紫（一部青）色の短い髪、赤紫の瞳、簡素な服
ここに来る前のユラについて
その少女はよく三角座りをしていた。とても寂しそうに、誰かに拾ってくれることを願う
捨て猫のようなそんな雰囲気を醸し出している。
この少女は自分の名前以外の記憶がない。
元の場所ではその日を生きるために、仕事の日々を送っていた。
しかし、年齢が年齢だけに就ける仕事などタカが知れており、
貯金などは当然あるはずもなく、身に纏う服も簡素なもの。
最低限の生活で飢えをしのいでいるような状況である。
それでも少女が比較的まともに生きていられるのは、
『親切な』人達が『仕事』と引き換えに
少女を『支援』してくれているから。
少女は様々な人達によって生かされている。
少女はそのことをよく理解しており、
親が泣かない事であるなら、喜んでそれを行おうとする。
それ故に少女は『ひとり』でいることを恐れている傾向がある。
だからこそ、今のような『誰かに支えられるだけの存在』から、
いつか『誰かを支えられる存在』になれればと願う。
―――本心と秘密を胸に秘めたまま。
地獄の七日間を終えて
ここで出会った人物たちによって、少女は自分の心に深く食い込むほどに絡みついていた心の荊を
完全に消去することに成功している。
それが少女の心に光を灯し、
本当の意味でのヒトとして生まれ変わることとなった。
自分にとっての想い人には巡り合えなかったものの、
いつでも会える大切な友達を得ることが出来た。
少女はその友達の世界に赴き、
ありのままの自分で生きようと決意する。
出会った人達について
まだまとまってませんｺﾞﾒﾝﾅｻｲorz――――――――――――――――――――――――――――――
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