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No.393894237
ギュナス
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age:34
sex:男
height:217cm
weight:112kg
Favorite:快楽
Hate:

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楽しませろ。
Items
iconCuraanaNow

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特に何をするでもなく、適当に腰掛けている。
やがて手持無沙汰になったのか、
身の丈を超える大剣を弄び始めた。危険。

in:ブラックボード


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「呑気なツラしやがって。」

猫を見て一言。

in:ブラックボード


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良いとは言えない見た目の輩でもある。

in:ブラックボード


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「"そっち"も"あっち"もだ。」

声が耳に入れば、顎で示す。
捉えていた、その刹那すらも。

「利口だな。
 そのくれーが丁度良い。」

対する男もそれ以上の動きは見せず、
施しも気概も渡しはしなかった。

in:ブラックボード


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「この辺は訳の分かんねーヤツも居りゃ、
 やべーヤツも居っからな。」

「おっかねーならとっとと上に上がんな。」

と、何処へと言うまでも無く虚空へ語り掛ける。
最も男の知るこの場は随分と前のことだが。
虚空は何も語らない。宣告の様でもあった。

in:ブラックボード


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「(ガキ、増えたな。)」

大男は鎮座する。
相も変わらずガラの悪い者達の間に。

in:ブラックボード


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「久し振りに顔出してみりゃ、
 いつも通りか。」

「汚くねーのに勿体ねぇこったな。」

言いつつ、ははーんと腕を組み見守る。
大男でありながら近付こうとしないのは
ブラックボードの人々と同様の思考だ。

in:ブラックボード


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「おう。なんとかな。
 ガッツリもってかれたもんでよ、
 残ったシザイで呑気してんだ。」

ヒラリヒラリと手振りをする
久方振りの大鎧。以前の様な圧力は無く。

「きっちりやってんだろ、今居るってこたぁよ。
 俺ァ当分こんなんだが、精々頑張んな。
 長くなったな、先がよ。」

in:クラアナ付近


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「……。
 34万、だぁ?舐めてんのか?
 あんなワケの分かんねーもん
 置いときやがってよ。」

in:クラアナ付近


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「ぁ、――…………。」

けれど、理解した時にはもう既に遅い。
女の身体は男を振り払い、そして己が身を地に放り出した。
それを見透かしていたかの様に残りの男達が近付く。

女は、闇に堕ちた。
暗闇の中で影が蠢く。

助けでも求めたのか、
天へと伸びた腕は小枝が折れる様にすぐに地に堕ちて。


――影は、蠢く。
   肉欲の儘に。晩餐の様でもあった。

 

in:ブラックボード


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――怒号と悲鳴が、
ブラックボードを奔り抜ける。

数人の男が一人の女を追う。

女は縋る表情で、
男達は獲物を目前にした獣の様に。

その様は、既に意味を為していない。

「――!」

甲高い悲鳴が発せられる。
女は一人の男に腕を掴まれ、
そうはさせまいと力任せに振り払う。

抵抗のためだけの力は、
女の身に一度は安全を齎して。
 

in:ブラックボード


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「先生、ね。」

鎧がカタカタと音を立てる。

「良い感じになってらァ。
 そーだよな、詳しそうだったもんな。」

先刻のやり取りを思い返せば更に笑って。
大鎧は珍しく音を立てずに立ち去っていた。

in:ブラックボード


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「ほーん。
 中で使えるのが――……。
 ああ、キカイだからか。」

だから類似したものがあるのだろう、と納得した。
そして微笑ましくも感じて。ガラにも無く。

in:ブラックボード


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「はん、」

兜の向こうで、男は笑って。

「こんなトコで生きてるガキはつえーや。
 だってよ、あんちゃん。
 払うもの払うつってんだ、
 聞いてやんのはそっちの方かもな?」

なんて、茶化してみる。
逞しい者だ。良くやっている。
それは鎧の内に秘めて。
 

in:ブラックボード


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「暇潰し所じゃなかったな。」

へへ、と肩を揺らした。
ガラにも無く聴き入ってしまったのは、
あまりにこの世界と
かけ離れた旋律だったからなのかもしれない。

「――とぉ、いつかのガキじゃねーか。
 別の楽器が来たな。」

いつもの喧騒さだ、と。
 

in:ブラックボード


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それが旋律を響かせる間、
男は一つとして音を響かせはしなかった。
僅かでも動けば響く身だ。

それは、男の望みでもあった。

「…………たまげたぜ。
 そんなちっこいクセに良い音出しやがる。」

そして、演奏を終えれば漸く口を開いて。

「おめーんとこのも悪くねぇぜ、あんちゃん。」

そう感想を述べて、兜の背面を叩いた。
何処かバツが悪そうだ。
歌、旋律――……そう云ったものに、縁が薄かった。
 

in:ブラックボード


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「――……なるほどな。
 コイツは魔法だ。」

その動きを見る。旋律を聞き入れる。
どれもが男には知り得ないことだった。

演奏には、人の手が必要だ。
楽器には、人の手が必要だ。
そんな常識を覆された。

そして、それが奏でる旋律は、
男が知るどの楽器とも、似付かない音色だった。

「ああ?…………ああ、歌か。
 そうかもな?」

なんて、思い当たる節を聞き入れて。
男もまた、聴き入った。
 

in:ブラックボード


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「ほー…………?
 こりゃどうも。」

説明を受ければ、
存外しっかりと受け取り感謝の言葉を漏らす。
正に巨大な子供なのかもしれない。

「魔法が使えるってことだろ、よーするに。
 馬鹿には出来ねーからよ、
 俺ン中で考えても利口だぜ。」

うんうんと頷く。
男にとって、魔法もまた特異なモノだった。
ちなみにこの男にその適正は無い。尚更である。
 

in:ブラックボード


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「でん、き――…………。」

ガシャリ、と大鎧は兜を傾げて。

「よく分かんねーが、良いじゃねぇか。
 俺には出来ねーからよ。」

大鎧には二人の様な技術は持ち得ない。
故に、賛美する動機は酷く些細だ。
単純な思考故に、それ以外の動機は無いのだが。

「ほー……よくやるな。
 まーたしかに、出来上がってくのは
 見てるだけでも面白れーわ。」

見学するだけの大男は、
チラリチラリと二人の手元を世話しなく見る。
手持無沙汰が故に気になることが多い。
 

in:ブラックボード


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「おう。
 イジメられちまってよ、マジ泣けるぜ。
 溜め込んでたら持って来やがったしな。」

ハァ、と大袈裟に体を揺らし溜息をついた。
文句が出る程度。まだ余裕が見られる。
キカイとの交戦の日々もそこまで支障を来たしていない様だ

「ほーん……!
 おめーも良く出来てんじゃねーか。」

「光ってんぞ。魔法か?」

男にとって、点灯は魔法の所作であった。
感心した声を漏らす。
 

in:ブラックボード



Line ニンゲンとしては巨大な背丈の大男。
に、見える姿に、全身に鎧を纏っている。

「とうとう地獄行きかと思ったが……。

 そうじゃねぇみてぇだな。」

「ハハッ、天国でも無さそうだが。」


男は笑い、の血を進んで行く。
果たしてこの世界は天国か、地獄か。

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ログ公開等、良識の範疇ならば遠慮なくどうぞ。
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