CuraanaNow
「はぁ。もしかしたら、で探してもやっぱり見つからないニャ〜。あまり時間かけたくないのに」
in:死亡者掲載所
「探索免除、かニャ……」
どこか不服なのかぼやきながら渋々検査を受ける猫っぽい人であった。
ほとんど布を被せただけのような検査着の下から尻尾をのぞかせて爪先立ち。さほど時間もかからず検査を終えて去るだろう。
探索をしないでも構わない時間だなんてどうしたものか……
in:探索者審査会場
「しょうがないニャ~探すかニャ」
in:死亡者掲載所
「今日はおかしいニャ。なんで居ないんだニャ……?」
in:死亡者掲載所
「ヨーシヨシ!今日も」
in:死亡者掲載所
「今日もヨシ!だニャ!」
in:死亡者掲載所
「はぁ……うるっさ……頭に響くし今日はさっさと帰って寝るニャ……」
飲みかけのグラスとシザイを置いてその場を後にした。
in:酒場
「あ"~あったま痛いニャ…………慢性的な頭痛つらいニャ……」
猫っぽい耳と尻尾の生えた人間がカウンター席で一人、鈍色の酒をあおりながら呻き声をあげている。
in:酒場
「これ掃除するの大変なのにニャ~
落書き板じゃないのにニャ~」
in:死亡者掲載所
尻尾で輪を結ぶように丸まって眠っている。
in:就寝施設
「今日もいつも通り世界が循環しているんニャ!」
増えていく文字列を尻尾でなぞり楽しそう。
in:死亡者掲載所
「増える事はあっても減る事はないニャ~」
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
「もしかしてピクニックも分からないのかニャ?
キミみたいな小さくてかわゆ~い子は食べ物を持ってどこかへお出かけするものなのニャ!それがピクニック。きっと楽しめるニャ~」
きょとんとした目。もじもじした手。だいぶ慣れて来たのか。ニャゾは補足をいれる。
教えた所でこんな世界にピクニックに行くような輩がどれ程居るのかは甚だ疑問ではあるが、それはそれ。
「……一番大事なことは分かってくれたみたいだニャ。えらいえらい。
それじゃあミャーはここで失礼するニャ。クラアナの探索頑張ってニャ~」
其方の方は特にこれ以上は無く、ニャゾは触られっぱなしだった尻尾をするりと抜き去りあなたの頭らしき部位に手を置いてぽんぽんと柔くたたいた。このもふもふもきっと、ピクニックと同じようにあなたが望むのなら与えられるだろう。
引き止められなければそれを最後の挨拶のおともに手を振って去っていく
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
「そ、そうそう……そんな感じニャ……ニャふっ……」
結局ふにゃふにゃだし声は漏れるし、だめだめだ。
多少はマシになったものの、やはり敏感な部分なのでくすぐったさは大して変わらない。
寧ろ触れるか触れないかくらいの緩慢な手つきでしかもふかふかされてしまえば──仕方の無いことだった。
「そうかニャ~キミもクラナに行くんだニャ。
だったら頑張るニャ!目的は──まぁ知らないけど、ニャゾはキミを応援するし、手が欲しいなら力になるニャ」
それでもあなたの答えは見逃さない。言葉がない分挙動に気を配っているから、ニャゾは視線を一度も逸らしていなかった。
「別にピクニックだって構わニャい。ともかく便利なニャゾって猫さんのことを頭の片隅に置いてくれたら嬉しいニャ!」
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
「ん……んん~~~ふゃ……く、くすぐったいニャ…ッ!もっとやさしくしてニャ!」
ちょうどあなたが声をかけられた時と同じようにびくっと肩を跳ねさせ、ふにふに力を籠められるたびに身を捩ってくすぐったさを逃がそうとしていた。
「いざキノコですって肯定されてもそれはそれで困るニャ……しかも「そうかな?そうかも……」みたいなノリだニャ。ミャーには分かるニャ!
キミはホントに分かってるかニャ?どこから来たとか、どうして来たとか──自分の事分からないんじゃニャいか?」
足元に生えてきたキノコたちは十中八九目の前の人物が犯人だろう。明らかに訳アリである。それもまた珍しくはないのだが。
だというのに。
偶然出会った珍しくもない誰かをこうも放っておかないのはニャゾがそういうう役目で生まれたから
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
己の言葉に納得したのを確認したニャゾも一度頷いてしまえばそれきりこの話は区切りとした。
「ニャは~ここまで気に入られたのも久しぶりだニャ~って……耳もやっぱり触りたい?
んニャ~ここはくすぐったくなるから苦手だけど……仕方ない、特別ニャよ?」
なすがままにされ、更なるお願いにも頭を悩ませたものの結局さらに身を屈めて首を垂れる。
ただの気まぐれだ。一人で誰かも分からぬまま探し物をする幼子なんて珍しくもない。たまたま暇でたまたま需要と供給がマッチしただけ。
僅かに緊張の色を纏いながらその姿勢のまま口を開いた。
「ところでキミは──えっとキノコなのかニャ?」
ものすごくざっくばらんな質問だった……
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
「そっか~まぁ分からないままの方が楽な事もあるからニャ!
大丈夫ニャ。キミの目の前で居なくなるまではきっとね。
ミャーがどんな人を探せばいいのかわかればもっと手伝いできるんだけどニャ~」
一応言いはしたものの、生死も不明、名も口をきけないなら知り様がない。ネットワークに接続したキカイでも無ければ不可能だ。
だからニャゾはそんな根拠のない言葉で取り繕った。
「ほれほれ~ミャーのしっぽはふわふわじゃろ~」
あなたの小さな手の中から零れない程度にうようよさせた。
お世辞にもサラサラではないが毛皮のふわふわした感触は確かにある。
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
「あぁ。なるほどニャ。キミ、文字が読めないんだニャ。
ここは死んだ人の名前しか無いんだけど……知ってる人が死んだのかニャ?」
物欲しそうな目線の前にしっぽを動かして「さわる?」と聞いた。
この子は言葉も話せないのだろうか。だとしたら探しているのは保護者か何かか。
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
「……分かってくれたかニャ?
ミャーはキミのお手伝いをしたいだけなのニャ」
と、そこで見上げる視線に気づいて、手でぴょこぴょこ動かしてみた。
「これが気になるのかニャ?」
in:死亡者掲載所
>>キノコの子…?
「ニャッ!?」
びっくりしたのにびっくりした。
「こ、怖がらなくても大丈夫ニャ~。ミャーは安心安全なニャゾだニャ~」
両手をあげてしゃがみ、あなたと同じくらいの目の高さになるように。
in:死亡者掲載所
ニャゾ
年若い人間に見える。
一人称がミャーだったり、語尾にニャが付いていたりかなり猫らしい振る舞いをしている。
「ねこみみとねこしっぽがチャームポイントだニャ☆」
これは探索者の為の便利ないきものだ。
〇義体
・右腕
・左足
猫のような俊敏さと鋭い攻撃を繰り出す膂力を備えている。
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/* R18・R18GともにNG特にありません。場合によっては暗転をお願いします。
確定ロールや脈絡のないものはスルーします。
常識の範囲内でログご自由に。
基本バディとの探索メインの予定です。(現状固定はありません)
一期一会のお供なども御用があれば。
都合のいい道具としての探索者というコンセプトキャラクターですのでこの機会に如何でしょうか?