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No.416687609
キカイのテンシ
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age:17周年!
sex:無性別❤
height:170cm☆
weight:43kg!??
Favorite:力、古の書物
Hate:理想

Comment
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される』
Items
武器1
人類文明時代の本
武器1
コンバットナイフ
iconCuraanaNow

icon
ニンゲンは、走馬灯という便利な機能がついているらしい。
もう少しニンゲンであれば、僕も見たのだろうか。

どうせ『自分』は終わるのだと、終わりの前の一興を求めた。
記憶のメモリを読み込むと濁流のように情報が流れ込む。
頭がおかしくなりそうだ。

初めて約束を守った。
その日一日死なないように過ごしていた。
忘れないよう、記録を読み返していた。

少女の『家』を見たことを思い出した。
仕事だったから、危険な目に遭わないよう家まで送った。
でも、その『家』も、彼女を守れる安全な場所ではない。
あの行動に意味はあったのか?

特徴的な耳の君に、僕のことを話した。
話して何になった? 僕と違って彼は忘れない。
忘れないことが、どれほど面倒で苦痛で気分を害するか、僕が一番知っている。

初めて、他者と共に探索をしたことを思い出した。
不快なヤツだった。桜という、花の名を思い出した。

ああ、こんなもの、見ないほうがよかった。

「さっさと殺れよ」

汚染されたキカイに向けて悪態を吐いたのが、最後の記録だった。

in:クラアナ内部


icon
ニンゲンは、走馬灯という便利な機能がついているらしい。
もう少しニンゲンであれば、僕も見たのだろうか。

どうせ『自分』は終わるのだと、終わりの前の一興を求めた。
記憶のメモリを読み込むと濁流のように情報が流れ込む。
頭がおかしくなりそうだ。

初めて約束を守った。
その日一日死なないように過ごしていた。
忘れないよう、記録を読み返していた。

少女の『家』を見たことを思い出した。
仕事だったから、危険な目に遭わないよう家まで送った。
でも、その『家』も、彼女を守れる安全な場所ではない。
あの行動に意味はあったのか?

特徴的な耳の君に、僕のことを話した。
話して何になった? 僕と違って彼は忘れない。
忘れないことが、どれほど面倒で苦痛で気分を害するか、僕が一番知っている。

初めて、他者と共に探索をしたことを思い出した。
不快なヤツだった。桜という、花の名を思い出した。

「……」

ああ、こんなこと、しなければよかったな。

[size:s「さっさと殺れよ」[/size]

汚染されたキカイに向けて悪態を吐いたのが、最後の記録だった。

in:クラアナ内部


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いつも通りの、ひとりの探索。
ここ数日幸運が続き、死のルーレットは生に当たり続けていた。
だから、調子に乗ったのかもしれない。

遭遇した敵は珍しく、いつもよりも少し、手強いと思った。

早い内にそれに気づいて退いていれば間に合った。
死が、当たり前なものだから、
生存本能も削ぎ落ちていたのだろうか。

キカイの一部が足を貫いて、立てなくなった。

「は? ……は、はは……はあ……」

血は吐かない。天使に通う血などあるものだろうか。
足場の不安定なハコに、肩が着いた。
不気味なトゲに覆われたキカイが迫る。
不味い、これは逃げられないな。
離れた位置に、白い肌の片足が転がっているのだから。

「あー……痛……」

in:クラアナ内部


icon
いつも通り、探索の日。
死のルーレットも調子が運良く生に当たり続けていた。
だから、調子に乗ったのかもしれない。

遭遇した敵は珍しく、いつもよりも少し、手強いと思った。

早い内にそれに気づいて退いていれば間に合った。
死が、当たり前なものだから、
生存本能も削ぎ落ちていたのだろうか。

キカイの一部が足を貫いて、立てなくなった。

「は? ……は、はは……はあ……」

血は吐かない。天使に通う血などあるものだろうか。
足場の不安定なハコに、肩が着いた。
不気味なトゲに覆われたキカイが迫る。
不味い、これは逃げられないな。
離れた位置に、白い肌の片足が転がっているのだから。

「あー……痛……」

in:クラアナ内部


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「アレを監視するの、イヤだなぁ……」

大した騒ぎにもならずに済んだ様子にホッとする。
容疑者とは、誰だろうか。
また何か、騒ぎでもあったのだろうか。
後で本部に戻って報告書を漁る必要がある。

隊員達にご苦労さま、と心の中で呟きつつ
店に並ぶ本を見つめた。
珍しい、紙の本だ。

in:アンダーボード


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「コワ~……」

これは無関係を装いたい生存価値向上委員会メンバー。

in:アンダーボード


icon
「コワ~……」

これは無関係を装いたい生存勝ち向上委員会メンバー。

in:アンダーボード


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「……」

頭を抑え、気分が悪そうにしてから
周囲の賑わいから外れるように帽子を深くかぶり直した。

in:クラアナ付近


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「は? なんですか?
 何か用が。委員会案件でしたら歓迎ですよ。
 今ちょうど弾丸が余ってるんです」

*機嫌が悪い*

in:クラアナ付近


icon
「チッ……」

舌打ちしながらアナから出てきた。
見て分かる程度に機嫌が悪い。

in:クラアナ付近


icon
「いやあ……楽だったな……」

本当に何もしなかった。
デカくてゴツい銃をしまいながら服をはらう。
大した汚れもついていない。

in:クラアナ付近


icon
「僕がミスしたのではありません。
 ……修理に出たほうがいいんじゃないですか」

キカイ様に物理的に当たるわけにもいかず
遠回しにヒトのせいにしている。

「……その手順で、合ってるはずなんですけどね」

もう一度、申請を行った。

in:クラアナ付近


icon
「僕も、いつもは感覚です。
 ひとりの気楽さって、こういう些細な部分に
 現れるんですよね、って

 うげっ……」

相手の情報を見て嫌そうな顔をした。

in:クラアナ付近


icon
「また、探索が趣味の変人が……?」

口調や身なりが場と一致しない人物がちらほら見える。
仮にエデンボードの関係者だった場合、と考えると
頭が痛くなった。

in:クラアナ付近


icon
「ええ~? 説明書置いといたほうがいいかな……。
 説明書読むタイプですか?
 ……委員会が探索者の申請担当キカイに
 口出しできるんだろうか……」

「ふむ……。
 一度、おじさんが申請をしてみてください。
 口頭で説明し辛い……上に、
 僕も試したことがないので」

in:クラアナ付近


icon
「……僕と同じミスをしていますね。
 対象者を選んだ後、進行層を共に申請しないと
 エラーを吐く、はずです。
 受付のキカイの性質だったかと」

in:クラアナ付近


icon
「いや~、助かります。
 じゃあ全部おまかせしますね」

楽が出来ると見るや否や、調子の良い様子で笑った。
探索で汚染が滲む程度であれば、慣れたものだ。

「はは……僕はひとつでも取れたら死にます。
 羨ましいですねぇ。
 お言葉に甘えてジュカイも任せちゃおうかな~」

他愛無い話をしながら、昨日のように先導を取り
クラアナの入口前まで歩いていくだろう。

in:アンダーボード


icon
「……そうですね……。
 いつも、僕は単独行動を主に行っていますから
 守る、というよりは、全部頼む形になるかと。
 もちろん、必要があれば引きずり出してくだされば」

団体行動のだの字も知らない。
見ての通り、仕事ですら単独行動が多いものだから。

「進行範囲は30層。
 先日足を踏み入れて思いましたが、
 ジュカイと仲良くするには手持ちが不安ですので
 ……まあ、親睦会ということで。二人だけですけど」

in:アンダーボード


icon
「……お二方のフォローをする気はありませんけど。
 『真面目』であるなら尚の事、
 関係を囃し立てるのもよろしくはないかと」

「まあ、面倒を見る程度には仲も良い様子に思えますけどね」

in:アンダーボード


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「おや、お気遣いを。
 てっきり、言葉通り恥ずかしいのかと思いました。
 問題ありませんよ。
 忙しく……ないわけでは、ありませんが
 現在は反キの情報待ち、と言うほうが正しい」

クラアナの調査も、約束に混ぜてしまえばいいし、と
不真面目な顔をした。

「いやあ、残念な結果にならなくて良かったです。
 とはいえ、繰り返しリセットをしている身。
 あまり強くはありませんので、その辺りはご了承くださいね」

in:アンダーボード



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クラアナに向かった探索者は、身重であった。
クラアナで生まれた赤ん坊は、汚染されていた。
キカイの素晴らしい技術によって、赤ん坊は一命を取り留める。

治療費のため、体のあらゆる部位を売り、母は消えた。
探索者を続けていた父も、アナで死んだ。

一人残された子どもは、今日も『命の恩人』のキカイに尽くす。
その者は、名を、久貝ひさがいロウェルと言う。




キカイのような真っ白い髪に
汚染したキカイのような真っ赤な目。

このセカイで育ち、キカイのために生きる。
エデンの忠実な民であり、いままでも、これからも、そうして生きていく。

生存価値向上委員会に所属しているものの、
争いごとは頼まれない限りは介入しない。
つまるところ、事なかれ主義である。

病によるものと、複製体が不定期に生成されることから、記憶の保持がほぼ不可能。


全身性三稜鏡型硬化病身体のあらゆる細胞が凝固し、プリズム化して欠落する。
ロウェルが患っている奇病。
そのため頻繁に死を繰り返しており、
複製体も持って生成されるため常に体重が軽い。

生存価値向上委員会の皆様へ

  ご無沙汰しております。
  持病の検査、クラアナの環境変化の調査と続きまして、長期の休暇を頂いておりました。  
  不在の折には、ご迷惑、ご不便をお掛けしまして、誠に申し訳ございませんでした。
  皆様、キカイ様、ひいてはエデンのより一層の繁栄に役立てるよう、精進してまいります。 


――キカイのテンシ  


委員会でのコードネームは『テンシ』もしくは『キカイのテンシ』
持病、もしくはその他の雑用で頻繁に長期の休暇を得ることから、顔を知らぬ者も多い。


ゲームプレイヤー:oldweek
このキャラクターは恋愛・アダルト表現に干渉しません。(向けられても大丈夫ですが、確実に無下にしてしまいます)
R18Gは大丈夫。加害行為も受動能動フリー(好んで積極的に行うことはありません)
もちろんのこと、既に顔見知りでも問題ありません。
ログ公開もご自由に。

返答に平均10分かかりますので、会話の末に時刻が遅くなることがあります。
置きレスしていただいて問題ありませんので、お気兼ねなくおやすみください。

メインキャラクターの『クルクマ』が主に動いています。