CuraanaNow
最早懐かしい温もりが、その身体を支えるように伝わっていく。
「気にすんなよ…………。」
傾ぐ視界の縁に、もう居ない筈の足元が映った気がしたかも知れない。
勿論、そちらに視線を向けてても、幻影すら観ることは出来ない。
あるのは虚空のみ。
当然、其れの亡骸は、眼前の墓標に埋まっているのだから。
あれ以来会うことなど、叶うはずもない。
in:ブラックボード
最早懐かしい温もりが、その身体を支えるように伝わっていく。
「気にすんなよ…………。」
傾ぐ視界の縁に、もう居ない筈の足元が映った気がしたかも知れない。
勿論、そちらに視線を向けてても、幻影すら観ることは出来ない。
あるのは虚空のみ。
当然、其れの亡骸は、眼前の墓標に埋まっているのだから。
あれ以来会うことなど、叶うはずもない。
in:ブラックボード
催眠アプリ
管理用ナノマシンを通じて対象を教育するためのプログラムを流用した催眠アプリ。本来は反逆的な探索者を都合よく管理するためのもので信頼性が高い。おそらく研究区画から秘密裏に流されたもの。足がつくとヤバい、使用時にキカイに気づかれないように注意。
「ははは、こんなものまであるのか。
まるでマンガだなぁ」
in:アンダーボード
『No.13』
「No.13」と表紙に手書きされた、簡易錠付きの大判フォトアルバム。とある"花売り"の少女の写真が大量に収められている。流通量は限られており、その値は高い。
「………へぇ、」
in:アンダーボード
煙草
比較的安価な煙草。独特な味と匂いがするらしい。
店から出るやいなや早速タバコに火を付ける男。
「ふぅー…、はぁ…
ヤニなんて何年ぶりだろうな……」
雑踏を眺めてしばらく紫煙を燻らせている。
in:アンダーボード
人が死んだらしい。
今日も帰還者の誰かから漏れ伝わって拡がった。
それは、情報の波に呑まれ、あっという間に消費される刺激。
探索者ならば連日のように聞く、噂話以下の娯楽にすぎない報告。
in:クラアナ付近
死亡者掲載所。
ここに新たな名前が刻まれた。
多くの者にとって無関係なニンゲンの死。
多くの者にとって関係ある数字の増加。
死してなお、それが遺したかったものは何なのだろうか。
in:死亡者掲載所
それは明朝に此処を発っていた。
二度と戻ることない旅路へ。
実力がなかった。
運がなかった。
情報がなかった。
どれをとっても命取り。
それには、どれかが欠けていただけのこと。
この世界ではよくある末路の一つにすぎない。
──だからザルタオは、帰れなかった。
in:ブラックボード
>>ワスレス
「気にすんな」
だって、おれたちだろ。
とまでは口に出さず。
不器用なこれなりの仲間意識だった。
「……おやすみ」
in:ブラックボード
>>ワスレス
「オンナでもヒンソーなおまえじゃむりだよ」
代わりに差し出せるものについて。
意味が通じるかはさておき、それがこれの価値観だった。
「夢みたいなこと言ってないでもう寝とけ。
今日は寒くない様にいてやるから」
in:ブラックボード
>>ワスレス
「そんなん居ないコトなんてとっくに知ってるだろ」
同じ区画に住んでいる顔馴染みが声をかける。
「シザイがなかったら、何もしてくれやしない。
大人だって、キカイだって、そうだろ……」
in:ブラックボード
>>スケープゴート
「おれはザルタオ」
名乗りには名乗り分で相殺。のつもり。
「ちぇっ、おれニンゲン解体したことねーよ。
ていうかなに畜産って、お前美味いの?」
in:娯楽区画
>>スケープゴート
「そうじゃなくて、助けてやったんだけど。
やべーやつって情報知らなかったら、
死んでたかもしれないんだぜ」
つまり、これが言いたいのは。
「情報やったんだから、なんかくれよ」
押し売った情報の対価の要求だった。
in:娯楽区画
>>スケープゴート
「先住民。
そこのやつ、沸点わかんねーし、
キレると死ぬまで殴るやつだから」
きみを下から上までしろじろ眺めて。
「……助けてやったんだけど」
in:娯楽区画
>>スケープゴート
「そこのデカ耳、あんたヨソモン?
その店の前あぶねーぞ?」
in:娯楽区画
「今日はどこもやたらヨソモンが多いな……」
in:娯楽区画
「ここ、ヨソモンが来ていい場所じゃねえよ。
おせっかい言うけどもっと上行きな」
in:アンダーボード
物陰から特に話しかけもせず、
じっと様子を見ている。
in:アンダーボード
シャキ……サク……
「まあマシかな……これより不味いもんいっぱいあるし……」
in:食料提供所
名前:垂海 久仁男(タルミ クニオ)
【男について】
見た目通りの、至って普通の会社員。パパ活おじさん。
普通に生まれて、普通に育って、普通に就職して、普通に結婚した。
遺された娘を男手一つで育てならが普通に働いていたはずなのに、
普通でない島に飛ばされ、普通でない経験をして、また普通でない此処へと飛ばされた。
前PC
【ザルタオ】
age:10↑ sex:♂
height:137cm weight:32kg
favorite:シザイと暴力 → アニキ、ワスレス、ミオ
hate:夢想家 → 夢も見れない現実
シザイ価値もないガラクタで埋まった場所でおれは産まれた。
産まれたってことは親がいたんだろうけど、気がついたときにはもういなかった。
姿だって声だって覚えちゃいない。
おれが今まで生き延びれたのはアニキがいたから。
アニキはおれの面倒を見てくれてた。
血が繋がってるとかよくわからない、ただアニキには大きな耳はなかった。
でも、アニキは死んだ。
キカイが殺した。
だから探索者になった。
キカイが憎いからじゃなくて、おれが生きるために必要だから。
生きるのはいやだけど、死ぬほうがもっと嫌だから。
──そう、言っていた少年はもう居ない。
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【欠損情報】
・身体の殆どを奪われ、少年は短い生を終えた。
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【情報】
・ブラックボード内、ランドフィル第S-8区にねぐらがあった。
------------------------【その他】
※アンオフィシャルデスアナファックバトラー(ロール傾向センシティブ設定)
※PLNGなしです。イヤだなってことがあったらこっそりお伝えします。
もしイヤなことがあったら教えて下さい。相談しましょう。
※ログフリー