CuraanaNow
「うーん、お母さんは危ないところに行くなーって、怒ってた気がするけど。
気が付いたらここに居て。ここでは危ないところに行かないと生きてけないよって言うんだもの」
それなら行くしかないよね?と。
少女は無知だ。だからこそここに居ても恐怖で動けなくなってはいない。それは少しばかり幸運であったかもしれない。
今唯一分かるとすれば。男に群がられる女性に気付いても、今の自分では無力だということくらいか。
ごめんなさい、胸の中でだけ謝って気が付かないフリをした。
「お兄さん…?は?クラアナには慣れているの?」
in:エンドボード
「ううん、まだ。
私ね、初めて挑戦しようとして道に迷っちゃって」
手を取ってもらえばほんのりと安堵した様子、けれど迷子の事実を伝えればしょんぼりと眉を下げた。
「だから、アナの中がどうなってるかも、何処から入ればいいか、とかも全然分からないの」
腰を抱くような長い尾にはいくらか驚いたものの。案内してもらうのだからと特に口には出さず。貴方に置いて行かれぬようについていく。
in:エンドボード
クラアナに辿り着けて無いような、生まれたてのひよこ同然の少女に、受けいれていいかどうかが分かる筈はなく。
貴方の提案に目をまるくして、それから嬉しそうに答える。
「本当!?…案内してくれるなら、助かります!
私、まだここら辺の道に自信がないんだぁ」
差し出された大きな手に、そっと白く細い手を伸ばした。
in:エンドボード
「人間って私…、わぁ…っ!?」
声が掛かったことに小さく首を傾げていたら。
顔を覗き込まれたものだから、小さく肩を跳ねさせる。
人間、と呼ばれた事と、貴方の目が沢山ある事から、人ではないの?と少し疑問に思ったり。
けれど何処へ、と問われていたのを思い出せばはっとした様子。
「わ、私はクラアナに行こうとおもって!
シザイ集めなきゃなんないって教わったんだ、」
in:エンドボード
「ん〜?クラアナってこっち?」
うろうろ。きょろきょろ。
何だか怖い雰囲気。けれどクラアナ内部は怖い筈。
ならばこちらの方向であっているのだろう、と予想して。
少女はひとり、恐る恐る歩いている。
in:エンドボード
「甘いもの…、……」
ちらり、ちらり。商品と値段を見比べては大きなため息をついた。
「うぅ〜…、買えるよになりたいなぁ…」
当分は甘いものはお預けだろう。
in:アンダーボード
今日も店へ足を運んでみた。
「変な色のへんなもん…?」
何に使うか分からないものも、やはりある。
新人には基本どれも買えないと分かってはいるものの、見ているだけでも面白いようだ。
in:アンダーボード
「いろんなもん、売ってる…」
迷い込んだ先で店を見つければ興味深そうに寄って行って。
使い道の分からないものや、まだ手の届かない食品。
薬は一体何に効くのだろう、なんて思考しながら商品を眺めている。
in:アンダーボード
考え込んでいたものの、考えて分かる事も特になく。
「行ってみるしかない」、小さく口に出せば漸く決心したようで。
静かに深呼吸して、クラアナへ。
in:クラアナ付近
「シザイ集め…、か」
登録を終えた後、ぼんやりとクラアナの方を眺めて呟く。
あそこで“シザイ”が手に入るらしい、という話は聞いた。
生きるために必要なのだ、とも。
ただ、未知のそこにどう踏み込んでいいか分からず、少しばかり立ち止まっている。
in:クラアナ付近
私ね、お花で溢れた街の夢をみたんだ。
でも目が覚めたら、ここに居たの。
❁⃘*.゚まだ生身の少女。探索者になったばかりのようだ。
ご注意
死亡したりするとキャラチェンジしたり、複製体になって記憶が初期化したりします。 11/10 死んじゃったのでキャラチェンジしました。
※イラストはとりんさまAIで作成。アイコンは加筆して作成中。
※ロールプレイもデスアナも初心者。返信速度:ゆっくりめ。メッセ、白会話〇
のんびりお喋りしていただけると嬉しいです。
出現時間:まちまち。夜~深夜多め。急に寝落ちたりします。
閲覧はBASIC,やさしい世界,シリアス,センシティブ,世界観重視のみ。
3L〇,R指定は練習中で宜しければ!