CuraanaNow
>>マナナ
「そっか。
マナナ……ちゃんは、じゃあこの場所には詳しいね。
少なくとも俺よりはずっと。」
頷きながらそう言って、一旦言葉を切って。
自身の膝に手を置き、よいしょ、と立ち上がる。
「うん……そうだなあ、俺のいた所はさ。
ここみたいに沢山のヒトが居るのは同じだったけど。
俺たちがキカイと呼んでるのは自分達が使う道具で
……人間を使ったり、襲ったりはしなかったよ。
多分、ここよりは少し平和かなって思う」
どう説明したものか。
きっと、少しじゃ足りないくらい平和なのだが……
ここで生きて来たこの子に言って伝わるのか?
着ぐるみ男は悩みながら無難な話をして。
また、すこしだけ周囲を見回した。
「マナナちゃん、あのさ。
俺、ここ出身の君に……聞きたいことがある。
……俺を信用してくれるならだけど、
少し移動したいな」
声を潜めて、男はそんな事を言う。
着ぐるみハンドで指し示しているのは少し離れた
壁の陰になっているだけのところで、
変なことが出来る感じではない。おそらく。
首を縦に振るかどうかは、あなたの自由だ。
(OKであれば、こちらの次レスからメッセージにします~)
in:メインボード
>>マナナ
「教えてくれてありがとう、マナナ…ちゃん。
……さん、のほうがいい?」
女の子の扱いは難しいものだ。
どう見ても年下だからといって気軽に呼んで、
機嫌を損ねてしまうのはよくないだろう。
名前を教えてくれたことに礼を言って、それから。
「イセカイ……と言ったね。
俺はあまりまだ信じられないんだけど……
いや、信じたくないと言うべきかな。
君の言うように、……ここは、多分。
俺の住んでいたところとは違うんだろうね。
それを異世界から来た人と呼ぶ君は、
ここで生まれ育った……で合っている?」
この女の子がこの場所?世界?出身で、
ここを愛している者だったとしたら……
こんなひどい場所に居たくないだとか、
おかしな場所だとか、そういった事は言いづらい。
口をついて出そうになるのを抑えながら
改めてその顔を見上げ、少し首を傾げた。
in:メインボード
>>マナナ
「別に、俺の趣味じゃないからね。
ちょっと事情があって着てるんだ」
どんな事情だよと自分でも思うが。
今説明する事でもないので、それは置いて。
「……君が俺を怪しんでるのは解るよ。
けど俺のこれは、身を守るためなんだ。
ここには──」
ちらりと周りを見渡して、それから。
壁を背にして立っていた着ぐるみは、
その場からは動かずにしゃがんで
あなたを見上げるかたちにした。
ずっと圧を掛け続ける意味もないので……
背丈と声から男性なのはわかるはずで、
それだけで脅威かもしれないし。
「──ここには。気が付いたら、いたから。
俺にも何が何だかわからなくて、怖いんだ。
君は多分危険な子じゃないだろうけど……
……ごめんね」
つとめて優しい声で謝って、
着ぐるみハンドの片方を自身の胸に当てた。
「俺はセイゴ。
君の名前を聞いてもいいかい。」
in:メインボード
「しゃべ……
ああそうか、キカイか何かだと思ったのか。
俺はそういうのじゃなくて、人間だよ。
この格好も義体とかじゃなく……
何て言ったらいいんだろう。ファッション……?」
この姿を見てすぐ 着ぐるみだー!とか
猫だー!とか、子供らしく言わないところを見れば、
着ぐるみをあまり良く知らないのだろうと思ったので。
適切な言葉が思い浮かばず、ファッションになった。
「俺は君には何もしないよ。
安心して」
無表情な頭でゆるゆると頷いてみせている……
in:メインボード
着ぐるみは無言でちょんちょんされている。
「……」
着ぐるみはあなたより背が高いし、
着ぐるみの頭は大きいので威圧感がある。
その頭をゆっくりと動かしてそちらを向く……
「……えーと、君。
だめだよ、そうやって人をつついちゃ」
人らしい。
やんわりと言いながら、着ぐるみハンドで
長い棒を押し返す動きをした。
in:メインボード
(なんか見られている気がするので、
ものすごく顔をそらしている。
どう見てもおとなしく善良な着ぐるみだ。)
in:メインボード
(着ぐるみは見られている気がして、
ちょっとうつむいた。)
(よし。特に目立っていないはずだ。)
in:メインボード
(着ぐるみだ。
沢山のニンゲンが行き交っているのを
ぼんやり見ている。)
in:メインボード
「一日の元気は朝ご飯から」
着ぐるみが固形食を選んでいる。
セリフに対してテンションは低い。
in:食料提供所
>>七峰 陽
「陽か。よろしくね」
猫着ぐるみは何度か頷きながらそう言って、その手を差しだしてきた。上等な着ぐるみであればふわふわだったかもしれないが、見ての通り安っぽい着ぐるみであるため、中途半端に綿が入っている。
ともかくそれで握手を求めてきているので、あなたはこれを握ってもいいし握らなくてもいいだろう。
「物騒な場所だけど……
……怪我をしないように、気を付けて」
自分より小さな子供たちが傷つくのは見たくないなあ、と思うものの、彼らを守れる力が自分にあるかといえば、無い。
だから、そう声を掛けることしか出来ないのだ。
in:食料提供所
>>七峰 陽
「陽、よろしくね」
猫の着ぐるみは何度か頷いて、手を差しだした。
上等な着ぐるみだったら手もフワフワしているかもしれないが……見た目通り安っぽいものなので、なんか中途半端に綿が入っている。
とにかく、それで握手を求めてきているので。
あなたはこれを握っても良いし、握らなくても別に良いだろう。
「君もここに居ると言う事は、シザイを集めたり……するんだろうけど。
……怪我はしないようにね。」
こんな場所にいる子供たちが傷つくのは見たくないなあ、と思うものの、かといって守れるほど強いわけでもない。だから、そんな事しか言えないのだ。
in:desuana
>>七峰 陽
「それがたまたま着てたんですね……
いや、趣味とかじゃないよ。念のため。
そういう趣味の人を否定したいわけでもなく」
謎の弁解をしつつ、食料が置いてある方を見る。子供が好きそうなの、全然ない……
「好き嫌いが無いのは偉いなあ。
ここの固形食料と比べたら煮干しの方がずっと美味しいだろうし、煮干しがあればよかった。
俺は……あー、セイゴっていう名前なんだ。
この猫じゃなくて俺の名がね。
よろしくって言うのもおかしいけど」
話したのも何かの縁かもしれないね、と、頷きながら。
in:食料提供所
(ねこだ~)
in:食料提供所
「……はは」
「俺は、死んだ記憶もないし。
君たちに殺された覚えも、ないよ。
よく似た誰か。きっとそうさ……」
周りから聞こえてくる話からして、もしかしたらそうなのだろうか、と思わなくもないけれど。もちろん、そんな荒唐無稽なことを信じられるわけもない。
信じたくもない。
「俺は、恐ろしくて。
クラアナとかいう場所は、少し覗いてみただけなんだから」
in:食料提供所
>>七峰 陽
「何故かと聞かれても困ってしまうんだけど、
たまたま着ていたからだね……」
たまたま着ぐるみを着ていた男。
「わけのわからない場所に居る以上、少しでも多く着ていたほうが安心感があるからそのまま……
俺は君よりは大人だけど、君の方が堂々としている気もするよ。
ええと……食事は楽しめているかい?
君の好きなものはあったかな?」
話題を少しでも明るくしようとしている。
残念ながらハンバーグやカレーは出なさそうな場所なので、盛り上がるとも思えないが。
in:食料提供所
「子供が殺気がどうとか言ってて
そん そんな感じですか……?
見た感じ子供が多いし、そういう時世ですか……?」
in:食料提供所
「死んだら……普通は死んだままで。
死んだ奴が生きてる、なんて、ありえない。
そうだとしたら、それは別の誰かだよ……
そうでなきゃ……」
「……いや、俺にはもう、何がなんだか。
聞こえてくる話だけで頭がおかしくなりそうだ」
ぶつくさ言っている。
「何か腹に入れれば落ち着くかと思ったけど。
そんな感じでもないなあ……」
おいしいわけでもないし……
in:食料提供所
>>七峰 陽
「何をしていると言われても……
あ、具合が悪いとかではないです……」
着ぐるみの顔は……無だ。着ぐるみなので。
大きな目には点々と穴が開けられておりそこから外を見ているのだが、外側からは中の者の顔は見えないだろう。
「……何だか、ここでは。
君くらいの子をよく見る気がするな」
と言いつつ立ち上がった着ぐるみ、まあまあ背がでかい。着ぐるみ(頭)のせいで更にでかい。怖いね。
in:食料提供所
(見られている事に気づき、さらに小さくなる着ぐるみ)
(そんなに小さくなれてはいない)
in:食料提供所
食料提供所の隅の柱の陰。
安っぽい着ぐるみが膝を抱えて座り込んでいる。
「何でこんなことに……」
コンパクトになりつつぶつくさ言っている……
声からして男性のようだ。
in:食料提供所
:亘 成吾(ワタリ セイゴ)。日本人。
:染め金髪にピアス、一見不真面目そうな青年。
:アルバイトを掛け持ちしながらなんとか暮らしている。
:町内会のイベントで、着ぐるみのボランティアをしていたはずだった。
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:チャットは見逃しがちです。
メッセージのほうが確実にお返事ができると思われます。
:お手柔らかによろしくお願いします。
:画像は自作。