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No.932595356
九楼
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age:15
sex:不詳
height:標準的
weight:標準的
Favorite:地位 名誉 力
Hate:没落

Comment
「今のうちにボクに媚売っとけよ」
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iconCuraanaNow

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「しまった……ボクとした事が汚染に蝕まれすぎた……」

「今日はこれ以上探索出来ないな。不本意だが侵食が治まるまで此処で一晩過ごす事にするか……」

独り言で状況説明をするタイプの探索者。

in:クラアナ内部


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去り際の挨拶に一瞬足を止めるが、振り返る事も、言葉を返す事は無い。

不機嫌に強く音を立てて玄関を開けば、そのまま後ろ姿は歩み、夜闇へと紛れて消えた。



in:酒場


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「…………」

少年は引っ掛けたまま静止する。
投げ掛けられた言葉に、機械がエラーを起こしたかのように静止している。

彼には理解出来ないのだ。
くだらないもの、痛みに満ちた世界。
その言葉が理解出来ない。

この世界で産まれ、当然の価値観として貫いてきた彼には、言葉の意味を解釈する事すら出来なかった。


一つ感じたのは【バカにされたのだ】という、その一点だけであった。


「………ふんっ、……!何れこのボクが直々に【指導】してやる、お前、覚えておけよ……!」

空になったジョッキをテーブルに叩きつければ、玄関に向かって踵を返した。

in:酒場


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「その口ぶりからすると貴様も異世界人か。近頃はよく見るな。」

「ならばこの世界のルールをよく覚えておけ。我々を統治しているのはニンゲンではない、支配者であるキカイ様だ。生存価値こそがニンゲンの持つ唯一の【生きる意味】なのだ。他のモノなど微塵の価値も無い、容姿も名声も信頼も……」

腕章を見せても変わらぬ表情に、ぴくりと眉を潜ませる。やがて少年の表情はふつふつと煮えたぎり……


「───こんな下らん飲み物もなッ!」


そのへらへらとした笑みに引っ掛けるように、人口ミルクの入ったジョッキを振るった。


in:酒場


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シスターに続いて桃髪の少女に視線を向ける。
その姿は報告資料で視た覚えがあった。NO.465253326 ……今日指導を受けたばかりの探索者の筈だ。

視ているぞと言わんばかりに睨みを効かす。

いずれまた貴女の元に【指導】の通達が来るかもしれないし、或いはこの少年がすっかりすっぽり忘れているかもしれない……

in:酒場


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「ふん、自覚があるなら十分だ。こんな場所で油を売ってる暇があるなら探索をして生存価値の向上に努めるんだな。」

ちびちび人口ミルクを啜りながら……

「バイオニシンだかダイオキシンだか知らんがそんなものに興味は無い!調査だよ調査、この文字が目に入らんのか!」

【生存価値向上委員会】と記された腕章を指差し示す。


「……そうだ、キミの行いについても報告しておいたよ。いずれ【指導】の通達が入るだろう、覚悟しておくんだな。」

in:酒場


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ちらりと修道女風の女を横目に見やる。

「(シスター……?そういえば委員会の会議で話題に上がっていたような……、まあシスターなんて珍しくないか……。)」

in:酒場


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「くそっ、なんて下品な場所だ……ッ!」

渋々と受け取ったミルクを口に運び……


「……うま、…………」

in:酒場


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滑ってくるミルクを受け取り……

「む、なんだ悪いな……気が利くじゃあないか───」

はっとカオが強張った。

「おっ、お前お前ッ!!いつぞのッ!!こんな場所にも出入りしていたのかッ!!」

in:酒場


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「───何、とりあえず座れ?騒ぐなら注文してからにしろ?いやボクは指導にだな……えっ、一杯無料?」

店員に窘められ、幾つか言葉を交さねた後……

「……ふん、仕方あるまい……これも調査の一環だ。普段はこんな下らん酒や食事に興味は無いが、甘んじて受け入れてやろう……。」

なんやかんや一人で言い訳しつつ、ちょこんと席に付いた。

in:酒場


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「───……ふんッ!ここがシザの言っていた【酒場】とか言う場所か!随分と陳腐なものだなッ!」

ばんッ!!大声と共に扉を開き入ってくる少年が一人。
その腕には【生存価値向上委員会】と書かれた腕章が蛍光色に輝いていた。

「酒なんぞに溺れた旧人類共め、このボクが一人ずつ指導を……───」

in:酒場


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「……巡回に行くか。足を踏み入れたくなど無かったが、直接下層へ向かわなければ埒が明かんようだな。」

席を立ち、本部の扉を潜る。

「ふん、待っていろ反逆者共め。このボクが直々に指導してやろう……」

in:生存価値向上委員会


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続く【指導履歴】に目を通す。
NO.840390956、NO.465253326、etc───

指導を受けた探索者の態度。そのどれもが【反逆的】であり、言葉による指導が意味を成しているとは思えなかった。

「ぬるい、ぬるすぎるッ!穏健派の連中に指導を任せていては駄目だ……ッ!もっと効率的な手段を……」

親指の爪をガリと噛み締める。そうして少年は、悶々とした表情のまま作業を続けた。

in:生存価値向上委員会


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椅子に脚を組み、淡々と委員会の報告資料を伺う。

「──……この男、また来ていたのか。」

NO.521355986の【指導履歴】が目につく。

その内容はNO.521355986に巡回協力を要請するといったものだった。会話の一部【行為の黙認】については改変が成され記録から消されている。この少年のような過激派の目に付けば、面倒が起こる事を察していたのだろう。それでもこの少年を激昂させるには十分な情報であったが。

【委員会】は一枚岩では無い。勿論、協力の件も少年にとっては初耳だ。


「あ……、あんな男に協力要請だとぉッ!?担当者は何処の阿呆だ、こんなもの直ぐに取り下げろ、クソがッ!!!」


癇癪を起こしディスプレイに向かって一人喚く少年。それを伺う周囲の目は冷めていた。




in:生存価値向上委員会


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「全く。どいつもこいつも愚か者ばかりだ……」

熱気の籠もった会議室から抜け出せば、テーブルに付き冷却タンブラーに注がれたろ過水を口に含んだ。



in:生存価値向上委員会


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その言葉を遮ったのは少年の声だった。


「───ふん、とても聞いていられんなぁ~ッ!」

彼の立ち位置、その派閥で別けるとすれば彼は【排除的盲信派】といった所だろうか。

「ニンゲンが増えたなら減らせば良い!我々が能動的に生存価値の低いニンゲン共を足切りにする必要があるのだ!シスターだか何だか知らんが我々はキカイに属する組織なのだ、探索者の一人や二人に臆するようでは話にならん!大体───」

と続く言葉を紡ごうとするも、また別の喧騒に遮られる。折り重なる罵声はもはや会話を体を成してない。互いに只々言いたい事を投げつけ合っているだけだ。

「───ちっ、こんな下らん会議に付き合っていられるか。ボクは巡回に行ってくるぞ。精々無益な議論で盛り上がっているが良い……」


やれやれと肩を竦めた。激情の熱が巡る会議室で、少年が一人立ち去ろうと気にかける者は居ないだろう……



in:生存価値向上委員会


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>>880275484
一頻り喚き散らせば疲れ果てたのか、少年は引き摺られる様に別室へと連れて行かれる。ちらりと、すれ違いざまに汗ばんだ表情を向けるが、それだけだった。

先程まで騒がしかった室内は、シンと耳が痛い程の沈黙が流れる。少年に付き合わされた組織員はまた、淡々と業務に戻るのだろう。

in:生存価値向上委員会


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「……くそッ!反逆者めッ!舐めた口聞きやがって……ッ!!誰がそんな賎げな場所にいくものか……ッ!!おいッ、離せッ!!お前のその言動、報告してやるぞッ!!!」

取り押さえられた少年は癇癪を起こした様に喚く。
辺りの委員会もうんざりといった表情を浮かべていた。こんな悶着も日常茶飯事なのだろう。

その背に向かって、いつまでも罵声の遠吠えをぶつけ続けた……

in:生存価値向上委員会


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「…………、ん……」

少年は言葉を閉ざす。

それは彼のコンプレックスだった。自らが卑下されてると思い込み、反射的に言葉を返す。故に、同調されれば返す言葉が見当たらず、唯、悶々と不機嫌な表情を浮かべるばかり。暫しの沈黙が流れ……


『───いい加減にしろッ!』

そうしてる内に委員会の幾人かが割って入った。少年を抑え、男から引き離して何かを諭す。

『い、いいからキミも帰りたまえ!あまり騒ぎを起こすんじゃないッ!』

少年は取り押さえられながらも、沸々とした負の感情を瞳に宿し、男を見据えるばかりであった。

in:生存価値向上委員会


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「何だって?……臆病、……?」

椅子から腰を上げ、一歩。

「ボク達の何処が臆病だって言うんだ、偶像頼みの弱者共と一緒にするなよ……!キカイとは叡智だ。我々を遥かに凌駕する知能を持ち、常に最適な判断を下す。」

一歩、もう一歩と歩みを寄せ、やがて手を伸ばせば触れる程の位置まで近づき見上げる。

「ニンゲンが劣等種だと認められない、キミの方が臆病者なんじゃないか……ッ!?」



in:生存価値向上委員会



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名前  九楼(9row=Equilibrium)
性別  不詳
年齢  十五
一人称 ボク
二人称 キミ、お前

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 【キカイ絶対主義】を掲げる生意気で傲慢な探索者。
 【生存価値向上委員会】に所属している。
 
 キカイはヒトを超えた超越者であり
 劣等種が奴隷として従うのは当然の義務であると説く。

 彼の前でキカイに対する
 反骨的な態度を示そうものなら
 謀反人であると騒ぎ立てられる事だろう。

 しかし一方で、抱いた野心を隠すつもりもなく
 己が野望のために汎ゆるを利用しようと目論んでいる。


 彼の望みはキカイの地位と能力に限りなく近づく事。
 
 即ち【全身の義体化】した上での【永久生存権獲得】である。



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▶PL情報

生意気な言動をするPCです。

PL様にまで不快感が届かないよう
出来るだけ配慮を怠らないつもりですが
もし不快に思ったら申し訳ありません……
(メッセージを頂いたら土下座して謝罪します。)

ログ公開は良識の範囲内でお気軽にどうぞ!
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RPは汎ゆるを許容します。