CuraanaNow
「おや?そんなにお腹空いてるの?」
悪魔はぺろりと舌なめずりしてみせる
そして、手に持っていた肉塊を差し出した
「お礼してくれるなら良いよー!」
にまにま笑いを浮かべて、様子を伺う
in:エンドボード
(静かだなー)
瓦礫の上から景色を眺めながら、
悪魔は食事をしている。
in:エンドボード
「あ、うん!
こっちこそありがとう。またね!」
悪魔はもう少し飲む気だ。
手を振り、会計を済ませる貴方を見送るだろう。
in:酒場
「そういうものかー。
何だか読む気が起きないかも。」
頼んでいたつまみを食べて。
残っていた酒も飲み干す。
in:酒場
「なるほどねー……。
俺はあまり読んだことない本だ。」
それはそれで興味もあった。
また酒を頼み、それを飲んでいる。
in:酒場
「んー?そう?」
他の悪魔がどんな本を読んでいるかまでは知らない。
「ウォムは本読んだりしないの?」
in:酒場
「うーん、伝記とか?」
禁書に触れた時は凄く怒られたと。
懲りてはいない。
in:酒場
「んー……他だと本読んだりするのも好きかな!」
外で観察している時とか。
読みたくなれば読むらしい。
in:酒場
「そっか!
少しでも好きなものあれば充分でしょ。」
生きるのが第一だもんねと。
また酒を頼んだのか、飲んでいる。
貴方の食べているつまみを見て食べたくなったらしい。
同じものを頼んだ。
in:酒場
「なるほど、ビールかー。」
滅多に飲まないが美味しい
何かをつまみながら飲むのだ
「あっ!
ねえ、ウォムは肉や酒以外にも好きなものってあるの?」
in:酒場
「うんうん。酔いにくい体質でよかったー!」
好きなのに飲めないのは嫌だ。
「えっとねー、オレは果実酒かな。
ウォムは酒は何が好き?」
in:酒場
「いっぱい……ってことは強い方なのかな。」
ふふふと笑う
「酔うもんだね。
だからいつも酔わない程度に飲んでるよ。」
in:酒場
「かなり飲めば酔うよー。」
あと自分は強いほうだという
「ウォムは酒強いの?」
同じくまた酒を頼み
in:酒場
「そうなんだ?珍しいんだね。」
場所によって違うんだなって
「んー…まあね!
でも食べない悪魔もいるよ。」
魔力を直接吸うこともできるが
食事するのが一番効率のいい悪魔
in:酒場
「獣人と半獣人、同じくらいいるんだよー。」
話したこともある。
悪魔と関わろうとする者は少なかったけど。
「実在するよ!
地上に堂々と出ていく悪魔はいなかったけどね。」
怖がられるし追い払われる
酒をまた呑んで
in:酒場
「やっぱり半獣人だったんだねー。」
自分のいた世界にもいた
だから知っている
「オレは悪魔だよ!」
魔族とも仲良しだという
in:酒場
「折角気の合う人と会えたからね!
それに、誰かと一緒に飲み食いするの好きだから。」
嬉しそうに言う
尾がゆらゆらと揺れて
「あっ!オレ、ネーヴェだよ。」
この際名乗っておこうと
in:酒場
「うん!本当だよ。」
にこにこと笑って
「いいっていいって!
その時は一緒に食べよ。」
酒でも飲みながらと
in:酒場
「あー……贅沢はできないよね。
でも、本物の肉を見かけたら買っちゃうかも。」
シザイに余裕があるわけでもないのに
余程食べたいのか
「そうだ!
もし、本物の肉を手に入れたらお裾分けするよ!」
in:酒場
「君もそうなんだ!」
気が合う人がいて嬉しそう
「うん、現に助かってるもん。
本物の肉には及ばないけど美味しいし!」
本物の肉が恋しくなってきてるけれど
in:酒場