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No.460769653
ソグトオール
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age:????
sex:サーモン寿司
height:約180cm
weight:約90kg
Favorite:私を滅ぼす者、薬、サビ
Hate:スメシ星

Comment
モンの民だったもの。身体はシャリと2本の異形生体義体でできている
Items
武器1
錠剤型栄養食
武器1
エンドルフィー
武器1
ブルーシーアイス
武器1
寿司桶
武器1
人類文明時代の本
武器1
ツナ瓶
武器1
ブルーシー
武器1
合成魚肉
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
武器1
ブルーシー
iconCuraanaNow

icon
思い出したくない記憶が思考を塗りつぶし、全身が疼く。
それをぐっと呑み込もうとする。

――呑みきれなかった。
思わず清涼な色の飴玉に触手を伸ばし、胴に押し込んだ。
胸につかえたモヤが、ほんの少しだけ遠ざかった。
欲に抗えない。己を軽蔑する。上から恥を塗る。
その嫌悪も飴の効力が少しだけ振りほどく。

「今すべきことを、
 しなければ……」

重い足取りで、掲載所から離れていった。

in:死亡者掲載所


icon
連なる死亡者名を眺めている。

この光景は、個体に名をつけることのないスメシ星ではあり得ないことだ。
種族の在り方にそぐわない個体が出る杭として打たれることはあれど、誰が命を落としたところでその個に焦点が当たることはない。そういう星だった。

そんな星の中でも、個を尊重したいと語る変な個体がいたのをよく覚えている。
彼であれば、この光景に感銘の一つでも覚えたかもしれない。

「私は彼のように割り切れない。
 私は、個を許されたかったのではなく……
 『同じ』になりたかったのだ」

胸の中にずっしりとしたモヤがかかっている。

「……でも、
 そうなることもできないと……
 彼は見抜いていたのでしょうね」

深く溜め息を。

in:死亡者掲載所


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「ツナ……?
 これも『サカナ』なのですか?

 ……同じモノとは思えない」

ツナ瓶
水底層のマグロで作られた瓶詰め。加熱調理した後調味オイル漬けしたマグロの身がたっぷり詰まっている。味は旧世界のツナ缶そのもの。缶詰に比べると賞味期限は短めなので購入後は早めにお召し上がりください。


食料提供所で手に入れた合成魚肉と
見比べながら唸る者。

in:アンダーボード


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「ツナ……?
 これも『サカナ』なのですか?

 ……同じモノとは思えない」

ツナ瓶
水底層のマグロで作られた瓶詰め。加熱調理した後調味オイル漬けしたマグロの身がたっぷり詰まっている。味は旧世界のツナ缶そのもの。缶詰に比べると賞味期限は短めなので購入後は早めにお召し上がりください。

ツナ瓶
水底層のマグロで作られた瓶詰め。加熱調理した後調味オイル漬けしたマグロの身がたっぷり詰まっている。味は旧世界のツナ缶そのもの。缶詰に比べると賞味期限は短めなので購入後は早めにお召し上がりください。


見比べながら唸る者。

in:アンダーボード


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酒場の扉に触手をかけようとした者が、はっとしてそれを引っ込めた。
聞き覚えのある少女の声が響いていたからだ。

見られないうちに。
逃げるように雑踏に紛れ、姿を消した。

in:酒場


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「青ビームの彼がエクスプロージョンしてしまった……」

in:食料提供所


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アッ そう、なんだ……

 人の弱った心につけこむ……
 そ そう……ですよね……

 あなたの誠実さが何よりも
 さもしい愚かな私のハートをエクスプロージョン……
 これが、地雷セールスの片鱗……ということ……」

触手で胸を押さえて勝手に感傷に浸った。

in:食料提供所


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「地雷……?
 地雷って、心の支えになるんですか……!?」

メンタル限界すぎて興味を持ってきた。

in:食料提供所


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「むしろどうして耐えられるんですか……?」

震え声。

in:食料提供所


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ゴクリ……!

 ……て、アレ?
 それってもしかしなくてもほぼ今の私では……


何かブツブツ言っとるが、
あなたが飴に対する期待を高めるのを見受ければ、
嬉々として早口になった。

「それはもう!
 私、自信を持って言えますよ。
 これのために生まれてきたんだって!

ひどすぎる。

「……まあ、期待させ過ぎても、こう、ハードルが上がりますし、
 ここまでにしておきましょうか。

 では、トルトーさま……是非、その時が来たら……
 寿司と比べてみての感想、お聞かせくださいね」

そうしてゆる顔の助言者は席を立った。

in:食料提供所


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「あっっっ!その飴!
 あなたもラクト様のお客様なのですね。
 本当に顔が広い……

 まだ憶測に過ぎませんが……
 寿司と飴が秘めたこの可能性はファンタスティックです。
 ここ一番の収穫かもしれません!」

急に声音にハリが出てきた。何なんだ。

「でも、まだ使ってないなんて……
 もったいないですね……
 いや、使わなくても辛くないなら、
 そっちの方がいいのか……?」

in:食料提供所


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「たぶんこれと同じです」

ブルーシー
恐怖を取り払う飴。強い依存性有り。


絶対違うゾ。

in:食料提供所


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うわあ!急に情報増えた!

うわあいうな。

「ふうむ、酸っぱいという感想は以前も聞いたことがありますね。
 しかし、おいしさに関しては……
 えーと……言うのだろうか、と言われましても……

 あっそうか!!
 良い気持ちということは……!」

何やらマントの中をガサガサとして。

(続)

in:食料提供所


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「食べるのに……都合の良い生き物……」

妙に落胆した声を出した。
何かショックなことでもあったのだろうか。

が、あなたが寿司を口に運ぶとなれば、
椅子から腰を浮かせてそちらに注視する。

「なるほど、味が……ある!

 味が……

 ある……」

着席。

「……んえぇと。どんな味?とか……
 おいしいかまずいか?とか、は……」

身振り触手振りして情報を引き出そうとする者。

in:食料提供所


icon
食べるのに……都合の良い生き物……

妙に落胆した声を出した。
何かショックなことでもあったのだろうか。

が、あなたが寿司を口に運ぶとなれば、
椅子から腰を浮かせてそちらに注視する。

「なるほど、味が……ある!

 味が……

 ある……

着席。

「……んえぇと。どんな味?とか……
 おいしいかまずいか?とか、は……」

身振り触手振りして情報を引き出そうとする者。

in:食料提供所


icon
「ま まあ……その……似たような見た目でも
 頭部だったり、生物だったり
 ということもあったりはするんですが……
 それは食べ物です!」

それから、少し慌てたように赤い触手を振る。

「ああ、いえ、そちらはあなたが購入したお食事……
 できれば、トルトーさま……あなたの感想をお聞かせ願いたい。
 私はその……
 "味"という感覚が、わからないので」

in:食料提供所


icon
「最近のブルー光線の彼……
 なぜか親近感を覚えます……」

顔の造形的な意味で。

in:食料提供所


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「ご覧になったことがありますか?
 そちらは……寿司スシなる食物……

 私は、モンの民……
 ちょっと諸事情で、寿司を探究する者です」

in:食料提供所


icon
「……素晴らしい。
 ぴったりです」

in:食料提供所


icon
fusion...

(続)

in:食料提供所



Line File.8 懐かしい声
『あいつ、また失敗したのか』

『出戻りらしいじゃないか。
 一度サビを抜かれた奴は、サビを入れ直しても『腰抜け』なんだなあ』

『おい、言い過ぎだぞ』

『おとなしくサーの集落で暮らしとけば良かったものを』

『あっちの待遇が悪かったんだっけ?』

『ひょっとして、スパイとかなんじゃ……』

『……一度、問いただしてみるか?』

『殺したって変わんねえだろ。
 サーの民みてえなもんだし』

『気の毒な奴だ。どこにも居場所がないとは――』




File.7 泡沫
キカイに体を羽交い締めにされた。
尖った先端が左腕に食い込み、抉り落とされた。
胸と腹を乱暴に掴まれ、胴を手折られた。
奪われたものはクラアナの奥深く、もう戻ることはない。



やめろ。
やめてくれ。

これ以上、私の記憶を呼び覚ますのは。



『それでは手術を始める』



体を羽交い締めにされた。
尖った先端が――



『頭部を切開する』



そうだ、飴……ラクト様から受け取った、飴――



『おめでとう、手術は成功だ。あなたは今日から、サーの――』




File.6 一斉審査
探索者全員が集められ、審査が行われた。
思い出すだけで、全身のシャリが弥立つ。

少量だが、サビを奪われた。
私の、サビ、を。



……疑問だ。

あの青白く光る探索者が光線を発射した時、
なぜ私は仮面を跳ばしてしまったのか。
やはり審査以来、触手の制御がおかしいように思う。

キカイは、我々の力が強大すぎては困るのだろう。
サーの民がモンの民を疎んだように。

遠き日の声を忘れることはない。



『それでは手術を始める』



反吐が出る。




File.5 私の姿
私の姿は、やはりこの星の人類にとって恐ろしいものらしい。
怯えられ、逃げられ、危うく武器を向けられるところだった。

私の頭部は異世界の食品『寿司』と酷似し、胴体はヒトモドキに酷似しているという。
Lactという名の探索者に頼んで、姿を隠すための外套を手に入れた。
これで少しは馴染めればいいのだが……




File.4 汚染日々クラアナに潜る。

敵の弱点は見えた。
この身の鍛え方も心得た。
しかし、深く進むごとに滾る高揚だけは慣れることがない。
これは、キカイを汚染するウイルスの影響らしいが、
生身の人類であっても、危険なもののようだ。
除染の処置を行うたびに、生きた心地がしなくなる。

一瞬の気の緩みが命取りとなるだろう。




File.3 タコワサ
シザイが集まったことで、新しい義体を手に入れた。
キカイの身体よりも、だいぶ楽だ。

この義体を見ていると、昔匿ってくれたタコワサの民のことを思い出す。
馴染みが良いと感じるのは、そのためだろうか。




File.2 キカイの身体
キカイの力は凄まじい。探索者たちの悲鳴は絶えない。
モンの民としての戦の勘は、限られたシャリを削り落とさざるを得ないと判断させた。

……しかし、この身体は辛い。
何かに乗っ取られそうになる。
きっとこのままではこの先、生きていけないだろう……




File.1 モンの民
モンの民とは、スメシ星に住まう民族のひとつである。

私たちはかつてはサモの民と呼ばれていたが、
今ではサーの民とモンの民に分かれ、対立を繰り返している。

対立の原因は、生まれつき、頭部に「サビ」と呼ばれる緑色の器官を持つ者と、そうでない者がいたことだ。

我らがまだサモの民と呼ばれた頃、強いサビありは戦で活躍し、サビ抜きは落ちこぼれとされた。
サビを持つ者は運動能力に長けて気性が荒く、サビを持たない者は非力で温厚だったのだ。

しかし、時代が進むことで立場は逆転。
スメシ星全体が平和になったことで、サビありは乱暴者扱いされ、嫌われ始めた。
ついには、サビを持って生まれた子に手術を施し、サビを抜く親も現れた。

数を減らしつつも、サビありの者たちは抵抗を続ける。
それが我ら、モンの民。

……しかし私は、我々サビありが戦を重ね、勝ち取ったはずの平和が、
このような形で乱されるのが耐え難かった。
腰抜けと言われながらも、私は仲間たちを見捨て、スメシ星を脱出した……

そして漂流したのが、こんな人を人とも思わぬ土地だ。
きっと、裏切り者の私への天罰なのだろう。

私は漂流の道中、異界の言葉を知った。
このような有様を、「身から出たサビ」と言うらしい。