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No.492526873
ナナミ
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age:19
sex:♀
height:168cm
weight:61kg
Favorite:義理の妹、美味しいご飯
Hate:自分の身体

Comment
「これでいいんだよね……」
Items
武器1
チップNo.36
武器1
首輪
武器1
動物プラグ
武器1
規格外チップ
武器1
探索者ピンナップ(♀)
武器1
強化チップ…?
武器1
ピーチ・ポーション
iconCuraanaNow

icon
「……お望みなら、なんて。
 やっぱり気分じゃない、なんて言っても
 もう引き下がったりしないでしょうに」

「……」

背伸びをして、あなたの耳元に囁く。

in:娯楽区画


icon
「ん……まあ、それも含めて……
 スリルって言うか……」

ついさっきまで起こっていた"何か"を思い出し、
身体を震わせる。今の自分にとっては、取るに足らない
チンピラに絡まれる事すら、大事件だ。

「……何、心配してくれてるの?
 それとも……新たな脅威がやってきた、って奴かしら」

in:娯楽区画


icon
「……あっ」

頭上から聞こえてくる声。

自分ぐらいの背丈の人間に、こんな上方から話しかけてくる様な
知り合いは多くはない。

「あ、えっと、
 別に用事があった訳じゃないんだけど……
 ちょっと暇だな~、みたいな……」

曖昧に笑いながら、
服に付いた汚れを払っている。

in:娯楽区画


icon
「あ、あの……」

華やかな通りに立ち、
もっと下の階層に居る物乞いの様に、
道行く人々に声を掛けている女がいる。

それに対する人々の反応は様々で、
嘲笑う者。
唾を吐きかける者。
品無く笑い、理不尽と言える対価を要求するもの。

無理矢理にどこかに引っ張り込まれて行き──
しばらく経って、薄汚れて戻ってきた女は
再び通りに立ち、通りがかる人を待っている。

in:娯楽区画


icon
「うう~ん……」

ガラクタに囲まれてうなされている──

in:クラアナ付近


icon
「……はふっ」

緊張の糸が切れてしまったかの様に、
そのまま転がる様に倒れてしまった……

in:クラアナ付近


icon
「そ、そっち……?
 そっちって、どっち……?」

そっちではないのか、自覚がないのか。
痛そうにしながらも、きょとんとしている。

in:クラアナ付近


icon
「……っ、いたた……」

右腕を抑えて蹲ってしまう。
外から見える範囲では、致命傷を負っている様には見えないが。

in:クラアナ付近


icon
「な、なんとか五体満足だ、です……
 成果は無かったけど……」

in:クラアナ付近


icon
「はぁっ、はぁっ……」

息を切らせ、足を引きずりながら女がクラアナから戻ってきた。
脇の方へふらふらと歩いていき、そのままへたり込んでしまう。

「いくらなんでも、ここまで戦えなくなってるなんて……っふ、ぅ」

in:クラアナ付近


icon
「うう~ん……」

下層の積極的な探索を行わなくなってから、
どれぐらい時間が経っただろうか。

それだけが原因ではないが──
すっかりさび付いた様に、あるいは薄い見えない膜に覆われ
締め付けられているかの様に。
鈍り切った身体の状態を確かめる様に。

両手を握ったり開いたり。
脚をぶらぶらさせたり……している。

in:メインボード


icon
「……」

"調整"の帰り、疼きとだるさの残る身体でやってきて、
周囲の喧騒を眺めている。

本当なら安静にしているべきだが、
今の自分には……ここ以上に心の休まる場所が無かった。

in:娯楽区画


icon
「……
  はぁ、は……っ、うっ」

人の多い通りを避けた裏路地を、
力の入らない足を引きずりながら女が歩いている。

途中知らない顔や知った顔を見かけたりしながら、
僅かに開けた袋小路までやってきて
倒れる様に寝転がった。

「きゅぅ……」

休む場所としてここを選ぶのは我ながらどうかしていると思うが、
ここにも、ここで起きうる事にも慣れ切っていたので
不安は感じていなかった。

in:娯楽区画


icon
「……ええ、
 私、まあまあ腕っぷしにも自信があるので
 大丈夫ですよ!……万全なら。

 っ、と、
 私の方こそお見苦しいものを見せてごめんなさい、
 まだ動ける内に休んでおこうと思います!
 ありがとうございました……っ」

ぺこりと頭を下げて、
かなり危うげながらも、何とか立ち上がり。
会計を済ませ、そのままの足取りで酒場を後にする事だろう。

in:酒場


icon
「うう……人が来なさそうな裏路地とか……
 ちょっと前は、クラアナの隅とか……
 更にもっと前は、友達の家にルームシェアを……
 あっ、別に追い出されたとか何かやらかした訳じゃないですよ!
 えー、あれ、何だっけ……
 "ふぇいるせーふ"って奴ですから」

身振り手振りを交えて、何かの弁明をする。
別に彼女にどう思われても、今の自分には関係無いはずなのに……

「今日は……
 ここ1週間ぐらい何事も起きてない、いい場所があるので
 今日もそこで休もうと思ってます……
 何かあれば、それは何かの戒めなのだと思う事に」

in:酒場


icon
「出禁!や、そんな事は決して無いんですけど、
 まあそれは深い事情が……」

今すぐに話せる様な事でもない……といった様子だ。
もじもじしている。

「うぅ……その、
 私、ちょっとした病気の様なもので、
 知らない人とかが近くにいる場所で
 寝泊まりするのはできれば止めておこうって、
 あの、自主的なアレです……」

という事で、この女が公に何か問題を起こした──
といった記録は、今の所は無さそうだ。
今の所は。

in:酒場


icon
「す、すいません……っ、
 と、と……」

出された手を取って立ち上がろう……
とするが、足に殆ど力が入らない。

「だ、駄目かも……それと私、
 今は寝るとか、戻る所とかがなくて……
 ちょっと事情があって宿泊施設も使えないから、
 野宿でもしようと思ってたんですけど」

この状態でその様な事をしたら、ただの行き倒れである。

in:酒場


icon
「そ、そうか……すいません、気を使ってもらってありがとうございます……
 私、その……どこかに連れて行かれたりとか、
 結構そういう事あるから
 あまりたくさん飲まない様に気を付けてたんですけど、
 体調が良くないのかな……」

酔いは醒めている様に見えるが、足元はふらついている。
立ち上がって席に座り直そうとしたが、
そのままぺたんと尻餅をついてしまった。

in:酒場


icon
「しごと……しごと、してないれすけろぉ」

稼げていないどころではなかった!
この様に好き放題をしているのだから、
こうなる前はそれなりに稼ぎ、蓄えを持っていたり
他のアテがあるのかも知れないが。

「あにゅろ……ん、ぇ、あれ?」

ふっと、突然スイッチが切れた、あるいは入ったかの様に
酔いが冷め、我に返った様な反応を見せる。

「一体何が……?えっ、お姉さんどうしたんですか、
 私、ひょっとして何か失礼な事でもしてしまいましたか?」

in:酒場


icon
「ふにゃふにゃ……おかまい~なくぅ~……」
この女、今警告を受けた様な目に遭った事も
1度や2度では無いはずなのだが。
まったく反省も警戒もする事無く、今またここで酔い潰れている。
見ようによっては、敢えてそういう状況に身を投じている様にも見えるぐらい。

「おうちぃ、ないれすからぁ~……」
ずるり、とバランスを崩して
椅子からずり落ちてしまった。ろくでもない酔い方。

in:酒場



Line 9/13 PLが完全に熱中症にやられてしまいました……
   回復までちょっと休みます、すいません……!









管理タグ N-utv No.773 (ナナミ)
キカイ達が生体の貯蔵、調達の為に作った
『ニンゲン牧場』で生まれ、育った少女。

牧場がエデン側の勢力に制圧され、実行される事は無かったが
キカイ達の手によるニンゲンの繁殖実験に使われるはずだった為、
個体を識別する為の認識タグが埋め込まれている。

タグには、繁殖機能を持ったキカイに対する
(必要な生体材料はニンゲンの男性から採取し、本体内に貯蔵。
将来的には母体側もキカイが担い、より安定したキカイ同士での繁殖が計画されていたらしい)

『この個体を殺すな、解体するな、孕ませろ』
と云った命令が書き込まれており、クラアナを徘徊するキカイの中には
このタグの命令を実行する個体が存在する。

"牧場"に存在したキカイだからなのか、システムや型番として近いキカイだからなのか、
考えられる理由はいくつかあるが、真相は不明。



最近、とある事情の為に
戦う力を殆ど失ってしまったらしい。





管理タグ N-utv No.773 (ナナミ)
キカイ達が生体の貯蔵、調達の為に作った
『ニンゲン牧場』で生まれ育った少女。

通常、牧場で取り扱われる『ニンゲン』は攫ってきた成体が主であり、
管理の際に逃げ出したりしない様"処理"されるのが基本であるが、
牧場に連れて来られた女が身籠っており、そこで産まれた彼女は
牧場を管理していた1体のキカイに引き取られ、育てられた。

"処理"はされていないが、生後間もなく重い病気に掛かった際、
親代わりをしていたキカイにはそれを理解できず
ちゃんとした治療を受けられなかった為、後遺症で視力が弱く身体も丈夫な方では無い。

牧場が崩壊し、救い出された後も
『暴走に暴走を重ねヒトの親の真似事をしていたキカイに育てられた少女』
としてコミュニティでは浮いた存在だが、本人は気にしていない。

性格は呑気で、常にぼんやりと世界を見てきた為
細かいコトを気にしないし、物事に対する反応もちょっとニブい。

栄養だけは十分に与えられていて、発育が良い。

・・・・・



『力』
『強くて、しかもパッと見では分からない義体?
 お嬢ちゃん、それは無茶ってもんだよ。強力な義体ってのは
 生体を"模した"んじゃなくて生体を"使った"物も多い。
 つまり、あんまり見た目をいじる様な余地は無いって事だな』

『ああ、ああ……そんなに凹むなよ。
 まあ、全くない訳じゃないぞ。
 まずは人間に"擬態"する生物の義体だ。
 これは値が張る上に、そんな能力を持った生物の
 戦闘能力は大した事がない事が多い。

 ま、"コスパが悪い"って奴だな』

『次は、人体の部品を交換するんじゃなくて、
 部品そのものを"改造"するこった。
 これなら大元は自分の身体だ、早々気付かれるこたぁ無いだろうよ。
 こっちの問題は、心身に掛かる負担だ。
 記憶力や認識力に影響が出たり、強化の内容によっちゃあ
 定期的に投薬を続けなきゃ維持し続ける事すらできねえ。
 
 義体を付ける羽目になった原因によるものを除きゃあ、
 義体を付けて早死にする奴はいないが

 義体に遜色ない程に肉体を強化すればまあ……良くて寿命は半分。
 強くなるのは、生きる為だろ?金も命も捨てる様な施術を受ける奴は、
 今ではまず居ないよ……なんだってそんなに生身の見た目にこだわるんだよ?』

『……ああ、そんなに露骨に凹むなよ、なんかこっちが悪い気がしてくるだろ。
 まあ、俺もやる奴が居ないとなったら、色々試してみたい事もあるし……

 嬢ちゃんの身体をいじらせてくれるなら、やってやらない事もないぜ。
 ……返品は効かないけどな』


 …………


 ………


 ……


 モグリの義体屋から出てきて、考え込む。
 キカイに敗れた時の、打撲や切創は大した事はなく、
 陰部の裂傷や擦過傷も、見た目の凄惨さの割に重傷という訳ではなく、
 簡単に治療してもらう事ができた。

 しかし、五体満足でいられた事を素直に喜ぶ事はできなかった。
 自分が弱かったせいで、友人は自分と同じ様にキカイに玩具にされ、
 腕を一本失う事になった。彼女で良かった、などと言いたくはないが、
 もしこれがアキちゃんと一緒に居る時に起こった事だったらと思うと……


 ………


 ……


 頬をぱんぱんと叩いて、気合を入れる。
 意を決して……私は、今出てきた扉を、もう一度開いた。



『忘却』
『おっ、嬢ちゃんか。最強調子はどうだ?
 "アレ"はちゃんと動いてるかい?

 ……

 ……物忘れが激しい?それは元からじゃなくて?』

『……なるほど。
 それは多分、ナノマシンの感覚調整が悪さをしているんだな。

 戦闘用ナノマシンには痛覚を調整したりする機能があるだろ?
 嬢ちゃんに入れたモノはそれが少しいじってあってな。

 それが暴走して、今嬢ちゃんが言った様な……
 "痛覚が他の感覚に調整される"
 "感覚が抑えられた結果、動けなくなる"
 "記憶の欠損や改変"その辺りは十中八九、ナノマシンが原因だな』

『……困るって言われてもなあ。
 今更ソレを抜いたりすると、それこそ生命維持に問題ができちまうよ?
 
 ……ああ、ああ。そうがっくりするなよ。
 勿論、対策はあるさ。ちょ~っと、
 別の問題が発生する可能性はあるが……どうするね?』

他の事は、私が我慢すれば済む話だが、記憶の欠損や改変は困る。
何か大切な事を忘れてしまっていたらしく、人に酷く怒られたりしたし。

……共に探索に出た仲間が、キカイに嬲られ、
破壊される様を見せつけられ。自分自身も傷付けられても。
1日2日もすれば、その事をまるで忘れた様に……あった出来事を忘れてはいないのに。
大した事ではなかったかの様に、心を"調整されている"。
戦闘のフォローをする為のナノマシンによる、重大な越権行為。

店主は色々と、施術に対する副作用の説明をしていたが、
禄に耳には入ってきていなかったし、選択肢も無かった。



『罰』
『よう、嬢ちゃん、最近来ないから心配してたよ。
 そろそろクスリも無くなる頃だろ?すぐ用意して──』

『……最近自分がおかしい気がする?
 自分や他人を痛めつける事に悦びを感じる……

 そりゃあ、嬢ちゃんの元々の趣味じゃないのか?
 ……いやいや、嫌味とかを言ったつもりじゃなくてな。

 ナノマシンが他の感情を調整した結果、
 心の奥底に誰しも、ほんの少しぐらい考える事のある
 邪な感情が残されて──表に出てきちまうって可能性は、考えられるこった』

『勿論、クスリをやらなきゃ症状は収まっていくだろうが……
 施術の後にも言っただろ?お嬢ちゃんに投与したナノマシンは
 特別製で、強力な代わりに、主の生命を気遣う事なんてしない様にできてる。
 定期的に薬品で抑え込まなきゃ、即死するってこたないが……
 遅れれば遅れるだけ、急速に心身をヤられて、余計に取り返しの付かない事になるだろうな』

『……改善する見込みは薄いが、
 もう一度嬢ちゃんの身体を弄って、再調整するって手もあるが……

 いつもの事だが自己責任だ。これはサービスの範囲外だから……
 それなりのシザイも頂くぜ。払えるかい?シザイ』

────


───


──


結局私は、手持ちの全てのシザイと、残りは
分割して支払い、全てが揃った時点で再調整の施術を行ってもらう……

と云う約束をして、店を出てきた。

理不尽で不条理な世界に翻弄され、甚振られる人の姿が
とても輝いて見えるのは、ナノマシンの手出しが無くても
感じている事だが。

それに決して折れる事無く、抗い続ける人の姿も、
同じぐらいに美しいもののはずだ。

……そうでなくては、いけないはずだ。



PL(9/4更新)
※このキャラにスキを見せると、あなたを酷い目に合わせる事があります。
 予告をしますのでスキを見せない様にしたり、
 適当に逃げたりしてください。

 3LOKですがGL傾向・適正が強めかもしれません※

※その辺で見かけた、という体で直にメッセージOKです※

※ロール、あらゆる事を許容します。
 キャラクターとしての反応はしますし、特定の関係性を結ぶ事に関しては
 そこに至る文脈などを考え慎重になったりはしますが、やるだけはフリー!※

※ロールの公開は恥ずかしい奴以外はフリー!※

Illustrated by 中田ゴンザレス春秋 様
ありがとうございます!