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No.51979929
鈴庭シャン
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age:????
sex:男だか女だか
height:???cm
weight:???kg
Favorite:unknown
Hate:unknown

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“想像は、現実との戦争における唯一の武器だ”
Items
iconCuraanaNow

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「さよならマイン……
 このぬいぐるみをキミだと思って大事にするよ……」

 没収を免れた落書きみたいな猫のぬいぐるみをあやしている。

in:探索者審査会場


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「ニンゲンは卑しい生き物だから人が痛い思いをしているとうれしくなるんだよ。ボクは猫ですけど」

in:探索者審査会場


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「尻非処女仲間が増えていくの、温かい気持ちになるなあ。
 これが、ヒトのココロ……?」

in:探索者審査会場


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(地の文で失礼なことを言われている気がするな……)

in:探索者審査会場


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「完全に適当言ったけどまあ普通にあるんだろうね尻だけの義体。
 人工肛門があるぐらいなんだし……」

in:探索者審査会場


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「尻の義体があればあるいは……?」

in:探索者審査会場


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「仲間じゃん」

in:探索者審査会場


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「な~んか好き勝手言われてる気がする。
 ま、かしこいキカイ様には愚かなニンゲンの気持ちなんてわからないよねえ……」

in:探索者審査会場


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「うーんこういうのは暗い話になっちゃうな。
 前向きに考えよう。
 “仕事”のオプションに検査プレイを取り入れられないかなみたいな……」

 ドゥーン(生存価値が下がっていく音)

in:探索者審査会場


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「隅々まで見られて何がいやかって
 ここに来てから身体なくなったり色々あったから
 今の容姿に全然自信ないってのがでかいんだよね……
 完全体(?)だったらまだなあ~」

in:探索者審査会場


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「検査されて興奮できるぐらいじゃないと
 この痛みに満ちた世界では
 生きていけないと思うんだけどどう?
 いや本当に屈辱なのでやめてほしいんだけどね……」

in:探索者審査会場


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 検査会場の隅でたそがれている。

「はあ……頭のてっぺんから尻の穴まで検められた。
 こういうのやめてほしいな。屈辱で興奮しちゃうから……」

in:探索者審査会場


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「……これ買い取ってくれない? え? 武器のシザイ化は認められてない? そんな~、じゃあ持ち帰ってきたこれ全部ガラクタってことになるじゃん……ボクならともかく別の誰かなら使い道あるだろこれ~ キミとボクとの仲だろ> なんとかしてくれよぉ~ 義体のローンがまだ残ってるんだよねこっちは~」

 鉄球や杖を抱えてマーケットの商人と押し問答している。

in:マーケット


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「キミはそう考えるのか。面白いね。
 ボクは人間との距離感を保つのが上手な生き物だと思っているよ。悪い言い方をすれば、媚びるのがうまい」

 大事にするよ~と頷いて、他のアーケードゲームを眺める。ぴかぴかと画面を輝かせる筐体を前にして眩しそうに顔を手で覆った。

「ボクの故郷じゃこういう楽しげなものは置いてなかったな……マインはやったことある?」

 ちなみに今見ているのは、入国許可証にリズムよくスタンプを押して入国したり逆に追い返したりするゲームだ。

in:娯楽区画


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「猫の仕事は音楽よりも、でたらめと皮肉、役に立たない道案内、それとにやにや笑いかな。少なくともボクの知っている猫はそうだ。
 もっとも、ボクは生まれついての猫だったから、猫へのなりかたなんてわからないねえ。猫になりたい、なんて話はたまあに聞くけど。そんなに憧れるようなものなのかい?」

in:娯楽区画


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「違いないね」

 全部を所有するなんてことは、不可能だろうし。

「……ああ。これかい、猫好きというかボクは…実は猫なんだ。猫の耳が頭のてっぺんから生えてるんで、このフードがちょうどいい…というわけなんだよ」

 などとうそぶいて、赤子をあやすように猫のぬいぐるみを抱きかかえる。ちなみに、別に尻には猫の尻尾などは生えていないように見える。

in:娯楽区画


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「稼いでる奴からむしり取るのはま~道理なんだけど、しくじった奴にはちょっとぐらい優しく……する理由もないか。下賤な探索者風情だものねえボクたち」

in:クラアナ付近


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 ずたずたに引き裂かれた左腕を押さえてクラアナから出てくる。

「あ~新調した腕、また買い直しだなこれ……シザイも落としてきちゃったし、これ治療費払えるかな……ハハ……」

in:クラアナ付近


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「おや、別にキミのものにしてもよかったんだけどな……いい気になりたかっただけだから……」

 もらえるというのなら拒むほどではない。ぬいぐるみを受け取る。落書きみたいなデザインにしか見えなかったが、しげしげと観察してみると高度なバランスの上に成り立っているフォルムのような気もする……気のせいかもしれない。

「極端な組み合わせだなあ その崇高な理念には感服するけど……」

 余裕のない暮らしの中で、ニンゲンがカワイイの概念を完全に忘れてしまったら大いなる損失と言えるだろう、とはシャンも思う。地雷はわからない。

in:娯楽区画


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「よかったねえ」

 素朴な喜びように素朴に相槌を打った。

「まるで自分ごとのように自慢するねえ……(取ったのはボクだが……)
 なんだい。何か思い入れのある品だったりするのかい?」

 彼女のファッションから受ける印象とはいささかちぐはぐな感じだが……

in:娯楽区画



Line 【すずにわ -】

チェシャ猫のような笑い方。飄々とした態度。
人と一緒に寝る仕事などで日銭を稼いでいる。
英雄になりたいと思っている。

// 何をやっても大丈夫です(何をされても甘んじて受け入れるというわけではありません)