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No.821426274
アキ・ミクラ
main_img
age:22
sex:女性
height:158cm
weight:??kg
Favorite:妹、きの
Hate:自分

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Items
武器1
固形食(ストロベリー)
武器1
固形食(チョコレート)
武器1
固形食(メープル)
武器1
探索者ピンナップ(ペア)
武器1
お酒セット
武器1
ハムスターの抱き枕
武器1
銘柄煙草
iconCuraanaNow

icon
「…………………………。」

 とある一画。あまり見た覚えのなさそうな
 長い髪の女性が、連なる名前のいくつかに
 向けて黙祷を捧げている。

in:死亡者掲載所


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「…………き、の…………。」

 謝られ、抱き締められ、表情がくしゃりと歪む。
 震える手が、恐る恐るあなたを抱きしめ返す。

「いいんだ……いいの……。
 私の方こそ、傷付いてるきのを、余計に
 追い込むようなこと言っちゃった……。」

 もう戻って来ない覚悟もしていた。
 戻ってきたあなたの答えが怖かった。
 でも、小さな子供は自分が思うよりずっと大人で。

「本当に…………ごめんね」

in:メインボード


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「…………ぁ……」

咄嗟には動けなかった。
帰って来てくれた、という思いと、
帰って来てしまった、という思い。

しかし、目の前であなたが転べば。

「きのっ……! 大丈夫!?」

慌てて助け起こしにくるお姉ちゃんだ。
小さな身体を力強く抱き上げる。

in:メインボード


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 1人、静かに酒を呷っている。

in:酒場


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 事務所とクラアナの間を繋ぐ道。
 よく通るそこで、無意識に周囲を見渡しては、
 それに気付いて肩を落とす。

 溜息をつくと、静かにベンチへ座り込んだ。

in:メインボード


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「さて、それではみなさんもご安全に」

 大槌を担ぎ、深淵へと下って行った。

in:クラアナ付近


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「あ…………、……はい。ありがたく」

 またもらってしまった。でも、もらった
 からにはしっかり食べるのだろう……。
 心遣いは確かにありがたかったのだ。
 心遣いは。

「……ええ、お互い今日も頑張るとしましょう。
 それでは、いずれまた」

 最初よりは身の入った様子になり。
 こちらも小さく手を振って別の昇降機へ
 向かった。

in:クラアナ付近


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「最近出現し始めた新種の1つ……でしたね。
 従来のキカイよりタフで面倒だった記憶が
 あります。

 それに、暗闇バイオームは環境そのものが
 大きな敵。どうかお気を付けて探索を」

 真面目な顔をしているが、こちらも手を
 うにょうにょさせたり指をチョキチョキして
 いるので微妙に締まらない。

「そうですね……20層だとまだまだ現実味のない
 額かとは思いますが。いずれ手が届く時は
 来る……とだけ、今は」

in:クラアナ付近


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「ほほう……それはおめでとうございます。
 生身でザンガイ突破は大きな快挙ですよ」

 物憂げだったり名状し難い表情だったり
 百面相していたが、ぱっと笑顔を浮かべた。

「それに、浮かれて慢心もしていない。
 堂に入った探索者っぷりですね。

 しかし……値上げの噂は聞いていましたが、
 1億まで上がっていましたか……」

 あまり気にしていなかったのか、金額を
 聞いて少し驚いたような様子を見せた。

in:クラアナ付近


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「あ、飴……飴ですか……。
 なんというか……独特の香りですね。
 確かにキカイには出せない味かも……」

 それは褒めているのだろうか。
 口の中でコロコロ転がしているが、
 しばらく舌に味が残りそうだ……。

「まあ、その当たりの扱いは心得ているので
 ご心配なく。

 ……そういえば、アレ以来余りお話は
 聞いていませんでしたが、どうですか?
 調子の程は」

in:クラアナ付近


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「おや、如月さん……それも、そうですね。
 ありがとうございます。いただきま───

 ───って何ですかコレ!?

 ぼんやりしたままろくに確認もせず口に入れた。
 ゲホゲホむせている……。

in:クラアナ付近


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「…………探索……行かないと……」

 ふらりとやって来つつも、
 入口前でぼんやりしている。

in:クラアナ付近


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「………………はぁ…………」

 夕方頃、不機嫌そうにアナへ降りていった
 スーツ姿が昇降機で帰ってきた。
 打って変わって疲れきったような物静かさ。

 まあ、その脇腹には金属のトゲが
 突き刺さって貫通しているのだが。

in:クラアナ付近


icon
 ───大槌が振るわれる。

 それだけで堅牢なキカイの装甲がひしゃげ、
 シザイにもならない鉄屑となって
 汚染溜まりへと落ちていった。

「…………こんな力……」

 でも。

「……こんな力……何の役にも立たない……!」

 大事な家族を守るのに、戦う力など
 何1つ役には立たなかった。無力だった。

「私は……何の、ために…………」

 結局自分は『今度も』失敗したのだ。
 良いお姉ちゃんには、なれなかったのだ。

「………………なんの、ために…………」

in:クラアナ内部


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 バァン!と受付が揺れるほど乱暴に、
 探索申請書を叩き付ける。

 どんなに態度が悪かろうと、
 所定の方法で正式な手続きを踏んでいれば、
 それはキカイ的には正しい手順だ。

 使用中の昇降機に小さく舌打ちすると、
 戻って来るのも待たず、壁を蹴って
 深淵へと降りていった。

in:クラアナ付近


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「あ、うん。ごめん、ソファしかない……」

 だって事務所だもの。
 いきなりダメ出しされた気分になった。
 ちょっと肩を落としている……。

「……じゃあ、私が先導するから、きのを
 お願いね。2人も、気を付けて」

 それはそれとして表情を引き締め。
 道中の安全を確保しながら、事務所へと
 案内するのだろう。

 →「TOWN 区画:4」

in:研究区画


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「あ、うん。ごめん、ソファしかない……」

 だって事務所だもの。
 いきなりダメ出しされた気分になった。
 ちょっと肩を落としている……。

「……じゃあ、私が先導するから、きのを
 お願いね。2人も、気を付けて」

 それはそれとして表情を引き締め。
 道中の安全を確保しながら、事務所へと
 案内するのだろう。

 →「TOWN」

in:研究区画


icon
「覚えるよ。きのの恩人だもの」

 何やら不服そうだが、一応は付いて
 来てくれそうなナレハテに安堵しつつ、
 その説得はきのに任せることにする。

「ん、ああ……ちょっと重いから
 申し訳ないけど……お願いしようかな。

 事務所の場所はメインボード第4区画中央。
 詳細な位置は……送っておく」

 と、少年のナノマシンに位置情報を送る。
 みんなして簡単に囮になろうとするんだから、
 と内心ため息をつきつつも、その意思を尊重した。

in:研究区画


icon
「私はもちろんそのつもりだけど。
 ……本人が納得するなら」

 少年の言葉に、ナレハテと呼ばれた
 子供に視線を向ける。

「私の事務所なら、きのとあなたの
 安全は保証できる。

 …………どうかな?」

in:研究区画


icon
「………………、……わかりました」

 2人の返事に、重い息をつく。

「申し遅れましたね。
 私は特対調査2課、アキ・ミクラ。
 こちらはお任せください。

 …………また、いずれ」

 敬意を込め、青年に一礼した。

in:研究区画



Line  
顔に大きな古傷を持ち、スーツで身を固めた男装の女性。

ミクラは特別汚染地域対策所、調査2課に所属する調査員。
待遇は良いが指令やノルマが厳しいことで有名なこの事務所は、
希望者以上に欠員が多く、常に人手不足に陥っている。

性格は真面目で義理固く、忍耐強い損な体質。
顔以外にも服の下は大小さまざまな古傷に覆われており、
疲労困憊かつ満身創痍。年の離れた妹が一人いる。

そして……新しい小さな妹ができた。





NLGL、R18大体フリー。
何をするも自由ですが、全ての行為に好反応を確約するものではありません。
行われた行為に対してはPCとして然るべき反応を取ります。
性的・暴力的・非人道的RPは全て自己責任でお願いします。

なお上記内容も「交流の過程・結果を表現する」目的に限ったものです。
それそのものを目的とした接触はご遠慮ください。