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No.501807020
ミロスト
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age:????
sex:きくな(Man
height:みるな(130↑
weight:さわるな(30↑
Favorite:『家族』
Hate:しるかよ

Comment
こんなところ…、でも。
Items
武器1
平手 Lv7 SP342
武器1
男女兼用お洋服
武器1
上級市民証
武器1
おしゃれ着(お手頃)
武器1
スタンガン
武器1
人類文明時代の本
武器1
固形食(ストロベリー)
武器1
固形食(ブルー)
武器1
オールミート缶
武器1
ウィルスチップ
武器1
BLOOD+
武器1
合成サラミ
武器1
強化チップ…?
武器1
ピーチ・ポーション
武器1
映像記録チップ
iconCuraanaNow

icon
世界最後の楽園の昏い天上。
そこへ、灯火に導かれし足音が響く。

声なき叫びが示した座標【-505】へと──。

in:エデンボード


icon
誰が誰を。
書かれた一節目から、目を疑った。

「ころ……した……?」

急に、急に口の中の水分がすべて、固形食に持っていかれたと錯覚するくらい、喉が詰まった。
渦中にはアレがいて、しかし想像だにしなかった言葉が書き綴られていっていた。

「いったい、なにがあった?
 あいつが望んだのか?
 おまえは大丈夫なのか?
 ぜんぶとったって……」

なぜ?なぜ?なぜ?そればかり。
無意識に虐げるのがアレで、それを甘んじて受けるのが、不本意ながらきみたちの関係と認識していた。
加害するのがアレ、加害されるのがきみ、それが反転したかのような……

in:廃棄区画


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ふたりではんぶんこ。
これもきみとよくやった事、一人よりずっと楽しくなるおまじない。
受け取ってひと齧り、ここに居着いてしばらく経って、最早このケミカルも慣れた味だ。

「そっか、生きててよかった……
 痛かったろ、よく頑張ったな」

きみの生命力は少年も知るところではあったが、あの時でさえ生死を彷徨うほどだったと記憶している。
それ以上ともなると、こうして目の前で生きていて、失われていなかった事にただただ安堵するのだった。

「……ナレハテは、関係あるか?
 あいつとは、どうなった?」

in:廃棄区画


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触れれた先のきみは、こんなに冷たいものだったか。
きみに感じる違和は大きくなっていくばかりだけど、指先に頬を預けてくれた事が嬉しくて、数度滑らせていく。

そうしてから地面に視線を落として指先を追う。
姿は変われども、ちゃんと文字を覚えていて、自分の知っているきみなのだと、安心を得る。

「そっか、残念だけど……いや、いい……
 どうしてそうなったか、教えてくれるか?」

固形食(ストロベリー)
エデンで広く食べられている固形食。旧世界で人気だった果物の味がつけられている……らしい。

懐から固形食を取り出して、きみは甘い味が好きだと聞いたからイチゴのを、包装を剥いて渡す。
食べながら、ゆっくりで良いからと。

in:廃棄区画


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「あっ…おい、無理しなくていいっ
 声出せないんだな? わかったから!」

なんとか音を出そうといじらしく喉を絞る様子は居た堪れなく、そんな声をかけただろう。

「……暫くぶりに会えたんだ、悲しい顔するなよ」

俯いた顔に手を伸ばして、そっと頬を撫ぜてやる。
"喪った"のか、それとも"戻った"のか、判断はつかないけれど。

「文字は覚えてるか?
 またボードでも地面でも、書いて話せないか?」

それにしても、沈んだ色に赤はよく目立つ。
悲しみを帯びた瞳にも、果実のような舌にも場違いな感情を伴って惹かれ、内心そんな自覚に驚き惑わされる。

in:廃棄区画


icon
蹲ってしまった小さいきみに、近付いた足音は真後ろで止まって屈んでみせる。

「──っ」

ついに見てしまった黒い肌に、一瞬人違いかと過ぎる。
が、呼んだ名前で確かに足を止めたから、そうでないと思い直して。
しかし、今度は思考が渦巻く、ナレハテで連想する節から、疑問の言葉を浴びせてしまいそうになる。
なにが、どうして、どうなった、それぞれを言葉にするのをぐっと堪えて、短く吸った息を押し出して吐いて。

「きの、なんだよな?
 怯えなくていい、怯えなくていいんだよ」

努めて優しい声で、ゆっくり前に回ってしゃがんで表情を伺う。
怯えているようだったから、大丈夫だよと示して解きほぐそうと。


in:廃棄区画


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前に別れたときは笑顔だった筈。

「……どうした?」

それがいつもと様子が変わっていれば、なにか期限を損ねるような事をしたかと、恐る恐る近寄っていく。

手も足も、顔も後ろからではわからないから、何も警戒することなく、気を許した足どりで。

in:廃棄区画


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「…………き、の?」

彩色いろの無い世界でよく目立つ赤い帽子、身体を覆うほど長くて白いクセがかった髪の毛。
そんな後ろ姿を認めれば、思わず自分から声を掛けてしまったのだ。

探索に関する"大仕事"で暫く表に出ることがなかった少年、既知のきみを見つけられて少し安心したかのよう。

in:廃棄区画


icon
「……………。」

Messageへ。

in:ブラックボード


icon
「……聞いてほしいな」

ゆっくりと立ち上がって。

「でも」

「ここだと言いにくいから」

ついてきて欲しいと続けて、ある場所へ案内する。



in:ブラックボード


icon
「ん……」

ぱたん、と本を閉じて。
困ったような、疲れたような表情で顔を向けて。

「そうじゃないけど。
 オレ、怖がらせちゃったから……」

だからきっとみな、恐れて近寄らなくなってしまったのだろう、と。

in:ブラックボード


icon
──子供たちの屯すスラムの一角。

本を携えた少年の周りにはしかし、誰一人としていなかった。

いつもであれば、少年野催す"お勉強会"に最低ひとりは集まっていたのに。

今日はそれすらも居ないようだった。

in:ブラックボード


icon
クラアナの周辺に行っても。
廃棄区画に行っても。
結局、きみの姿を見ることはなかった。

もしかして、目覚めた時に自分が居なかったから、迎えに行ったのではと、思い当たって此処まで降りてきたのだけれど。



in:ブラックボード


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「……さて」

と、事務所を出て先ずは周囲を見渡す。
きみはシザイを集めに行っていたと聞いていたが、それから時間が経っている。
どこに探しに行こうか……

in:メインボード


icon
「んっ」

槍を隙間に差し込んで、テコの原理で今日幾度目かのハコを開ける。
これまで中身は空か微々たるものか。

「アタリのハコ、見かけなくなったな……」

と、独りごちる。
此処には時たまシザイ価値の高いハコが眠っている。
それを見つけられればいくらか生活がラクになるというのに、最近はからっきし。
少年は、『家族』の分のシザイも集めなきゃいけないのに。

in:クラアナ内部


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「……言わない」

アキはきののお姉さんらしいから例外だけど。
基本的にオトナに対してぶっきらぼうだから。

「おまえ、死んだりするなよ。
 トモダチなんだろ、きのが悲しむ」

駆ける頃には、隠し通路を教えてくれたオトナも一瞥して行ったのだろう。

in:研究区画


icon
さっき失った分を、気休めのBLOOD+で補って。

「おまえ……言えよ……
 いや、言ってもあの時のことはオレ許せないけど」

あんなことされたの、ハジメテだし……

意識を向ければ、確かにまだ"居る"とわかる。
心強いんだか、気持ち悪いんだか分からないけど、なんだっていい。

3人を然と見送れば、薄暗い部屋から明るい通路へ、その姿を消していったのだった。

in:研究区画


icon
「ん、確認した。
 じゃあおまえらアキ・きの・ナレハテあっち隠し通路
 オレたちルーク・ミロストこっち正面口だな……」

そうと決まれば扉に手を掛けて。
お泊まりのお誘いは。

「……はやくいけ。
 間に合ったら、そうしよう」

in:研究区画


icon
「あ、武器取り上げられたままだったな」

この区画に入るときに安全がなんだと、持ち込みを禁止されたのだった。

おまえアキもそうだろ?
 オレ、あれ無いと困るからさ、ついでに取ってきてやる。
 もってくから、家教えろよ」

逃げるだけならなくてもなんとかなろう。
むしろ全員で武器を取りに行って、それから逃げるのでは捕まる可能性のが高い、愚行だ。
だから少年はもう一人の囮となって、あとで落ち合おうと。

in:研究区画


icon
次の動きは決まった。

「じゃあ、出ようか」

と言っても、紅白と赤黒を匿えるような場所はあるのか。
きっと少年が思っているより二人は特異で、追及の手はしつこいだろう。

「おまえ、きのと住んでるんだろ?
 こいつナレハテも連れてってやれよ」

せめて、ほとぼりが冷めるまでは。

in:研究区画



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少年は流れ着いた。
この世界の、此処とは違う場所から。
煤と、泥と、タールと、血に塗れながら。
少しでもマシな暮らしを求めて。
それが
探索者になる事と、引き換えだとしも。


近況:栄養価が改善されてすこし体格が良くなった(height:120↑から130↑)(weight:30↓から30↑)

交流
  • ネイバー・レディ【534173690】
    此処に来て初めて会ったやつ。暖かかった、嫌いじゃない。
    こいつが傷つけられたとき、凄くイヤだった。
    記憶がなくなっていたようだった。おまえじゃないみたいで怖かった。
    オレのことは思い出してくれたけど、わかんないことがたくさん。なんで?

    ネイバーは死んだ。もう居ない。だいじで、大切だったひとり。
    喪うってこんなに哀しくて辛いなんて、はじめて知った。
    お墓、欠かさず綺麗にしてるよ。

  • ワスレス【285544640】
    目をつけた二人のうち、弱っちそうな方。
    利用して、此処での住処を手に入れた。
    おかあさんがいる、ふしぎなやつ。
    おかあさんが元気なときに紹介してくれるって。お話してみたいな。
    おかあさんとお話した、家族って言ってくれた。嬉しかった。

    オレの『家族』、姉さん。
    このヒトを悲しませたくない、寂しい思いをさせたくない。
    かあさんと姉さんは『家族』だから、とても大切。

  • キノコの子…?改め、きの【275479332】
    よくみかける、よくわからないやつ。
    絵本を読んでやった。べつに、気まぐれだ。
    ケーキ、幸せって食べたらこんな味なんだろうな。
    代わりに少しだけ文字教えてやった。
    ……たぶん、トモダチ…だといいな。
    多分じゃなくて、オレの大切なトモダチだ。ぜったいに。

    好きだ。この感情の名前は多分それだ。
    トモダチとしてじゃなくてもっと、家族みたいに、好きだ。

  • ミオ【653203212】※故人
    目をつけた二人のうち、強そうな方。
    強そうどころじゃなかった、世話になった。
    探索のこと、トモダチのこと、家族のこと、おまえ自身のこと…
    知りたかった、教えてほしかった、どうして……。

  • ナレハテ【146592124】
    ナレハテだし、ユーティ。
    オレこいつのこときらい!
    きののトモダチが中で望んでる間はきのを襲わないって言ってた。
    危ない奴だけど殺したらきのが悲しむからできない。

  • シームル【547259324】
    探索で何回か組んだ。
    ベテランっていうのか、探索に慣れてるやつ。
    変なチップを寄越してきた、ひとりのときに使えって?なに?


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      R-18、R-18Gフリー
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