CuraanaNow
影に紛れるようにして、身を潜める。
ある程度の食やシザイを確保していながら、
自らに戦うすべはないので。安全第一。
in:エンドボード
「ホロがシんだのです。
ホロのタチバがますますワルくなるのです。
しばらくはセンプクなのです。
ココもリッパなイエなので」
できる限り目立たないよう、
ボロ布を被った子どもがひとり。
悪意と欲と無関心にまみれた道を、駆ける。
in:ブラックボード
「はふ、あったか」
in:湯浴み所
「お宝」
なんかやたら稼げた。
「今日は……寝る」
in:クラアナ付近
「さめ~
ちょうざめ~
……あ゛っ」
アナに転げ落ち、そのまま探索へ。
in:クラアナ付近
「わんこがいて、ニンゲンがいて、キカイがいて。
じゃあ……サメやる」
こわいポーズ。
in:クラアナ付近
「わんこがいて、にゃんこもいるのか。
じゃあ……サメ」
こわいポーズ。
in:クラアナ付近
「とつげきー」
背後に整列した幻剣を連れて探索へ。
in:クラアナ付近
「ヨシ。暗いの、突破。もう何も怖くない」
in:クラアナ付近
「~♪」
揺らぐ剣を従えて、踏み込むことなく影を切り裂き。
「ふん、ふーん……♪」
理性を飛ばし、身の丈以上の大槌を反射と最低限の思考で振るう。
「あ……ははっ……♪」
鈍重なキカイの義肢をぶら下げながら、生身の如く身軽に跳んで。
第二の関門を、超えた。
in:クラアナ内部
「……」
もぞもぞ。寝。
in:就寝施設
「ヤバかったら、止まる。ヤバかったら、止まる。ヤバかったら、止まる。
……ヨシ、覚えた」
先輩探索者の言葉を頭に刻んだら、就寝施設へ。
in:クラアナ付近
「すごい心配……さっき、何人か食べたし。
やっぱり、多い? あそこでいなくなるの。
こわいのは……なんかわかるけど。怖くて、走って、逃げちゃいそう」
「……おつかれ。こんごとも、よろ~」
in:クラアナ付近
「ふぅん。やるなら、自分で……先輩ヒカルの言葉の、その通りにする。
いけるきがするし。深いとこ、行けって言われてるし」
「でも、暗いのは危ないし。また後ろ、任せてもいい?
また今度になる、けど」
in:クラアナ付近
「いいもの拾った」
自らの背丈以上の大槍。
「ヒカル、ありがと」
in:クラアナ付近
「いつでも、いける。でも……くらいのは、危ない」
少し暗い場所に苦手意識がある模様。
「身体は万全。まかせろ。すぐにでも」
in:クラアナ付近
「きた、すごいの。
これは、んー……なんか爆発、するやつ……?」
若干黒焦げ気味。
「行く? くらいとこ」
最後に見たのはそんな場所。
in:クラアナ付近
「ウケる」
はじめてのデカブツは、飛び散る破片の中を突っ切り殴り倒した。
引き渡すのはその残骸。
「……ふんふーん」
そこそこいたい。
in:クラアナ付近
「しるべ……」
頭からビームでも放ちそうなポーズをしてみた。
やっぱりあまりわからない。
「明日? いいよ、生きてたら。生存価値は……稼いだ、ふふん。
……ベスタ。
90層、すご。同じくらいに見えるのに、あんしん。
背中、任せた。また声かける」
なんならこちらの方が20㎝も大きいのに、と。
あなたがもう帰るなら、鼻歌を歌いながら手を振ってくる。
in:クラアナ付近
「..................」
じぃ~っ
「行く」
なんとなく聞き覚えがあったので、頷いてみた。
in:クラアナ付近
「行かなきゃ。もっと深い場所」
▽プロフィール
新参の探索者。
ツヤのあるハネた金髪、片目のキカイ式義眼が特徴的な外見。
身体の各部に魚類らしき構造を備え、何らかの機能をもつインナーを身につけている。
大人しく、自己の主張をあまり行わないが、時折ひとりで鼻歌を歌っているという。