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No.791760478
安坂 杏璃
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Hate:unknown

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あは……
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「いいけど、次もおやすみしてないとは限らないよ」

 ちょっぴり長いおやすみだから。
 片手で自分の瞳を少しだけ隠して。
 また見せた。

「あんり。安坂 杏璃だよ」

 今は日に日に散り行く星々の一つ。
 遠い空の上じゃ声も届かないから。

in:メインボード


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「ごめんね……」

後悔する。半端な覚悟はもつものではないな、と。
そんな気持ちもすぐにかききえる。
後の事は考えない性分だから。

「うん……生きていればまた聞けるよ。
 なんだかんだ言って賑やかな場所は賑やかだからね」

in:メインボード


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「心の豊かさは大事にした方がいいよね。
 ここじゃ貴重なものだから」

あいまいな笑みを返しながら二人を交互にみやったり。

「ああ……聞いてたんだ」

熱いような冷たいような奇妙な感覚が胸を刺して。

「うん……しばらく、おやすみかなぁ。
 期待していたのならごめんね」

in:メインボード


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「どうも……かわいいだなんて久々に言われるかなぁ。
 ありがとうね」

 笑みをつくって向けて見せて。

「探索者だよ。今は何もしてないかなぁ」

ひらひらと両手を広げて見せた。

in:メインボード


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ほら、こうしている間にも、色々なことが起こってる、
私は無関心、しらんぷり。みんながみんな、自分の事で精一杯。

「誰かの希望に、だなんて言っていたころが懐かしいや……」

その歌声に意味はあっただろうか。
誰かを元気づけただろうか、そんなのどっちでもよくて。
今ここにいる私のため息が答えだ。
昔を、数月前を懐かしむことが増えてきて。おばあちゃんになったみたい。

in:メインボード


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「……あー、気が遠くなる」

大通りをだらだらと歩く。かつてはあのあたりで歌っていたりもしたっけ。
そんな日々も遠い昔のよう、そんなに時間は過ぎていないはずなのにね。

そういえば探索者の寿命はおよそ三ヶ月なんだとか、月日を数えてどこかで聞いたような言葉を思い出す。もちろんそれより短い人はたくさんいるし、永い人もいるんだろうけど。

行き場のない何とも言えない気持ちがこもってきて、小石を蹴り飛ばした。

in:メインボード


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80層

あちこちが歪に曲がり、避けていく空間で、
ねじ曲がった存在と相対する。
曲がった側から修正して、再生して、その時を待つ。

「こんなこと、したくなかったんだけどなぁ……」

内側からうごめく液体生命体が激しく震える。
ねじれて曲がって不定形なそれに影響はなく。

痺れを切らした歪が、その底がない生命力を根こそぎ吸収せんとしたとき。

全て片が付いた。

in:クラアナ内部


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「ふぃーっ。50層も一人でなんとかなるものなんだねぇ……」
 身体が沈み切る前に牽制攻撃を繰り返し、押し切った。

in:クラアナ付近


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「うん、一旦撤収かなぁ」

in:待合所


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「今日はだらだら休んじゃおっかなぁ……」
ふらふら。何も考えていない様子。小さなため息。

「あ、待合所。しょうがないなぁ」
言葉と言動が矛盾した女はやれやれと腰掛けたのでした。

in:待合所


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「それならそちらに任せてしまいましょう。
 負担が大きければ交代する形にしますね」

※了解しました。お待ちしております。ごゆっくりどうぞ。

in:待合所


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「ありがとうございます! よろしくお願いしますね!」
笑顔を咲かせて。

「どちらが先導しましょうか。
 私は身体の方は丈夫なので、前に立つことはできます、
 力の関係上後ろでも問題はないですけど」

胴のみ改造超常のため、前後両対応、ただし後ろだと鈍足。

in:待合所


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「探索者は結構いますけど、同じ階層となると、なかなか見つかりませんよねぇ。
 よければご一緒しませんか? 丁度50についたところなんです」

にこやかに手を合わせて。

in:待合所


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「あの、どうも、待ち合わせですか?」

近い階層で待つ探索者を目にしたものだから、声をかけることにしたようだ。

in:待合所


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「今日の分の探索はこれくらいでもいいけど……
 50層、来たばっかりだし様子見くらいしておいた方がいいかな」
ふらふら、待合所に顔を覗かせた。


in:待合所


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「50層まで来た……随分足止めされたけど
 あんまりようやくって気持ちはないな……
 倒すまでが花だったよ……植物だけに」

座り込んだ。小さくため息。

in:クラアナ付近


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逸る気持ちを抑えきれず、ジュカイを追って奥へ、奥へ、
道を誤って何度か緊急除染を呼ぶことになり、シザイも底を尽きた頃。

「パターンはつかんだ、後は運次第……」

分身、分解。影により反転した再生によってわずかにその身に傷をつけて、最後は超常の一撃を押し込んだ。ひとたび動き出せば手に負えないことは分かっていたから。後は力をつけるだけだった。それがとんでもなく長い道のりだったわけだけど、単身。30階層の突破に成功した。

ぱらぱらと落ちる植物の弦を払い落として。

「シザイ、集め直さないとなぁ」

達成感よりも先に懐の寂しさを感じたそうな。


in:クラアナ内部


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「ちょっと試したいことができた……」

奥へ

in:待合所


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「結局緊急除染呼んじゃった……今日は寂しくなった懐を温めてくれる相手はいるかなぁ……?」

30層を回る相手を探している。

in:待合所


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「……♪ ……♪」
何も考えず、人目も気にせずに適当な歌声を響かせる。
ここはステージじゃないし、私はアイドルでもない。
一人の女の子の、ただの気晴らし。

「……」
だから途中でやめてもいい。

in:メインボード



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No.791760478 安坂 杏璃やすさか あんり

ほんとに馬鹿だなぁ……私

アンリサインド・ガールズ
安坂 杏璃のプロフィール

ニックネーム:
あんちゃん、あんあん
年齢:15歳
身長:154cm
体重:49kg
B:82cm W:56cm H:85cm
好きな物:
プリン、カニのしゃぶしゃぶ
苦手な物:
暗いところ

ひとこと
ファンや支えてくれるみんなにもらった以上のことをお返しできるように、精いっぱい頑張ります!
特記事項 ・既知関係について
現代日本出身なら既知可能。
地方番組の常連。地上波だと数回程度深夜番組に出演する程度の中堅アイドルのセンター。
『アンリサ』でしょ! 知ってる知ってる! ぐらいの軽いノリでどうぞ。

ログ公開等、良識の範囲内でAllフリー。
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