CuraanaNow
「何この本」
隠し撮り本をしげしげと見つめている。
なんでこんなもん並べてるんだか。
in:アンダーボード
「冗談だよ、冗談」
総突っ込みに思わず苦笑を挟んで。
「でも実際、食われるほど弱くないという自負があったら。
一目見ようと遊びに来て、まともな人間ならすぐに帰る。
酔狂な人間ならここに住み着くこともある。おにいさんとかね」
誰かを食い物にしている者にしては、
あまりにもみすぼらしい装いで肩を竦めている。
「そして今ここは底で一番安全な場所にもなってたり」
in:エンドボード
「そうかな。ここ最近はこの底辺もにぎやかだよ」
「受け答えが成立するのは少ないけどね~」
会話を聞きつけて、青年が顔を覗かせる。
衣服はところどころ破けているが、それなりに身綺麗だ。
「意外と観光名所になりつつあるんじゃないかな」
右手から先は背に隠したままだったが。
こんな場所に似つかわしくない呑気な表情で壁に寄りかかった。
in:エンドボード
「……もー、だからあんまり手足に触るなって言ったのに」
血に塗れながら、今日も蜘蛛足義体で底を歩く。
右手は爪が剥がされて、全身には汚辱の痕が残り、
様々な液体でどろりとしていて。
右腕から伸びる四本の蜘蛛足には、
ヒトのものらしい皮膚とか、臓物がこびりついている。
「身体洗わなきゃ。
こういう時のために……スライムがあるし」
マジでお買い得だったなあ、と独り言ちた。
in:エンドボード
「おじさん敬わず娘がすげえウキウキしてる……」
攻略おめでとうございます。
in:クラアナ付近
「あ~潜った潜った。
久しぶりにデカブツも倒したし、今日は夢見が良さそう」
葉や枝を払い落しながら帰還。人と潜るのもいいもんだ。
in:クラアナ付近
「うげって。文句がおありですか」
やはりというか申請の上手くいかなさを見つつ。
「まあ次はちゃんと階層指定……
30層でいいよね?29で念を押す派?
してからいったら……いけるんじゃないかなあ」
in:クラアナ付近
「うげって。文句がおありですか」
やはりというか申請の上手くいかなさを見つつ。
「まあ次はちゃんと階層指定……
30層でいいよね?29で念を押す派?
してからいったら……いけるんじゃないかなあ」
in:クラアナ付近
「いっつも感覚で使ってるから……
おっけー。とはいえこっちのが深くまで行ってるから、
それもそれで問題が出るかもしれないけど」
本当にまともに使ったことがなくて。
新しいものに慣れてないおじさんという風。
in:クラアナ付近
「おじさん機械に弱いんだけど~?」
やいのやいの言っている。
次は間違えないようにしたい。
in:クラアナ付近
「……うん。案の定申請に手間取ってる気がする」
おじさん、手順に不慣れ!
in:待合所
「それならそれで楽だね。
暴走したキカイが現れたらおじさんが前に出る、
探索は汚染に余裕がある方がある程度まで先導する。
こっちもずっと一人で潜ってたから似たようなものだし、
手間取ってもなるだけ気にしないで行こう」
団体の中に身を置いたことがないのは同じく。
迂闊なことせずにゆっくり進行していけばいいか。
「まあジュカイに会いたくなったらいつでも言って~
義体化を最小限にしてるから万一があっても大丈夫なんで。
じゃあ……向かうか~。
他に何か用がなきゃとっとと穴入って良い気がする」
in:アンダーボード
「若いねえ……」
おじさん(年齢不詳)、
色恋沙汰への食指が鈍い。
in:アンダーボード
「はは、本音半分建前半分ってことで。
そっちが大丈夫ならいいや。
どうせ何かあったら優先しても良かったとはいえね」
適当なヒトらのする約束だったし。
だから逆に理由つけて履行をするのかもしれないが。
「じゃあ、そっちの潜れる深度に合わせよう。
おじさんは死にづらいしそっちは楽できていい。
守るとか殊勝なことできるかは分かんないけどね……」
in:アンダーボード
「そりゃ安心だ……
意外と大目に見てくれて優しいな」
痴話喧嘩程度で問い質すのも馬鹿らしいしな。
言われてみればそうだ。
「だっておじさんと違ってそっちはお忙しいだろうし。
約束の話したら別の用事だったら気まずすぎるでしょ~
とはいえ問題なさそうでよかった。
昨日の今日で事故ってたらそれでもいいと言ったとはいえ、
少しくらいは残念に思ってた気がするもの」
in:アンダーボード
「真面目にやってああなるなら才能だから、
それはそれでウケるし、大切にしたいと思います」
in:アンダーボード
「ね~楽しそう」
オウム返しにしている辺り、
いつにも増して適当に話を扱っている。
凡そ頭を使っているとはいえない表情付きだ。
「あとで委員会にしょっぴかれてたら、
顔出さなきゃいけなさそうだ。
うまく口利いてやんなきゃね~」
弁明してやるくらいのことはしてもいいか、くらい。
「で、テンシさんはまたどうしてこんなところに……
いや、思い当たるフシはあるけど違ったら恥ずかしいし」
in:アンダーボード
「………………」
小休止を入れるためにタバコをひとつ。
「男よりは需要あるんじゃないかなあ」
適当な……いやわりと切実なことを言っている。
「あのお兄さんが人と違った趣味ある説も否定できないけど。
ウケるよね、テンシさん」
シームレスに会話する相手を移した。
in:アンダーボード
話しかけたタイミングを完全にミスったことを察知したおじさん、
(これ証人として後で面倒になりそうだな)
と思ったとか。
in:アンダーボード
名前を思い出したおじさん。
ヤバいとこまで改造して一回死んだ。
自分の身長を思い出した。
どうしよもない不意打ちで二回死んだ。
自分はもうオリジナルとは違うものだと思いだした。
永久生存権で一回生きた。
自分が誰の模造品であるかを思い出した。
・津々楽 柊哉(ツヅラ シュウヤ)
『土蜘蛛』と呼ばれる種族の男性。
この世界に来る前の場所で“神隠し”に遭った。
→神隠し
命や名前を始めとする、
その人の持っている概念が奪われてしまうこと。
その過程で記憶の大半を欠落し、
しょうがないから第二の人生をここで生きている。
〇今の外見
・左手が植物の異形と化している。
・右手と左足を蜘蛛足のような機械に換えている。
普段はちゃんと人として相応しい形に収納するように。
・ボロいけどちゃんと服を着るようになった。
ところどころ破けていてあんまり身綺麗ではない。
*
ちょくちょく使われてる画像は「catadioptric」というメーカーで作られたものです。大感謝。
スカグロエロなんでもOK。
PC的にも(過度なグロやスカに生理的な嫌悪は示しますが)強く抵抗はしません。
面倒だったら暗転します。
PLは概ね寛容です。
気になったら番号でツイートしてるので検索してみてください。