CuraanaNow
「ここが、深層100階……腕一本人間やめただけで、案外いけるものね」
──息を切らした女の声。
in:朽ちかけの通信機
「異様に強かったの、さ、さっきの奴だけね……なんとかなるじゃない……」
「は、ハハッ…………はぁ……」
in:朽ちかけの通信機
「うわ、探索者のキカイ……!?」
「チッ、歯が立たないわね!逃げるとしましょ……!」
あんなのに触られたら死ぬ、と震えた声がした。
in:朽ちかけの通信機
「不意打ちって何よ……!?無駄に!硬いし!!ああもうっ!!痛いったら!」
ガキン、ガキンと金属のぶつかり合う音がしている。
in:朽ちかけの通信機
「幸先良く武器を拾ったと思ったら、支給品のほうがマシだったわ……」
ウソでしょ、なにこれという声とともに何かが放り捨てられる音がした。
in:朽ちかけの通信機
「………いい加減、資材を取りに行かなくちゃね。まずは機械化技師のところからかしら」
長いことボードを眺めていたが、やがてはため息をつきながら去っていった。
in:死亡者掲載所
生身の女が歩いて来る。
掲示板の前に立っては、なにか数えるように指を差しているようだ。
「……さん、よん。5体目かしらね?これだけ短期間に増えるともう笑うしかないのだけど」
はは、と乾いた笑いが零れた。
in:死亡者掲載所
「案外10層までの往復ツアー、戦闘だけするわよって言ったら人気あるのかしらねー……ふぁ~」
クラアナを出入りする人々を眺めつつ、欠伸をひとつ。
そろそろ眠るべきかもしれない。まだ生存価値はあるはずだ。
in:クラアナ付近
「アナに潜れば、武器なんてかなり転がってるものね。使い勝手の良さそうなのをいくつか持っておいて、持ち替えてもいいんじゃないかしら」
in:クラアナ付近
「色々拾えるようになって面白いけど、前より資材は集まらなくなったわねー」
in:クラアナ付近
「異形や機械化じゃない普通の義体もあるから、綺麗に直してもらえるといいわね」
in:クラアナ付近
「怪我人、多いわねー……」
in:クラアナ付近
「敵で死なせない自信はあっても汚染で殺されない自信がないわ」
ボタン事故こわい
in:クラアナ付近
「ある程度行ったら10層までで往復マラソンね……」
in:クラアナ付近
「機械化義体、使わないけど値上げしたわね……桁が一つ……」
in:クラアナ付近
「うーん……5までは潜れますが、汚染がネックですね……」
強化された腕を曲げたり、伸ばしたりして眺めている。資材がうまく集まるかも運によるので、微妙そうな雰囲気。
in:クラアナ付近
「………相当資材を集めないと、もっと深層の探索はキツそうね」
これは除染のために探索を切り上げてきた少女
in:クラアナ付近
「……ふぅん」
ふらりとボードを眺めにきた少女は、知り合いの名前でも見つけたのか瞬きを一つして、そのまま踵を返した。
in:死亡者掲載所
「……人、多いのね」
in:クラアナ付近
▽Kneel
…膝を曲げて休む。ひざまずく。
クラアナ内部をよくうろついている少女。
クローン技術によって複製された個体の内のひとつ。
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No.1 チョキチョキにより切り刻まれ死亡【称号:デスビンゴ!】
No.2 四肢を異形化し生存価値がなくなり死亡【称号:映す価値なし】
No.3 クラアナ探索中に汚染管理に失敗し死亡【称号:今日からエネミー】
No.4 カミツキ相手に余裕をかましていたところ追いつかれて死亡【称号:心、此処に在らず】
↓PL情報↓
基本オールフリー素材。バディ無し探索中。バディの求人やメッセージ等、お気軽にお声がけください。
現在黙々と探索中。