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No.186 アリハラ
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age:18歳
sex:男性
height:160cm未満
weight:???kg
Trend:出来るだけ避ける
Favorite:自由と平和
Hate:
Comment
人間の果てに、願いは叶います。どんなに苦しくても、進み続ければいつか。
【Battle_Log】
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有原ユウ
アリハラユウ

本名、アリ・ハラー・ユーヌス
略してアリ・ハラ・ユー
日本人風に、有原ユウ。

西アジア~中東地域某国出身。日系人種。

私の遡れる最初の記憶は、周囲に咲いた赤黒い花。

厳格な宗教の戒律による、社会的地位らしさが個人に強要される秩序で成り立つシステム。
やがて、都合や利害の違いが戒律の解釈の違いとなり、損得と思想を押し付け合った末紛争が起きた。
不安定化した政情、隙間に染みこむテロ組織。超大国の軍事介入。

進駐軍が誤爆した病院で、崩れ落ちた天井の下敷きに偶然ならなかったのが、私だったそうだ。
私は、多くの人を殺して、代わりに偶然生きている。
そんな、一般的な、当たり前の存在だ。
私の国で生きているのは、みんな、そうして偶然生き残った人間ばかりなのだから。

『私が咲かせるのは赤黒い花』 人が潰れたら、そうなる事を知ってるから、わかる。

内戦、紛争、日常は一方的な暴力と殺人。
元々日系であること、進駐軍の同盟国である日本の政府関係組織やNPOの伝手もあって、
危険な地域からやがて脱出し、当地で日本語や日本式の教育を受けられ、
やがて私は日本に渡った。
これは一般的ではない、相当恵まれていたと思う。

日本は、信仰により倫理規範が随分あやふやで、最初は少し怖かったが、誤解はすぐに解けた。
生まれ持った社会的地位らしさではなく、一人一人が自分らしさを認め合いながら、
合議で秩序を維持しようという、極めて高度なレベルで自由と秩序を保証した国だった。
自由と平和に私は憧れ、信仰を捨て、名前も変えた。恰好も実に自由だ。

でも、他人を殺して、自分が生きた。
自由を得た私は、この重石を背負ってどうしたらいい?
いっそ、戦場記者でも目指しましょうか。少しでも、あの混沌を情報にして伝えて。
そのうちあっさり殺されたら、それでもいいか。

ええ、私の『願いは平和と自由』
凡庸な願いです、それが特別だと知っていただけで。

全ての花を手折り最後の2人、フタハナとなった者が願いを叶える。

参加者全員が望まない役割を押し付けられ、
互いの都合の矛盾をぶつけあって殺し合い、
最後に残った者が自分の願いを叶えられる。
この島の催しは、あの故郷の地獄と同じだ。

その中で、無力な異能を守る人たちが居た。
人狼や吸血鬼や暴走者達も、尊重すべき命。
等しく大切にし、殺人の罪すも分かち合い、
互いを理解して共に進もうとする者が居た。

暴走する異能、引き起こされる殺人。
それでも失った日常を忘れない者が。
制御できず暴力となった異能を制し、
生命の輝きを異能で奏でた者が居た。

異能の果てを人間の果てが制したのを、
混沌から生まれた自由と平和の両立を、
私は見た。


その世界で私が出会ったのは吸血鬼の少女。
彼女の吸血の一瞬の痛みと、心地よい感触。
私の主となった彼女の言葉一つ一つが、
重石に凝った私の心のをほぐしていく。

報道写真



報われる事は少ないが、その残酷に立ち向かうのをやめれば死と同じだ。
奇しくも罪に苦しむ友人に伝えた言葉を使い、私の悩みを打ち破った。
その達観の理由を聞けば、経験を得れば、記憶は要らないと諭した。
余計な事を背負わないのが私、私の心は元から吸血鬼だと笑った。
言葉が重なるのは気が合うかもと、はにかんだ顔で振り返った。
あらゆる痛みや苦しみを抱えて、頑張る人が好きなのだと。
他人の為に働いて、頑張り苦悩する私を好きだと言った。

苦しみを投げ出し暴挙に及んだ吸血鬼達に冷静さを欠いた私にも、
共感しながら、私に最も必要だった休息と睡眠を勧めてくれた。
立ち向かえなかった悔しさを語れば、過ぎた事より未来を彩ろうと諭した。

そして、あのライヴと追悼式を勧めてくれた。
少なくない犠牲を悼み、未来に希望があれば、
人間はどんな苦難にも耐えて、生きていける。

全てが終わった瞬間に、出会ったあの夜の様に、
軽やかな歩調で、ふわりと夜風に金髪を浮かせ、
首元をすぅっとくすぐるいたずらな秋風の様に、
振り向けば、忽然と消えてしまった貴女。

no.224:七那 菜々奈
ナナナが言いにくいので少し縮めてとお願いしたら、ナにしてしまった。
ハサンをバカにしたら怒られた。元の信仰もあるし、バカにしてはいないのですが。
口元に両手の人差し指で”ばってん”を作る仕草までが、妙に可愛らしく思えて。

報道写真



明るく軽やかなあなた、こんなにも私の心を見通すあなた。
決して多くはない交わした言葉の全部に、惹かれて憧れて。
薄い緋色の瞳に吸い込まれる様に、私はきっと恋に落ちた。

貴女の言葉すべてが、私の憧れであり目標になった。
自分勝手に背負った十字架を背負うのをやめて悼み、
過ぎたことを過去にして、余計なものを背負わずに。
どんな苦しみがあっても、希望をもって未来に進む。

報道写真



悩み迷ってた時はどうか、風になって導いてください。
ふっと撫でられて振り向いた先に居る、
あの夜の貴女の後姿を、揺れる後ろ髪を見て歩きます。

風の導く先に向かえば、必ずあなたの居た場所に行ける、
風の辿り着く場所に、行ける。

報道写真





【取り戻した物】

報道写真


no.31:歌い手きらライザ



Live!【555yuri】
https://moo-tyaunen.ssl-lolipop.jp/txiloda/picture.php?user=Jade&file=Live1.png

報道写真


あの日、無秩序なまでに暴走した廃墟の巨人を暴れさせた異能が、
轟音を立てて、隊列を成して、
見上げる様な巨大な楽器へと、
それらが囲む超巨大なバーカウンター型ステージへと、
奏者の声と、音を、島中の聴衆へ放つスピーカーへと、
その周囲に並ぶ無数の銀鏡の反響板へと変貌していく。

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頂点に立つは、楽器とアンプを繋ぐ瓦礫のステージの支配者たる麗しき異能の【no.307:歌姫コココ
ッ、ズン! その楽器達の目覚めの咆哮、鏡の反射板を操りそれを増幅する異能の【no.347:ギタリストユーリ

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歌姫の紡ぐ鮮烈なメロディが、詩が、願いが、世界を震わし、想いで満たす。
それに、ド、ズンッ! と、胃腸と鼓膜を殴りつける歪んだギターの爆音が、

支える様に響き合う音響バランスの奇跡の調和。
夜空に突き抜け響く歌が、ギタリストの運指が刻む音階と、
手を取り、踊る。命(ビート)を、刻む。歩幅(ステップ)を、合わせて。

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デーヴァと、ギタリストが、言葉もなく手を取って、2人の世界でまわり、踊る。

ぐるぐるぐるぐる、2人と同じ景色が、私達にも見える。
二人の視界に映るのは、360度を埋めるこの血腥い世界。

その血煙を、二人の音の熱が、まわりまわる無限の生命の歩調(リズム)が揮発させてゆく。
2人の視界に映るのは、360度を埋めるこの星明瞬く夜空、歓声で答える幾百人の聴衆たちだ。

その興奮に湧くように、一人一人の聴衆の足元にサイリウムが生えていく。
その灯りは、二人の生命の躍動を浴びた、数百の聴衆達の命の反響なのだ。

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月と星とステージの照明だけが灯りだった世界に、一つ、一つ、

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数百の聴衆の命の数だけ、色とりどりに光る花が咲いていく咲いていく咲いていく咲いていく。

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歌姫の背後に連なりゆく鏡が、彼女の姿を無数に映し、
その想いがきらきらと輝く雪になって降り注いでゆく。
無数の光がきらきらと咲いていく世界へと降り積もる。

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星空も、地上も埋め尽くし、手を取り合い、輝き合う。
無数の想いの光のダンスが、暗闇に揺れて、舞い踊る。
軽やかに、自由に、鮮やかに踊る。
これが、人が生きるという輝きだ。

報道写真




*希望のサイリウム生成、報道写真協力、【no.19:露草藍海】様。





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ステージの裏側で

その歌姫の想いは、向けられた誰かへだけではない。
全ての聴衆の魂を、震わせ、響き、手をとり、踊る。


望まぬ道に迷い込んでも、
絶望に負けず前へと進め。
未来はわからないけれど、
夜を超え共に何処までも。


この声は、想いは、あなたには届かなかったのでしょうか。
光の届かぬステージの裏で、一人苦悩し絶望した銀髪の鬼。

自分が生きるために幾人も殺してしまった絶望を、誰にも話せず誰にも頼らず、
自分の弱さを証明する事から逃げ出す事が、強さだなんて信じ迷ってしまった。

化け物として死ぬか、出来もしないフタハナになって全部やりなおすか。

そんな答えでも何でもない、難しい事を考えるのが苦しいから途中で投げ出した事を結論と信じて。
弱い人間のまま、人殺しになってしまって、自分まで殺してしまった。
間抜けな夜の住人、吸血鬼のあなた。

私はあなたの過ちをまだ許せない。
でも、あなたの事を弔う人が居る。
それがきっと、私が信じたあなた。

無理やり持たされた異能に追われ、
生きるために他人を襲って殺した、
それでも命を尊重しようともがき続けた、
no.98:ふゆるぎさん。

こんな異能が無かったら、
ちょっぴり気障でぶっきらぼうだけど、本当は不器用で臆病で優しい、
過ちから逃げ出さず認めて前へ進める人。
強く美しい『人間』。

あ。ご飯驕り、約束ですからね。



【異能の果てに】

報道写真


no.40:ウナクロ
異能の進化の果ての美しさを、彼は見せた。

殺し合う為に押し付けられた異能の進化に、翻弄された一週間。
彼は、彼らは、異能の進化の果てに、人間の進化は果てしなく、
忌まわしき異能の果てをも、人間は我が物に出来る事を示した。




【もう一つ、必要な事】
『最後のライヴが終わった』
『希望があれば、どんな苦難にも耐えられる』
『でももう一つ、必要な事がある』

報道写真





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安全情報チャンネル【safe_info】
最新危険地帯チャンネル【DngMaP】*外部リンク


『暴走の異能』の安全性、正しく知って危険を回避
『暴走の異能』の安全情報 (2日目)

・暴走者が眠っている間は、安全。(情報が自動的に修正された)
(、起床時は必ず暴走する。衝動が蓄積しているため)

・暴走者を中心に、端末地図上の周囲一エリア20区画より外は、安全。
(周辺参加者に、暴走者が表示されなければ安全)
・暴走者のバディが逃走すれば、襲撃は終わる。
・あなたの『睡眠』中は、安全な可能性が高い。

『暴走の異能』の特性情報

・体力気力が回復すると(約一時間程度休むごとに)、暴走する。
(暴走しない事もある)
・一度の暴走で、一組だけ襲う。
・暴走者の意志で暴走を抑える事は出来ない。
・媚薬等で酩酊させても、暴走する。
・暴走者が拠点内に居ても、暴走する。

『暴走の異能』の危険情報

・通信機を通さない、周囲から暴走者の声が聞こえる位置に居ると、襲われてしまう。
・あなたの『周辺参加者』に、暴走者が表示されていると、襲われてしまう。
・あなたが『隠れて』いても、気づかれてしまう。
・あなたが『拠点』にいても、破壊されてしまう。
・暴走者を襲撃すると、暴走し反撃されてしまう。


以上、今話題の『暴走の異能』について纏めました。
正しく知れば、暴走の危険は大きく回避できます。
本人は主催者に異能を与えられただけの、尊重されるべき人間です。
筆者は、釣果を恵まれた事さえあります。
徒に恐れたりせず、正しく知ってお互いに対処をしましょう。

*本情報は執筆時点の物です。
未確認情報、主催者の悪意ある介入による異能の変化等、状況は常に流動的です。
最新の情報を収集し、安全確保に努めて7日間を生き残りましょう!

情報提供者:元『暴走の異能』保持者、医師・小豆香先生


 ↑↑現在判明している異能の特性、多数の異能についてのより詳細な調査結果は、
no.61:ロサ・ガリカ様プロフィール】*外部リンク



【重要】___*黒い注射器と白い注射器*___【異能の暴走と消去】

【重要】【黒い注射器】は、使用された人の異能の力が不安定化し、
【暴走する異能】が発現し、以降【定着】する。(一時的なものではない)
説明文から、進化する異能であれば、正しく作用し進化する可能性があるが、未確認である。

【重要】【白い注射器】は、使用された人の全ての異能を消去し、一般人に戻す。(複数成功例を確認)
説明文に相違ないと思われる。

ただし、異能の喪失は同時に、この島での相対的戦闘能力や生存能力を一気に喪失することを意味する。
使用時は細心の注意が必要。
フタハナを目指す襲撃者や、人狼・吸血鬼の生存のための襲撃対象として、恰好の餌食となる。

また、これらが開催から数日を経て初めて発見された事は、非常に不自然な状況である。
今後も、事態を不安定化させる物体が、逐次投入される可能性に留意すべし。




【更新】【危険情報】___*廃墟の薬*___【重要】

未確認の【薬剤摂取】による、暴力衝動の【暴走】が確認されています。

【錠剤】、怪しい雰囲気の【薬】、メーカー不明の【エネルギードリンク】等、
効果の書かれていない、廃墟に落ちている不明な【薬を摂取するのはやめましょう】。

*衝動の【暴走】は約4時間程度、継続するとの情報あり。

【重要】【黒い注射器】は、使用された人の異能の力が不安定化し、
【暴走する異能】が発現し、以降【定着】する。(一時的なものではない)

【重要】【怪しい薬(泡立っている)】は、使用された人が永続的に暴走する可能性あり。

非常に危険なアイテムが存在します、専門家の判断を仰ぎましょう。

 ↑↑【関連記事】廃墟の薬の効果一覧
no.118:小夜啼様プロフィール】*外部リンク


new→ 失くした日常、異能と人間の果てに

私がこの島で印象に残っている最初の感覚は、放り出された海の冷たさと、鼻と口に流れ込む、雑菌だらけの生臭い海水の臭いと塩気。
次に、何とか掴んだ掌を削る、波濤に浸食されたコンクリート護岸の鋭い痛み。
現役の人工物など殆ど見えない、放棄された紛争地帯の街の様な廃墟で、じゃりじゃりと靴底を引っ掻く細かいコンクリートの欠片。
そして、鼻腔をくすぐる、私を再び人間の世界に導いた、魚の焼ける煙たく芳ばしい香りだ。

釣果を極上のディナーに変えていた美少女は、【no.57:アイリさん。】。

鱗一つの削ぎ残しも無い、焼け跡の膨れた魚の皮を、筆者の犬歯がさくり、と。貫く。
生唾に濡れる舌にじゅわっと染みこむ脂。
これぞパリパリジューシー!
完璧な焼き加減。腹側も臭みのついていない、見事な捌きをワタ抜きは、
幼い日に御父上の釣りに付き合った知識と、自炊の経験が生きたとのこと。
それだけでは、語れないセンスと努力を、文字ではなく舌で理解いたしました。
炊き出しは盛況、多くの人をご努力で幸せにされる姿も、ご本人は照れくさそうに謙遜されるばかり。
思わず、記者と名乗り忘れてナンパと警戒されてしまったのは、大変申し訳なく。
でも、そんな冗談で反撃できる強さもお持ちの、素敵な方でした。

彼女への取材から釣果を供給している方は別に居る事が判明、歴戦の漁師の素顔や如何に。
その正体は【未来の『二丁目の美人新米ママ』no.152:めぐみさん。】。
その体躯はまさに海の……男?女?それだと釣りでなく海女さん?もとい、意外にも美麗なお姿は、美へのご努力を感じます。
そして何と釣り初心者。食いつきが良かったとはご謙遜。
海に慣れない筆者が、日本で挑戦した時は実に無残な結果であった。
そっと勧められた釣り挑戦を辞退しつつ、手製の釣り竿は別なる職人の手によると判明。
優しく、面倒見よく、みんなのお腹に幸せをくれる暖かいママさんのお店が建つことを祈りつつ、
めぐみさんに釣り竿を渡した職人の謎を解くため、筆者はこの島の奥地へと旅立った。

……え、虫とか食べようとする。というメモが筆者の手元に見えるのですが、
いかがなのでしょう、【no.111:スィースィアさん。】今となっては、あまり逆らいたくないのですがっ。
当時は、異能が押し付けられ、事件が起こり始めた頃。
暴走の異能についての真面目なやりとりもあって、ミステリアスで大変真面目な方。
というのが筆者の当時の印象だったことを、この走り書きだけが思い出させてくれます。
現在のそれは、きっとこれをお読みの皆様と同様かと。

そうです、思い出し難い状況ではありますが、これが私達。
互いに互いの想いのまま、支え合い生きる人間の日常。

全ての花を手折り最後の二人になったら、願いを叶えるという世界観。
そして全員が、望まぬ異能を押し付けられて、それに翻弄され、
怒り、悲しみ、命まで失い、それを取り戻しながら、今日まで生きてきた。
今ではあまりに遠く、戻る事は叶わないでしょう。

でも、思い出さなければいけない。
私たちが望む未来は、きっとあの日常の形をしている。
あの先にあったはずの未来。

異能もその進化も、誰もが偶然背負わされた望まない運命だって、支え合って、踏み越えていけば。
その足跡の、軌跡の先には必ず、異能や殺人などでは決して成しえない、私達『人間』の願いが叶うはず。
異なる未来への道に突き落とされたけど、私たちはきっと、本来とは違う道を辿ってもその未来に戻れる。


今日、魔法少女の異能の力が行きつく果てを見ました。
人間の身体を、ああも冒涜的に恐ろしくでもどこか美しい絶望に、変えてしまえる異能の果て。

不可能と思えた救出劇は、当事者も、関係者も、無関係な人や無力と自嘲する人々全員が、
まだ分解したばかりの絹の細糸を少しずつ、一本の輝く生糸へと縒り合わせて、それを編み上げてゆく様に希望を増していく。
分析される情報、用意される物資、この世界でなければ許されない、命を賭した魔法少女たちの救うための戦い。
この記事を書いている今、彼女の救出が成ったと、【no.40:Tbyaiterフォロワー数×××××桁インフルエンサーウナクロさん。】よりご報告が。
これが、あの冒涜的な異能の果ての美しさではなく、それをも照らして輝きに変える『人間』の果てにある美しさ。

どんな十字架を背負っても、どんな困難に思えても、
失敗を重ねて、苦しみ悶えながら考え続けて進んだ先に、私たちは必ずたどり着いて願いを叶えられます。

昨日【no.31:生配信歌い手きらライザ
が歌われたように、これ程に困難な中で手を取り合えた人々と、生きて、忘れてはいけなかった日常へ戻りましょう。

今日のライヴも、楽しみです。


↑↑今夜21:30、ライヴ開催 専用CH 【555yuri】*外部リンク




異能【人狼について】
【人狼】の異能の特性。
・一定時間(1日内外程度)につき、一人を襲撃し殺害、捕食しなければ死亡する。
・襲撃においては非常に強い力を発揮し、並みの相手は致命傷を負う確率が高い。
・人狼の時間、が存在し、誰にも【察知されずに襲撃】出来る時間帯がある。
(ここでは敢えて具体的に触れない)

・【人狼には餓狼】と呼ばれる人狼の頂点、α個体が存在する。
1日1人の殺害の代わりに、同伴者を喰らって生きる事が出来る。
その際、同伴者は生存のため人狼の血を注がれ、新たな人狼に変わる。
その特性は、【吸血鬼の真祖】と類似している。

【極めて困難な異能】である。暴走の異能以上かもしれない。
【1日に1人】は、本人もしくは他人が【死亡】する。
被襲撃者は勿論死亡するし、人狼本人の生存も難度が高く、メンタルケアも困難極まる。
人狼、にされた方々を如何に支えて、7日間ともに生存するかは、
確実に死を伴うものであり、恐らく、我々人間個人にとっては、正解のない問いの答えの模索であろう。

前提として、【全ての異能は、誰がそうなるか分からなかった運命】である。
我々は各個人が尊重されるべき1人の命であり、困難な異能を持たされた方も例外ではない。
困難な異能には誰もが非常に強い影響を受けざるを得ないが、
だからそれは、誰もが受けえた皆の運命として、可能な限り皆で対処する。
という考え方を、してよいものだと筆者は考える。
命は人が計れるものでない、であるのに失う選択を強要されるならばこそ、それは1人では背負えないのだから。




異能【吸血鬼について】

【吸血鬼】の異能の特性。
・一定時間毎(1日内外)に、他人を襲撃し吸血行為をするか、同伴者から吸血して血の渇きを満たさなければ、【暴走】する。
・吸血された同伴者は、眷属となる。一人で複数の吸血鬼の眷属になれる。
・眷属が増えるほど、力を増す。
・眷属は主人と戦うと力が落ちる。
・すでに眷属や吸血鬼である者の血液を吸っても、渇きは満たされる。
・吸血には非常に体力を消耗する。
・飛行可能な個体と、そうでない者が居る。飛ぶ個体は目立つが、広範囲を襲撃可能。
・昼にはいくらか力が落ちる。
・吸血鬼が、血の渇き以外の理由で暴走した場合は、吸血で回避可能。

・【吸血鬼には真祖】と自称する、吸血鬼を増やせる個体が存在する。
・吸血鬼から進化すると、真祖となる。
・真祖が同伴者の吸血(眷属化)を行うと、同伴者は単に眷属だけでなく、【新たな吸血鬼】となる。
・真祖に吸血鬼化された吸血鬼の特徴は、真祖でない吸血鬼に準ずると思われるが、
自身が所持していた異能が保持される。
(暴走しない異能の者は、血の渇きで暴走しない実例が確認された。)
(同じ真祖に吸血鬼化させられた者の、吸血衝動周期は常に同じと思われる。)
以上の特性は、人狼の【餓狼】にやや類似している。

・真祖には、暴走しても吸血できなければ、通常の食糧難と同様、餓死してしまう性質がある。
・通常の吸血鬼には、暴走し続けても餓死する感覚はない、らしい。

・【真祖が進化】すると、血が溢れ出すようになり、血を吸っても満たされず、暴走の異能の様に、毎時暴走し続ける個体となる。
・この個体は、依然として同伴者から吸血すると、眷属は吸血鬼となる。


【人狼】に次いで、非常に困難な異能。
吸血には非常に体力を要し、個体特性によっては吸血のみでは血の渇きを賄えず、襲撃が必要となる。
しかし、非常に強靭なパワーとスピードで、並みの相手は襲撃によって殺してしまう。
勿論、人狼や暴走者、強力な異能者や相性の悪い相手には、返り討ちに遭うリスクもある。
特に、暴走し続ける吸血鬼は、自身にとっても周囲にとってもきわめて厄介。

困難な異能を持たされた事は、個人の責任ではない。
誰もに降りかかりえた困難であり、誰もが生き残るべき人間である。吸血鬼も全く平等である。

ただし、現在多くの者が、命を守るため必死の情報発信を行っている。
自他の暴走の地点など重要な事柄については、自分の特性に応じて可能な限り、自覚ある情報収集を行う事はある程度必要である。
それはまた、自分を守るため周囲の感情が寛容である条件ともなろうと、筆者は愚考する。
同時に、失敗もまた、困難な異能と同じく誰もに降りかかりうる事を忘れるべきではない。
共に、生き残れることを願う。




__アリハラノート

以上の内容は、アリハラ文書と呼ばれる都市伝説。
何時しかインターネット上のオカルト界隈のごく一部で、
多くの誰でもない一般人たちに、内容の断片が語られる様になった。

一説には、関東在住のある医師が所持しているという、耐水野帳に鉛筆で記された怪文書。
およびその写し、リーク、あらゆる断片の総称の原典。

ある日絶海の無人島に集められた数百の一般人が、超常の異能に目覚めて互いに殺し合い、
最後の2人となった者はどんな願いも一つだけ叶えられる。

という主旨が共通して語られるその内容は、誇張と創作によって変質し、断片細分化し。
あなたが知ったその荒唐無稽な内容が真実なのか、虚構なのか。
もはや誰にも判断はつかないものである。

その真実を、鮮烈な体験として記憶にとどめた、その当事者たちを除いて。

彼は、その文書の原典をその島に残したとも語られるが、
いつかその島にやってきた誰かが拾い上げた、
鉛筆で何かが書かれた耐水紙は、
激しい風雨に浸食され、読み取る事はほぼ叶わないだろう。

アリハラとは、著者とされる人物の名から。





【ある結末】

はぎとられた報道写真


no.288:限界機甲営業カリフォル
生命とは。異能の進化の果てとは。
そうか、わかる。すべてがわかるぞ。
ドワォ

*このページは、アリハラが暴走しているときに書いた。
記事を書きすぎて寝不足でエネルギードリンクをオーバードーズ。
全くフェイクの偽書でありアリハラノートから除外すべき。
アリハラノートが虚構である事の証拠。
等、後日特に、カルトなインターネット上の更にごく一部で、議論を絶えさせない。