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No.858392876
エメ・ララダ
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age:????
sex:雌山羊
height:???cm
weight:???kg
Favorite:家族
Hate:unknown

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iconCuraanaNow

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「あー・・・そろそろかあ」

ふっと時計を見て、そう独り言。

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「・・・・・・?」

ヒト呼ばわりされたことが無かったので、反応には時間がかかった。

「・・・え、私か。いいや、気になるって程のものは・・・。正直どれも良く分からないし」



in:アンダーボード


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ぼーっと楽し気に商品を見ている。

in:アンダーボード


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「んめぇ」

in:娯楽区画


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何となく無事な気配を感じて安堵した。

in:娯楽区画


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「・・・」

なんかあのでっかい人も謎の視線を送っている気がする。
山羊はそうは思いつつも、謎の人物たちの邂逅を見送った。

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(お持ち帰りだ・・・幸せそうならいいか・・・)

in:娯楽区画


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「・・・・・・???」

へんなひとがいる。
クリスマスも知らない山羊は怪訝そうにしていた。

in:娯楽区画


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(ここでも搾乳業務ってあるんだなあ、と、元食用調整されていた山羊は考えた)

in:娯楽区画


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「・・・うん!」

本当に一回、投げ捨てるような、ギャンブラーからすれば噴飯ものか嘲笑されるような遊び方。
しかし、十分すぎる充足は得ていた。仮に高倍率が当たったとして得られないモノだ。

山羊は言われるに応じて、意識を切り替えてこの場所から離れる事を同意した。

in:娯楽区画


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「・・・いいや、合ってるから、大丈夫」

「・・・ニーミアの名前。まあ、数字見たときに思いついたから、だけど」

23、赤。まあ、捩ればそう読めなくはない、単純な言葉遊び。
賭ける金が無い二人に、構うものはいない。
煩い雑音の響く中で、しかしハッキリと、

「ニーミアに全部賭ける。私はそれが良い」

それでいい、じゃなくて、そうしたかった、という意思。
素直に、直情的に、感性に従って言った言葉だが・・・何だか、照れくさく思えた。
それはそうだ。回りくどい告白のような事をしたのだから。
そして、中身までは分からないものの

「・・・あれ?」

ニーミアも、自分の名前を捩ったところに賭けた、というのは。
単なる意趣返しか、それとも・・・

「・・・」

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技術を持ったディーラーは演出家である。
だからこそ、ぽっと現れた少女二人のヘタな賭けに『大当たり』を出してやっても良いのだろうが、他の客を手玉に取る事も兼ね合いを取り・・・結果、二人の示した番号にはかすりもしないところに玉は堕ちた。

思いつめたような顔をしてかけていたモノが軽く拳を握っていた。今のこの場での『演出』の先は、彼であったのかもしれない。

ざーっと、ただの一回で外回りのバニーガールが回収して行った金を困ったように眺めてはいるが、悔いはもちろんない。
だから、気になった。

「・・・さっきの賭けた先、ニーミアは意味があったの?」

と、尋ねる。
山羊には、12と何かを繋げられるのかあまり察しがつかなくて。
逆に、ニーミアは山羊の意図を掴めたのだろうか、と。

in:娯楽区画


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技術を持ったディーラーは演出家である。
だからこそ、ぽっと現れた少女二人のヘタな賭けに『大当たり』を出してやっても良いのだろうが、他の客を手玉に取る事も兼ね合いを取り・・・結果、二人の示した番号にはかすりもしないところに玉は堕ちた。

思いつめたような顔をしてかけていたモノが軽く拳を握っていた。今のこの場での『演出』の先は、彼であったのかもしれない。

ざーっと、ただの一回で外回りのバニーガールが回収して行った金を困ったように眺めてはいるが、悔いはもちろんない。
だから、気になった。

「・・・さっきの掛けた先、ニーミアは意味があったの?」

と、尋ねる。
山羊には、12と何かを繋げられるのかあまり察しがつかなくて。
逆に、ニーミアは山羊の意図を掴めたのだろうか、と。

in:娯楽区画


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「うん、やってみよっか」

つまり、何らかの操作も覚悟の上で、というコトで合意した二人は、数人の客の横に並ぶ。
プレイヤー・・・或いはカモが増えた事を笑顔の下に真意を隠したディーラーが確認し、次のゲームが始まった。
来たからには、と、一々ルールの説明もするつもりは無いのだろう。
緊張した面持ちで多めの額を比較的安全なラインに掛けるもの。単なる暇つぶしなのか、適当な手つきで掛けるもの。

ルーレットが回され始めて、ボールが投下される。止まるのはまだ先だ。

見極めたつもりなのか、このタイミングで掛けるものもいた。

「・・・決めた」

エメは、じーっとルーレットと、掛け金を置く台を見ていたが、そこにどんっと1000シザイ分全てを置いた。誰かが、冒険するねえと口笛を吹いていた。

置いた目は、23番。赤。
当たればそれは大きいのだろうが、掛け方としては丸きりの素人。

「♪」

ただ、何か、意味があるのか。
とても楽しそうに耳を揺らしながら、ニーミアを振り返った。

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様子を見ていた山羊が、ニーミアの耳元に口を寄せて小声で尋ねる。
体を洗ってきているのか、合成洗剤のよく嗅ぐ香りがした。

「一見しても分かんないけど・・・ああいうの、なんか操作されてる気がしない?」

咎めるでもないが、どう思う?という雑談。雑音に負けず、そして聞かれて不愉快を覚えられないようにするための密談。
卓越した技術を持つディーラーであればランダムに見せかけて狙ったスポットへ球を落とせる、と言う様な話も、聞いた事があるかもしれなかった。

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それを見ると、なんとなく嬉しくなった。全く換金せず遊ぶのを見ているだけでも、或いは剛毅にもっとつぎ込むのも気にしないが、自分に併せてくれたのかなあと。

考えながら、入る時と出る時で多くのモノが重みを変えている通路を進んだ。
財布を重くするか、肩を重くするか、だ。

それを抜けると、それなりに整えられているゲーム場が現れる。
壁際に並んだスロットに疎らに人が座り、ただの暇つぶしなのか、人生を潰していくつもりなのかぐるぐると回るドラムに虚ろに目をやっている。
テーブルではカードでの賭博をするのか、空いているディーラーは新たに入ってきた二人にちらと目を向け、手元のカードをシャッフルしていた。

ただ、いずれも山羊にはルールが分からない。

だから、一番目を惹いた

「あのぐるぐる回ってるやつ、アレなんだろ。」

と、ルーレットを指した。

ラインや、数字を指定して掛けていくゲームだ。ちょうどひとつ前のゲームが終わったところらしく、払い出しや回収が行われていた。

ボールの落ちたマスに従ってアタリハズレがあるのだろう、という位は察せるだろうか。


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「おー、いってみよいってみよ」

こんな場所ではあるが、それでも少なくとも表通りに近い所だ。
内実にまで期待するのは純粋を通り越して馬鹿であるが、軽くやってみる程度には丁度いいだろう。

入ると同時に、シザイの一部を賭場内で使用する通貨へ換金しにいくように案内する札がある。

「・・・・・・・・・まあ帰ってこないつもりで、どのくらいいく?」

試すわけでは無いが、山羊はニーミアに振り返りながら尋ねた。
私はまあこのくらい、と、本当にちょっとだけ遊ぶくらいの量、1000シザイ程度だ。・・・この値段で体を売るものもいる。だから、この位。

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考えていたことは違うだろうが、眼があった。
少しだけ微笑む様に細めた金色に、やかましさを覚えそうな電飾を宿しつつ、

「とりあえず、何処か入ってみる?・・・面(メェン)倒事が少なそうなところで」

と、通りの表に面しているくらいの店に指を差した。
・・・深追いすれば恐らく痛い目に合うのであろう、カードを使った賭博や、何の操作がされているか分からないルーレット、ブラックボックスそのもののスロット等だ。

尻尾は上機嫌に左右に揺れており、軽い興奮を見せていた。

もしもあまり乗り気でないなら、もっと他の所に行くか、或いはこういった賭博は無駄にしか思えないという話に進むだろう

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何をするでもなく、熱に浮かされたような顔で、街を歩く。
探索にも行かずに、ぼうっと。
最近、そういう事が増えてきた。
きっとそれじゃあいけないのだけど、じゃあいけないことで何か不都合があるとも、あまり思えなかったから。

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(お)

少ない知った顔が見え、はっとしたが、誰かと一緒の様子を見てから邪魔しないように建物の方に踵を返した。

in:娯楽区画



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皆さんご存じ、あの『AO畜産』からやってきた山羊!
市場へ卸す食肉には適さないためこちらの仕事へ従事することになりました。

*クラアナ探索の任につく皆様へ。
市場には卸せない品質ですが、それでも高水準!
是非、お召し上がりください!!

要望、疑問等はこちら⇒ XXX-XXXX-XXXX
宣伝用の食レポはこちら⇒YYY-YYYY-YYYY
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TIPS:AO畜産
市場に安価な肉を卸している。
ただし、黒い噂は絶えず。その殆どが、事実である。
*貴方はここからメールが届いたというコトにしても良い。
内容は、『当社の製品をそちらに送りましたので探索者の皆様でご賞味下さい!』という、他の長々とした広告部分を除けばそれだけだ。スケープゴートのIDが記載されており、彼女にコンタクトを取ることは容易だろう。
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TIPS:彼女は食肉として育てられたが、出荷前に別の用途で使用され、不適格品としてクラアナ探索に投げ込まれた。
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登録名とは別の、命名が行われた。
以降、彼女はそれを名乗るだろう。
エメ・ララダ、と
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PL:蒼(saitoumeiji)
売春、食肉等の要素を含みます。

*キャラクターが勝手に動いたからという理由や、ステルスをただPLを隠して行う無体な行為の盾にされるのが大嫌いです。