CuraanaNow
「………」
片足だけを使いながら、壁を頼りに歩く男が1人…
in:研究区画
―――ビダンッ!!!!
「がふぇっ」
壁に叩き付けられて、四肢もぼろぼろな男が、這いながらもキカイから逃げていく。キカイはもう、虫の息には眼中にないようで、どこかへと行ってしまった。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
香しい芳香。甘い甘い匂い。痛みも苦しみも、今だけは取り除いてくれる救いの手…そうしてしばらく這い蹲って影へと隠れた後、青年は"回復"を待った。きっと、しばらくすれば五体は直るだろう。だって、今回は――奪われなかった!
「……出来てる、おれ、ちゃんと…成長してる…」
その事実が嬉しくて、嬉しくて、あまりの感極まりっぷりに、涙が出そうだった。きっとこの壁は、突破出来る。その先に何があろうとも、きっと。
男は満足しながら、しばらくそこで仰向けになって休んでいたのであった。
in:クラアナ内部
くわれる、ほねのずいまで、"こんどこそ"おわりだ!
大して抵抗にもならない程度の力を押しながら、青年は"死"を覚悟した。
…その、筈だった。
「…あれ…俺、…あれ…?」
「……え?」
急に、人の声が聞こえてきた。誰かが来たわけでもない。それも目の前という、すぐ近くから聞こえる。恐る、恐る、と青年が視線を向ければ、男は真っ直ぐこちらを見ていた。口元は赤く染まっているが、焦点は合っている。それに、なんだか…その、顔色が良い。
「…へ…え…?」
「……!あ、あぁ、ごめん、ごめんなさい!」
しかしすぐに顔を青くすると、逃げるようにその場から立ち去ってしまった。唖然としている青年…その食い千切られた箇所からは、もう新しいものが生えようとしている。
「…なに…何だ……えぇ…?」
自分の身に何が起こったのか…その答えが見つかるまで、そこに座り込んでいたのであった。
in:エンドボード
「離せ、っ離せよぉ!!!」
「ヒヒ、ッウヒヒ」
なんでもない、いつも通りのエンドボードの風景。見目がボロボロの研究員が浮浪者に絡まれている。…いや、焦点の合わない視点をしている。きっと薬物中毒者なのだろう。彼が"食べ物"にでも見えるのか、腕を掴んで離さない。
研究員らしき青年もそれを理解している。理解しているが故に、抵抗している。振り払おうとしている。武器の1つでも、振り翳せばいいものの。
「ッ、いだっ、ああ"っやめ"…!!」
およそ、腕の辺りに歯を立てられる。人が人の肉を食い千切るには、相当な力が必要らしい。だから人は生きている人を食べようとはしない。けれども、男の力は尋常ではなく、容易に肉に食い込む刃を許してしまった。焼けるような痛みが、青年を襲う。
「あ"あ"あ"ああ"あ"」
ボタ、ボタ、と。傷口から、赤い血が溢れんばかりに流れ落ちていく。不思議なことに、その血は生臭くなく、むしろフローラルで甘いお菓子を彷彿させる。男は血を啜る。喉を潤す程、甘美な味がするだろう。
▼
in:エンドボード
[color:#F30100][/color]
「離せ、っ離せよぉ!!!」
「ヒヒ、ッウヒヒ」
なんでもない、いつも通りのエンドボードの風景。見目がボロボロの研究員が浮浪者に絡まれている。…いや、焦点の合わない視点をしている。きっと薬物中毒者なのだろう。彼が"食べ物"にでも見えるのか、腕を掴んで離さない。
研究員らしき青年もそれを理解している。理解しているが故に、抵抗している。振り払おうとしている。武器の1つでも、振り翳せばいいものの。
「ッ、いだっ、ああ"っやめ"…!!」
およそ、腕の辺りに歯を立てられる。人が人の肉を食い千切るには、相当な力が必要らしい。だから人は生きている人を食べようとはしない。けれども、男の力は尋常ではなく、容易に肉に食い込む刃を許してしまった。焼けるような痛みが、青年を襲う。
「あ"あ"あ"ああ"あ"」
ボタ、ボタ、と。傷口から、赤い血が溢れんばかりに流れ落ちていく。不思議なことに、その血は生臭くなく、むしろフローラルで甘いお菓子を彷彿させる。男は血を啜る。喉を潤す程、甘美な味がするだろう。
▼
in:エンドボード
「………」
オールミート缶
湯がいた肉がつまった缶詰。人工肉とは違う満足感がありほんのり塩味。売られた生体の一部が詰まってるなんて噂も
「…買っちゃった…なぁ…。
やっぱり飽きるよ…そりゃそーだ…」
青年がぶつぶつと喋りながら、缶を開ける…
in:ブラックボード
「あ、あれ…?」
追い掛けた先は、地上に戻る為のリフトで、その手前には甘い匂いを漂わせるあのキノコが生えていた。小さく、小さく、然して存在はそこにあったと言わんばかりに。
「……ゆめ…?」
ゆっくりと歩み寄り、小さなキノコの傘を撫でる。そこから声なんて、聞こえる筈もなく。
「……そう、だな…夢だ…死にかけたし、きっと…」
消化しきれない何かの思いを胸に留めたまま、青年はリフトに乗り、地上へと戻った。…甘く安らぎを覚える香りを纏っているのに、どうしても腑に落ちない不安がまぎれることは、なかった。
in:クラアナ内部
「………」
探索帰りの青年は、ブラックボードを歩いていた。ここより上層にある、食料供給所で食料を得るためだ。しかし、どこか落ち着かない様子で辺りをきょろきょろ見回している…
「……ぅー…」
in:ブラックボード
通信番号を渡されれば、目に見えて青年は嬉しそうなオーラを発しただろう。何なら、耳がピンと立って、尻尾はブンブン振っているのかも。
「あ、ありがとうございます…!大切にします、ね…!」
渡されたモノは大事そうに胸の辺りに手と共に当てる。…子羊、小さい子供だろうか?…なんて考え始める辺り、もう結構毒されているかもしれない。おろかくん。
「…そ、それじゃあ、気を付けて…。また会えた時に、ぜひ…魔法のことを。」
青年はへにゃりとした笑みを浮かべたまま、軽く貴方に手を振るとエンドボードの隅へと帰っていくだろう…
in:エンドボード
同時にこてん、と首を傾げたならお察し…と、苦い顔をしていたが、ふと、パチパチという拍手と共に、己のキノコを返してくる。
「…え?」
くすくす、くすくす
子供らしい笑い声を零す彼女らは、アナの奥へと向かおうとする。
「待っ……」
"待って"に、疑問を浮かべた。今、自分は何をしたい。ザンガイに吹き飛ばされ、再生して、彼女らに出会って…そんな自分は今、何がしたくて"待って"なんて引き止めようとしたのか。
「…、…待って、どこに行くの?」
知りたい、が、勝った。少なくとも、今想定し得る最悪はほぼ経験した。それ以上のことは、ないかもしれない。
青年は、キノコたちを追い掛ける。ウサギを追う、アリスが如く。
in:クラアナ内部
「……まぁ、いっか…」
そう言って、青年は胡座を掻いて2人の様子を眺める。変わった色をしているキノコは、齧ったりしなければただのオモチャと変わりはない。それだけ、注意をしながら見つめていたのだが……
「……君たち、その、家族…仲間?仲間は、いないの、かな?」
ふと、胸をよぎる疑問を尋ねてみる。…が、言い切ってから渋い顔を浮かべる。そもそも彼女らはあの子とは違う、言語の理解すらやっとの様子であったのに、少女よりも幼い素振りを見せるこの子らに自分の言葉が伝わらない…
「……何言ってんだろ俺ぇ…」
頭をがしがしと掻く。胞子が遠慮なく震え飛び舞う様子は、ちょっと汚いかも。
in:クラアナ内部
「あ"っ」
青年は知っている、これは大泣きする前の子供と似た表情…!
「ご、ごめんね、怒ったわけじゃなくて、いや、驚かせちゃったというか、えぇと…!」
ここはクラアナ、泣けばその声に寄せられたキカイがやってくるかもしれない……というよりも、青年の心理はただ泣かせるのが心痛むので見たくないというものに近いようで、起き上がって身振り手振りで泣かせまいと弁明するも、あまり効果がないだろう…
「こ、これ、食べるのはダメだけど、持つだけならいいよ!ほらっ、ねっ!?」
それもそれでどうなんだ…。
とりあえず青年は、一旦取り上げてしまったキノコを彼女達に渡す。それで泣き止んでくれるかは分からないが…
in:クラアナ内部
「闇も深い。」
自分が生まれる前からある機関なのだから、その深層は暗く、そして根深く恐ろしいものがあるのだろう。まるで、クラアナかのように。
「母性…ですかぁ…」
ここは喜ぶべきなのか、そうでないのか…?と少し首を傾げつつも、今度はちょっと困ったように笑う。出来れば、守ってあげられるように強くなりたいものだ…青年にとって、それは今後の課題であろう。
「はい、…オリアさんも、気を付けて…。ま、また話せる機会があれば、嬉しい、ので…!」
もう少し気の利いた言葉が出ないのか!自分!…内心叱責しつつ、青年は何度か頭を下げてから、その場を後にするだろう。また、貴方と話せる時を楽しみにしながら…
in:エンドボード
――これは、別の日の夜のこと。いや、エンドボードは常に夜だろう。
か細い光で辛うじて見える路地の、間と間の闇から手が生えた。色白で、それなりの太さで、何故かキノコが生えている。
"おいで、おいで"
香しい香りが、闇からじわりと広がっていく。甘くて心地良い、それでいて虜になりそうな、可愛らしく妖しい香り。
欲を刺激されたニンゲンが、ふらり、ふらり、と寄ってくる。手招きする手が、とても" "に見えた。掴んで、引き摺り出して、その身を啜る。そのつもりだった。
ガッッッッ
…哀れだ、今日もまた1人、"捕食"された。闇に引き込まれたニンゲンは、声も上げない。上げられない、かもしれない。何かの音が聞こえる。水が落ちる音も聞こえる。そうして、そうして…また、エンドボードに静寂が訪れた。
……強いて言えば、その闇の下からは水のような何かが流れて来て、やがてその上でキノコを生やしたぐらいだろうか。
なんでもない、エンドボードのいつもの日常だ。
in:エンドボード
「あ、ひぇっ、す、すいません、ついテンションが上がっちゃって…」
ハイテンションから一気にローテンションへと戻る青年…そう、この世界にとって魔法という異種の技術は特に貴重だ。この世界に組み込める可能性があるし、それによりクラアナからのシゲン回収が捗ることも、探索がもっと簡単になることも有り得るかもしれない。
…と、いうのがキカイに沿った発想で、青年はといえば、ただ興味があるだけだ。何かをしようではなく、未知の技術がどんなものなのか知りたい、そう、知りたいと思うだけだ。
「あ、え……」
落ち着ける場所で、と告げられ、青年はおろおろする。
「そ、それは、いいんですか…?ヘイズさんの、その、時間を取っちゃい…ますし…また今度でも…」
もうかなり足止めをさせている申し訳なさも滲み出ており、そう伺う仕草はもはや犬…大型犬が飼い主に許可を求めるものに通ずるかもしれない。
in:エンドボード
「……仲間だと、思われてる…?」
冷静に、そう、冷静に今の状態を分析するならば自然とそういう考えに行き着くだろう。上半身をゆっくりと起こしても、きっと離れたりはしないかもしない…青年も、すぐ何かしようとは思っていなかったから。
「…きのちゃんから、聞いてたっけ…家族とか、仲間のこととか…でも、なんだろ…そういう風には見えなかったのは確かなんだよな…」
酒場の時まで記憶を遡れば、家族に関してのやり取りでそのようなことに触れていた気がする…それじゃあ、今目の前にいるこの子たちは、あの子にとって知らない存在なのだろうか。
「…それなら、教えてあげた方がい――あーーーー!!!待って待って待ってそれはダメなやつ!!!」
捥ぎ取ろうとするところを阻止し、慌てて回収する。危ない。純然な彼女達に混合した亜種を摂取させたらどうなることか…!
in:クラアナ内部
「ナン…エエ…キノチャ…アエ…??」
青年は飛んだ。青年の思考は、遥か彼方の宇宙へと飛び、無事に月へと到達した―――
…ということはあくまで比喩だが、確実に動揺しているのは間違いない。その姿は地上で見たあの子とそっくりで、しかし大きさが異なり、その上2人も並んでいるのだ。合理的に考えるのならば、彼女らはあの子の姉妹だろうか。そう呼ぶに、少々幼い…いや、ヒトとは異なる"何か"を感じる。
「おあっ」
白い手たちは手やら足やらに触れていく。…一度失くし、再生した箇所へと、触れていく。
「……ど、どうしたら…どう……えぇ…??」
尋ねられても…。焦りやら混乱やらが汗の代わりに香りとして、ほわほわとその場に漂う…まだ倒れたままの青年の傍には、キノコが生えている。赤と緑の混ざった、キノコが。
in:クラアナ内部
「ぞごを"づがれ"る"どづら"い"・・・」
暗に『当たってます』と言っている様なものだ。そうして尋ねられると、つい話してしまうのも自然なことで…
「…確かに、ちゃんと生存価値のあるニンゲンで研究者だったんだよ…あのエリアは大抵が上級市民に近い等級の持つニンゲンと研究が好きなキカイぐらいで、それこそ、生存価値のなくなったヒトとかがよく連れ込まれてたよ…」
青年は、そこに関わるヒトだった。価値なきヒトを、実験へと差し出すヒト。
「…ちょっとした事件があって、その…なんやかんやで、こんな…キノコ人間になって…」
それはちょっとレベルの事件だろうか…
in:食料提供所
「まほうつかい」
そう聞いた途端、青年は固まった。文字通り、なんだかかくかくとした様子で固まりながらも、貴方の話を聞く。そして…
「……そ、それは…その…っ…」
わなわな震えて少し俯いてから、バッ!!と顔を上げる。
「凄いですね!!!
魔法使いなんて久しく聞いてない人物で旧文明の紙媒体の資料ぐらいでもかなり曖昧に書かれててでもこの世界に迷い込んでくるごく少数の魔女だとか魔法使いもいるみたいでそういう人達から聞き出すにもほんのちょっぴりしか聞けなくてだからちゃんと、ちゃんとこうして魔法使いの人とお話出来るなんて思ってもなくて、うわぁ、うわぁーーーー!!!!」
オタク特有の早口言葉からの語彙力崩壊である。佇まいからでも素敵だと思っていたそこに更なる魔法使いフィルターがかかり、もはや青年は青年ではなく子供のように目を輝かせてる。死んだ目が復活している…
in:エンドボード
自分を自虐するのは、病的に自信がない…というよりも、やはり"姉"の存在が大きい。刷り込みとも言えるだろう。過剰に鞭を振るい、それでいて家族らしい愛という飴を少しだけ与える…その調教が長年作られて、青年の自尊心の殆どは彼女によって管理されるようになってしまった。
(…そう、だから、これは…その悪循環から抜ける、大事なことなんだ…)
目の前にいる堕天使たる貴方のように、自信を持ちたい。誰かを惹き入れるほどの魅力は持てなくとも、己の在り方を恥としない生き方を、もう一度取り戻したい。
「……でも、ありがとうございます。そう言われると……ふつーに、その、嬉しいです、ヘヘ…」
ふにゃりと砕けた笑みは、最初の挙動不審からは想像つかないごく自然に漏れたものだろうと分かるかもしれない。それぐらい、青年は貴方に、今は信頼を抱いているのだ。
「…あ、そ、そろそろ戻らないと…」
in:アンダーボード
※当該PCは撤退済みです。交流してくださりありがとうございました。
かつて研究区画にいた研究者。とある騒動をきっかけに研究職と人間を辞め、探索者へと成り下がった。身体からキノコが生えたり、手足を切断しても生えたり、何なら嘔吐すると虹色のゲロを吐くが、それ以外はきっと普通。
→担当部署の運営状況により、現在は中断されている。被験者は研究区画により管理されている。
交流歴
白衣の機械様(???):"上"の足として訪問した際、とある案件を担った。会話は出来るものの根本的に相容れない部分があると胃を痛めた。→件の青年を連れてきたところ反キの急襲に遭い、火災に巻き込まれる。自分は生き長らえたが、キカイ様はなくなったらしい。
金髪(さん)(323695220さん):エンドボードで出会い、蠱惑的な振る舞いに堕ちかけたが童貞精神が勝ち、彼女を労わった。でも胸が頭から離れない。
メラちゃん(31990555さん):誤って落とした書類を拾ってくれた。お礼にこっそり"キャラメル"をあげた。
ベルちゃん(963693321さん):とある案件の報告にラボを訪れた際、泣いている彼女と出会う。件のいざこざでクッキーを渡すことが出来ず…だったが、彼女によって一命を取り留めた。…ということを後々"複製体"となった彼女から知った。→キノコ化した後に再び彼女と出会う。見せしめを探しに行くらしい。
きのちゃん(275479332さん):酒場で出会った小さい女の子。プリンとキャラメルをご馳走し、"家族"について教えた。
→研究区画に運ばれたことを知らず、噂を聞いて不死や再生に纏わる部署へと侵入。処置室で"異常な姿"になっていた彼女を見て発狂。一時的な狂気に陥るものの、少女の友人たる少年から叱責され、正気に戻る。自らの身を同じ素質にすることで彼女を補うと申し出し、技術のある研究者によって施術が行われ、結果として少女は助かり、青年もまたキノコ男として生まれ変わったのだった。
→有給消化期間中に少女が遊びに来てくれた。キャラメルを食べながら、今後は探索者になることと、何かあれば自分を頼って欲しいと言われたことなど、思い返せば温かい記憶が蘇る。
アキ・ミクラさん(821426274さん):スーツの女性、きのという少女の"姉"らしい。→きのが運ばれた際、処置室へと訪れた彼女に発狂状態で襲い掛かる。怪我を負わせることはなく、正気に戻った後に彼女へと謝罪する。少年と共にきのとナレハテを託し、彼女を見送った。
ナレハテくん(146592124さん):"赤"と"黒"の"白"肌の少年。きのの大切な友達らしい。…敵意はないだろうが敵意を向けられてる気がする…なんで…?(本人談)
ミロストくん(501807020さん):きのという少女の友達らしい。→きのが運ばれて、"出産"した後に自分が自失しているところを彼に叱責され、我に帰る。身を呈してまで彼女を救おうとする勇気を与えてくれたのは、きっと少年のおかげだろう。最後に彼と別れる前に「死ぬな」と託された。…難しい問題だなぁ。
オリアさん(375216716さん):探索者に転じてから初めて話した人。反キと聞いたが、思っている印象よりずっと穏やかでしっかりとした考えを持っている女性だった。
ヘイズさん(86146541さん):綺麗な出で立ちの異世界人。魔法を使う世界の出身らしい。他の探索者と違い、生活の支援も行っている…と、聞いた。
"白兵隊"
クィンが手駒にしている武装集団。いずれも有事の際には戦えるよう訓練されているらしい。統一した"白"の制服が特徴。
"キング":生存価値向上委員会の上位役職に就く上級市民。男尊女卑の思考が激しく、キカイに対して表向きの忠誠心だけは強い。
"クイーン":独自に作り上げた"白兵隊"を執り仕切る糸目の女。かつてエデンボードから研究区画に売り飛ばされた経歴があるが表沙汰にはなっていない。
"ルーク":不在の席。
"ビショップ":"白兵隊"の頭脳部門。必要な情報を審査し常にクイーンへと伝達している。苦労性の"茶"、狡猾の"紫"、"水色"の少女がいる。
《コロン》:実はエデンボードの出のお嬢様。社会見学という一環でここに来たらしい。
----(468507441さん):委員会の"見学"をしに来たらしい。名はないので『ドッペルさん』と呼ぶ。
"ナイト":"白兵隊"の戦闘部門。反キといった反乱分子の捜索と矯正を行っている。クイーンの傍らにはいつも"白"のナイトが2人いる。
"ポーン":"白平成"の雑用部門。ビショップへの情報提供及び調査、また生存価値向上委員会での雑務等も請け負っている。"黄色"と"青"の男女はブラックボードの出身である。
《シアン》:本当は戦いたくない、されど差し伸べられた手を取る他なかったのだ。
エルバ(116309486さん):ささやかな夢を肯定してくれた優しい少女。