しております、マダム」
「本当に久しぶりね。最近見なかったじゃない」
「そうですね、フリーになったので少し羽を伸ばそうかと思いまして」
「あら、それならウチにくればいいのに」
「貴女のところに行ったら、自由にさせてくれないでしょう?」

ふふふ、と互いに笑みを浮かべる。

「それで、今日の用件は?」
「話が早くて助かります。一つ、お願いがありまして」

するり。猫のようにすり寄って、耳元に小さく声を落とす。

「貴女の嫌いな『趣味の悪いお客様の情報』……ワタシにいただけませんか?」

in:エデンボード


icon
エデンボードの夜。日付が変わる少し前の時間帯。
煌びやかなラグジュアリーホテルの一室に、赤毛の探索者はいた。

「ご無沙汰しております、マダム」
「本当に久しぶりね。最近見なかったじゃない」
「そうですね、フリーになったので少し羽を伸ばそうかと思いまして」
「あら、それならウチにくればいいのに」
「貴女のところに行ったら、自由にさせてくれないでしょう?」

ふふふ、と互いに笑みを浮かべる。

「それで、今日の用件は?」
「話が早くて助かります。一つ、お願いがありまして」

するり。猫のようにすり寄って、耳元に小さく声を落とす。

「貴女の嫌いな『趣味の悪いお客様の情報』……ワタシにいただけませんか?」

in:エデンボード


icon
>>ルーザー
「そんな自虐、似合いませんよ?
 ワタシにとっては、きっと価値ある時間ですのでいいんです。
 まぁ、ご期待に沿えるよう善処しますよ」

そう言って、去っていく背中を引き留めることなく見送る。

「……さて、ぼちぼち頑張りましょうかねぇ」
小さく呟いたのち、その影はその場から音もなく消えたのだった。

in:クラアナ付近


icon
「さて、さっさと済ませますかね」
静かな会場内を、指定の順番でさくさく進む。

そうして、待機時間もなく短時間で検査を終えると、その探索者は赤い髪を翻してその場を後にしたのだった。

in:探索者審査会場


icon
「あれ、検査着、ぶかぶかなのしかないんですが? まぁいいですけど」
少し考えたあと、指定の検査着を被る。これらはきっと、クラアナ探索に耐えうる屈強な男が着用することを想定されたサイズなのだろう。
前をしっかり留めてもゆるい襟元から肌着が見えるが、大した問題ではなかろうと着替えを終えた。

in:探索者審査会場


icon
人もまばらな時間帯に、するりと一人の探索者が審査会場に入ってきた。

「ああ、やっぱり開いてましたね。
 キカイは眠る必要ないですもんねぇ」

早朝にわざわざ訪れる者は少ない。順番待ちなどという無駄な時間を省くために訪れたその赤毛の探索者は、さっさと済ませようと足早に更衣室に入った。

in:探索者審査会場


icon
>>ルーザー
「ふふ、わかりました。
 せっかくアナタからもらった初仕事なので、
 早めによい報告をできるようにしますね」

それから、あ、と何かを思い出した顔をして、そっと距離を詰める。

「あのですね。仕事の報酬についてですが、ワタシは別にシザイはいりません。
 代わりに、手が空いている時に、アナタの時間を少しだけいただけませんか?」
まぁ、面倒でしたらシザイでもいいですけど。と付け加えて、赤毛をひょこりと揺らした。

in:クラアナ付近


icon
>>ルーザー
「ふふ、合格ですか?
 ワタシはセン、と申します。
 よろしくお願いしますね、ルーザー」
とうに知っていた名前を口にしながら、すぐに示されたリストに目を走らせる。

「ははぁ、なるほど。趣味の悪い人もいるものですねぇ。
 ……ひとまずは、『調べる』だけで、いいのですか?」
そのスポンサーを知って、あなたはどうするつもりなのか。弱みを握って脅すか、それとも始末するのか。そんなことを考えながら、指示を待つ。

in:クラアナ付近


icon
>>ルーザー
「あ、怒っちゃいました? 何か余計なコト言いましたかねぇ」
武器を向けられてもまったく動じず、後ろで倒れたニンゲンのことすら気にも留めない。

「ご安心ください。文字として情報を残したりはしていませんよ」
そう言ってひらひらと真っ白な手帳のページを見せてから、ポケットにしまいこむ。

「ワタシとしては、使えますよってアピールしたつもりだったんですが。こういう人手は募集してない感じですか?」
そうだったら残念です、とわざとらしく肩をすくめて、不機嫌そうな顔をにこにこと見上げた。

in:クラアナ付近


icon
>>ルーザー
「不満は、強いて言うなら、くらいのものですよ?
 どちらかというと、ワタシはアナタに興味があってコンタクトを取ったんですから」
つれだって路地の奥へと進みながら、懐から手帳を取り出す。

「ええ、知っています。最近のアナタは、委員会のお仕事に熱心ですもんね。
 それまでは、朝方クラアナ探索に行って、夕方から夜にかけて酒場でマスターとお話ししながら食事していたくらいだったのに。
 ……あ、最近よく宗教施設に行くのは、仕事を建前にお気に入りの子の顔でも見に行っているんですか?」
浮かんだ疑問をずけずけと口にしつつ、把握しているあなたの行動を並べたてる。

「それで、どの件を手伝わせてくれるんでしょう。
 ワタシが得意なのは尾行と情報収集です。それ以外でもやれないことはないですけど」
回りくどい自己PRをしてから、どうです? とあなたの表情を伺った。

in:クラアナ付近


icon
>>ルーザー
「不満、ですか?」
男の歩調に合わせて歩きながら、くすりと笑みを浮かべる。

「強いて言えば、探索者の仕事が、慣れてしまえば単調で退屈なものだったことですかね」
刺激が足りないんですよ、と零す。

「だから、アナタに声をかけたんです。
 アナタからは、ワタシ好みの面白そうなニオイがするので」
何かを期待しているような、そんな表情をあなたに向けて。
赤毛の探索者はふふ、と笑みを深めた。

in:クラアナ付近


icon
>>ルーザー
「ええ、そうです。最近クラアナの探索にも慣れてしまいまして。新しいコトをはじめたいなーと思っていたんですよ」
軽い調子で、あなたの問いに答える。

「なので、詳しいお話、お聞きしてもいいですか?」
そう尋ねながら、そっと人通りの少ない道の方へと視線を向けた。

あなたが言う"仕事"の話は、往来でできるものではないだろう、と。

in:クラアナ付近


icon
>>ルーザー
「人手、欲しいんですか?」
そんな声があなたの真後ろから発せられた。
見れば、にこにことあなたを見上げる赤毛の探索者がそこにいる。

「そういえぱ、人間は売ってないのかって言ってましたもんね」
いつかのあなたの行動を、まるで当然のように知っているふうに言って、お困りですか? と首を傾げた。


in:クラアナ付近


icon
「まぁ、でも」
瞬間、距離を詰め。警戒態勢を取られる前に、背後から強烈な一撃を叩きこむ。
崩れ落ちたキカイが完全に動かなくなったのを確認すると、そっと息を吐いた。

「……うん。100層超えてもこの程度なら、余裕ですね」
赤い髪が翻る。
バラバラになったキカイの残骸を踏みつけて、さらに奥へ、下へと潜ってゆく──……

in:クラアナ内部


icon
「うーん、ひどくないですか? 今回はゆっくり100層を目指そうと思ってたんですがねぇ」

一つ下の階層に足を踏み入れた瞬間、今まで遭遇したことのないタイプのキカイに拘束され、気が付けば一気に50階以上深くまで引きずり降ろされてしまった。
100層を目指していたはずが、すでにここは140層。

「やったーようやく100層だー! ……という感動のタイミングを失ってしまいました。残念です」
ぶつぶつと呟きながらも、遠目に動く存在を認め、武器を構える。

in:クラアナ内部


icon
「不意打ちですか? 用心しましょうかねぇ」
聞こえてきた声にそう呟いて、そのまま中へと入っていった。

in:クラアナ付近


icon
「何だか慌ただしいですねぇ」
少し離れた路地裏から、穏やかではない空気が流れてくる。きっとあの道の先を覗きに行こうとしたら、追い返されるだろう。だからそばの建物の屋上に腰を下ろして、上から辺り一帯を見下ろした。

「~♪~」
その場が静かになり、人の気配がなくなるまで。
ゆらゆらと楽しそうに、赤毛は揺れているだろう。

in:娯楽区画



Line

「ワタシの好奇心を満たしてくれるなら、何でもいいんですよ」

今日もその探索者は、ふらふらと昏い穴に出入りする。



・中性的な体型で声も中性的。
・いつも楽しそうに目を細めている。
・面白いと感じたものに没頭しがち。
・今はまだ全身生身。

memo
画像は【五百式全身メーカー】にて作成しております。
大体独り言。やりとりは置きレス。R18OK。男女問わず。