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No.473743608
七峰 陽
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age:11→12
sex:male
height:164cm
weight:50kg
Favorite:猫、物乞いの子供
Hate:unknown

Comment
「……今日は飯、食えるかな」
Items
武器1
合成魚肉
武器1
合成野菜シート
武器1
固形食(レッド)
武器1
固形食(チョコレート)
武器1
もちもちのねこぐるみ
武器1
ナノマシンヘアカラー
武器1
お菓子の包み
iconCuraanaNow

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返事を聞けば「ん」と短い返事をしてレジへ向かい
買い終われば、バールに修理部品にと
雑に詰められた袋を片手で器用に抱えて戻ってくるだろう。

「薬屋は……今すぐ行かなくても良いかもな」

買おうとしていたのは扉をどうにかするための品だが、
当初の予定とは違えど、ここで入手することができた。
これで扉が開くなら、目標は達成だ。

「溶かすやつ以外に要るもんも特に……なかったっけ?」

抱えた袋を一度抱え直して
またきみの手を握りながら、やや自信なさげに聞き返した。
考えるのはやっぱり苦手だ。

in:マーケット


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振りほどかれなかった手は繋がれたままだ。
しっかり、けれど君の手が痛まない程度の力で。


「これは金槌…トンカチとか、ハンマーとも言う。
 叩いて釘打ちつけたりするやつ。
 そっちは……」

一つ一つ、子供が手に取った順に
知っているだけの使い方を説明して。
時々使えそうな品を見繕っては、修理用にと確保していく。

「ん……?それ、バールか」

手に取り、重さや硬度を確認して。

「あー……確か…なんとかの原理…ってやつか。
 溶かすより準備も楽そうだし、買って試してみるか」

授業をサボっていたからてこの原理が出てこなかった…
でも説明を聞けばなるほど、と納得し
それも一本、購入予定品に加えて。

手持ちのシザイの量と合計の値段を、やや時間をかけて暗算し
「ん、足りそう」と頷いた。

「他に何か気になるもんあるか?」

特になければ、そのままお会計に向かってしまうだろう。

in:マーケット


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「人多いし、はぐれるかもしれないだろ」

…そんなすぐはぐれそうな程ではないが。
いけしゃあしゃあとそう言い返し。

「あー…危ねぇもんな…。
 んじゃ先にあっち行くか」

頷き、工具店へと入っていく。
棚には金槌や鋸、釘抜…と様々な工具が並び。
少し奥には小型の斧なんかも置かれているだろう。
別の棚からは、やや薬品くさい匂いがする。
塗装用のスプレーやペンキ、マシンオイルなんかもあるようだ。

店主は来客に気付き一度入口を見たが、
金のなさそうな子供二人に舌打ちして作業に戻っていく。
…追いだしたり、怒鳴りつけたりする気はないらしい。

「ノコギリ…は刃入れる隙間がねぇか。
 他に何か使えそうなのは…」

in:マーケット


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――ぼろ衣を羽織った子供の手を引き、店の立ち並ぶ通りへ。
露店に視線を送り、店の看板を読み……少し考え。

「薬屋…とか探せば良いのか…?
 多分あっちの店がそうだと思う」
「あっちは工具とか売ってる店っぽい。
 使えるやつがあるかわかんねぇけど…一応」

と二つほど店を指差した。
どっちに行くかは任せる気らしい。

in:マーケット


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in:マーケット


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露店を順に眺め、店に入り。
時々何かを買っては、残ったシザイの量を確認する。

必要な物は多いが、シザイはそう多くない。
食費は削れないから、あと使えるのは……
……やや時間をかけて暗算を終え。
また別の店へと歩き始めた。

in:マーケット


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酒場の奥で皿洗いの仕事をしている。
騒がしかったり静かだったり、色んな日があるが
少年は変わらず、黙々と作業をするだけだ。

in:酒場


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店の奥でバイトしている。
寒くなってきたので皿洗いの水が冷たい。

in:酒場


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「……言ったろ、無理に付き合わせてたんだ。
 俺が居ないほうが、あいつは安全だよ。
 だからもう組まない」

効率無視の、感情一辺倒な回答が返ってきた。
シザイを安全に、効率的に稼ぐよりも
少年にはそちらの方が重要だったのだろう。

「まあ失敗したら別の奴呼べばいいしな……
 呼ばれる方からしたらたまったもんじゃねぇけど。
 おー、それだそれ。 ほんと詳しいなお前。
 太陽って性格でもねぇから、よく言われたんだよ」

名前自体は嫌いじゃないけどな、と付け足して。

「わかってる、もうヘマはしない。
 そっちも…心配する程弱かねーだろうけど、気つけろよ。
 またな、ミオ」

出口から外へ出て、振り返って君に小さく手を振り。
少年はそのまま治療所へ歩いて行ったことだろう。

in:クラアナ内部


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「マジで遠慮しねぇのな……未練は、あるけど
 …言っても仕方ねぇだろ。 もう別れたんだから」

こいつ遠慮無さ過ぎてその内誰かに怒られるんじゃないか??
なんて心配を密かに抱きつつ、そう言って溜息を吐いた。

「小難しそうで近付いたこと無かったけど
 あそこ異世界人も調べてたのか……
 売れるくらい知識がありゃ、シザイ稼ぎになったかもなぁ。
 …転送に事故なんてあんのか? ここの技術、たまに適当だな…
 おー、よく似合ってねぇ名前だって言われるよ」

こちらに来て、名前の意味が通じなくなってからは
一度も言われたことはないが。

「おう、気を付けるよ。
 今変なのに絡まれたらまあまあ死ぬしな……
 動くのは慣れてきたし、もう本当に平気だ」

支えにしていた壁から手を放す。
もうさっきのように転びかけることはないだろう。
たまに若干ぐらつくのは見逃して欲しい。

in:クラアナ内部


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「お前遠慮ねぇな……いいけどよ…
 ……喧嘩はしなかった、円満解消だ。
 元々、俺が無理に付き合わせてたんだしな…」

……言葉にしてて少し落ち込んできた。
相談する相手も碌に居なかった為か
一度口を開けば案外素直にそう話して。

「研究って……なんか上の方にあるトコでか?
 へぇ、んな調べて何か良いことあんのかね…
 ……そういや俺、いつこっち来たんだっけな。
 カレンダーもねぇから、あんま覚えてねぇや。
 ん、俺は陽だ。 よろしくなミオ」

上の方、とは研究区画のことだろう。
異世界人を調べてどうしたいのかは、少年にはよくわからないが
君が楽しそうなら、話すのもそう吝かではなさそうだ。

「お? マジだ、出口こんなとこにあったんだな…
 ありがとな、ミオ。 お陰で助かった」

in:クラアナ内部


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君が納得したような反応を返せば
良かった、上手く誤魔化せた…と息を吐く。
けれど続いた言葉を聞けば
また視線を彷徨わせて言いづらそうに。

「あー………まあ、組んでる奴は…居た。
 ……一人で来たこと、殆ど無かったから
 不意っつーか……まあ単に力不足なんだろうな。
 ……異世界人、珍しいのか?
 そういや俺も知り合いに居ねぇや…」

多い訳でもない知り合い達を思い出して。
もしかしたら、話題に出ないから
聞かなかっただけかもしれないけれど。

「おー、よく知ってんな。
 俺んトコにもあった言葉だ、懐かしい。
 お前ほんとに詳しいんだな」

礼はいらない、と言われてまた少し驚く。
こちらに来て以来、無償の親切は珍しかったから。
良い奴だなぁ、なんて考えながら後に続く。

丁度階層の境目だったので
出口はそれなりにすぐ近くに見つかるはずだ。

in:クラアナ内部


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「あ……いや、なんでもない。
 ……ちょっと寝ぼけてたんだ」

少年は嘘が得意ではない。
頭の回っていない今は尚更わかりやすいだろう。
君から露骨に視線を逸らしている。

「超常か……見たことねぇや。
 あんま色んな奴と組むこともねぇし。
 殴る以外にも戦い方あんだな……
 ん、おう。 異世界から来たよ。
 だからこっちのことはあんま詳しくね……
 お、おう……いや、あれ倒せんなら十分強ぇよ、うん」

勢いに押されまくりだ。
律儀にも喋られた分喋り返そうとするが
ぽんぽん繰り出される言葉に押し負けている。

「っ、悪い……余計手間かけるな…
 シザイはあんま持ってねぇけど、
 礼はなんか、用意するから」

相変わらずマシンガントークに押されつつ、
ぐいぐいと引っ張られれば
少年はふらふらと付いてくるだろう。
血塗れなので絵面がちょっとホラーだ。

in:クラアナ内部


icon
「……お、おはよう……」

その勢いに押されるように、頷きながら挨拶を返して。
一瞬だけ、何かを探すように周囲を見たが
すぐに頭を振って視線を君に戻す。

「魔法……? そういうのもあるのか、この世界…
 悪ィ、助かった。 …って……
 ……お前強いんだな……」

魔法という単語に僅かに目を見開いて、
指差された方を見てぱちぱちと瞬き。
無表情な少年だが、どちらにも驚いているようだ。

「ん………平気。
 さっきまでより、大分マシだ。
 外までなら自分で行ける……、っ」

傷は塞がったとはいえ、頭部を強打している。
治療によって動けるようにはなったものの
未だすべての不調が消えたわけではない。

言っている端から貧血による立ち眩みを起こし
ぐら、と揺れて壁に手をついた。

in:クラアナ内部


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やけに明るい声だ、子供なのだろうか?
こちらに来てからはあまり聞かない類の声だ。
聞き覚えもないのに、妙に懐かしくなった。

「……っ……」

僅かに開いていた視界に光が映って
反射的に目を閉じる。
キカイの治療とも違う、不思議な感覚。
引いていく痛みに小さく息を零し
今度こそ、ふらつきながら起き上った。

「………今の光は…
 ……お前が助けてくれたのか?
 ここに居たキカイは……」

目に付いた血を擦って君を見る。
頭部の傷以外は無事だったようで、
傷も塞がった今、貧血以外には
目立った不調はなさそうだ。

in:クラアナ内部


icon
妙に目が開きづらいし、頭がガンガンと痛む。
何でこうなっていたのか、痛む頭のせいで
思考も碌に纏まらない。

聞こえてくる声は、知らない奴、だと思う。
治療、動けない、殺される……
言葉の意味はわかるはずなのに
回らない頭は簡単な答えもすぐには出せず
少しだけ悩むような間が空いて。

「……死ぬ、のは こ まる

霞のように、消えかけた声で
少年はそう答えた。

in:クラアナ内部


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近付いてみれば僅かに呼吸しているのがわかる。
頭部からの出血は激しく
傷もそれなりに深そうだが、まだ死んではいないらしい。

今まさに追撃しようとしていたキカイを
あなたが潰したお陰だろう。

「…………ぁ…」

声に反応し、ぴくりと指先が動いた。
薄らと意識も取り戻したらしく
起き上ろうとする仕草も見せるだろう。

流石に力が入らないのか、
またべしゃりと地面へ倒れ込んだが。

in:クラアナ内部


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潜り始めてどれ程か
奥へ進む道を見つけて、踏み込んで
それが多分、良くなかった。

一人で穴へ潜った少年は
キカイに追い詰められ、逃げ道を失っていた。

「…………くそっ…」

この間と同じだ。
キカイの巨体
振り上げられる腕
倒せるだけの力はなくて。

でも今は、死なせたくない子供は居ない。
少しだけ安堵した。
良かった、俺が倒れてもあいつが死ぬ訳じゃない。
だから 何も問題はない。


風を切る音がする。
振り下ろされた腕が迫ってきて
頭上に暗い影が落ちる。

負けるのは悔しくて、怪我をするのは痛くて
目的を果たせないのは嫌で
でも、死ぬこと自体は、別に怖くなかった。
昔からずっと。



「 ……―― 、 」


小さな呟きは誰にも届かず。
鈍い音が頭に響いて

少年の意識は、そこで途切れた。

in:クラアナ内部


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潜り始めてどれ程か
奥へ進む道を見つけて、踏み込んで
それが多分、良くなかった。

一人で穴へ潜った少年は
キカイに追い詰められ、逃げ道を失っていた。

「…………くそっ…」

この間と同じだ。
キカイの巨体
振り上げられる腕
倒せるだけの力はなくて。

でも今は、死なせたくない子供は居ない。
少しだけ安堵した。
良かった、俺が倒れてもあいつが死ぬ訳じゃない。
だから 何も問題はない。


風を切る音がする。
振り下ろされた腕が迫ってきて
頭上に暗い影が落ちる。

負けるのは悔しくて、怪我をするのは痛くて
目的を果たせないのは嫌で
でも、死ぬこと自体は、別に怖くなかった。
昔からずっと。



「 ……―― 、 」


小さな呟きは誰にも届かず。
鈍い音が頭に響いて

少年の意識は、そこで途切れた。

in:クラアナ内部


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「…………行くか」

クラアナの入り口前。
鞄を背負った少年が、小さな溜息をひとつ吐いた。

いつも共に赴く子供の姿はなく
辺りに居る誰かに、声をかけて誘うでもなく。

ひとりきりで、歩き出して
アナの中へと向かって行くだろう。

in:クラアナ付近



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七峰 陽(ななみね よう)
無表情な子供。
喧嘩っ早くて短気で愛想なし。
典型的な不良少年。
別の世界で暮らしていたが、ある日突然クラアナへ迷い込んだ。
出来るだけ整った生活を送るため、シザイ集めにも積極的。


最近は物乞いの少年とよく一緒にクラアナを探索している。


猫がとても好き。
猫からも好かれやすい。

時々酒場の奥で皿洗いのバイトをしている。


こちらに来たのがいつだったか、どんな状況だったか。
詳しくは思い出せない。


こちらに来てからの傷は全て綺麗に治っている。元から付いていた傷跡以外は。


旧:全体図

検査着


新規:全体図


PL向け

置きレス亀返信多発。
のんびりお付き合いください。
交流やメッセは歓迎です。

BL/R-18/R-18G  〇
HL/スカ/虫 △
暴力などはフリーですが、設定上殺害まで行くとちょっと困るので
死なない程度の暴力にして頂けると助かります。
(センシティブロールの方はうちよそ相手と流れによっては……レベルなので
 それ目的で来られても断る場合が大半だと思われます)
嫌だなと思ったら逃げます。お許しください。

ログ公開は悪意が無ければフリー。