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■ 彼女について所属:稲荷星庁宇宙航空防衛局防災部小惑星災害対策課
勤務地所在:衛星
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号 S.S.S.(Satellite Survey System)構内
エトシアは辺境の惑星に備わる掃天観測衛星基地の管理を担っている一般的な獣人だ。
基地はほとんどの機能が自動化されており、他に従業員は存在しない。
時折母星から訪れる補給便や保守点検の技師とも最低限の言葉だけを交わし、必要以上に関わることは望まなかった。
そうして彼女は他人と関わる機会も無く、宇宙の片隅で孤独に過ごしていた。
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エトシアは実際のところ人付き合いが嫌いではない。
語調こそ丁寧なものだが心理的な距離感は人並みと言える。
挨拶されれば自然に応え、雑談の席ではジョークを口にする事さえある。
幼少期より家庭環境は良好であり、学生時代は友人にも恵まれていた。
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エトシアは"死"とは無縁の生活を営んできた。
紛争は世界の何処かで絶えず行われている。それはきっと宇宙でも変わらない。
彼女が死を漠然と遠く感じる理由は唯一だけ。ただ、運が良かったのだ。
"生きる為に武器を取る、使命の為に身を捧げる。そういう言葉は識っている。
いつかそんな人たちのルポを観たこともあった──光が届くのに何十年もかかる場所の話だ。
それでも平和な星で生きる私にとって、何者かの手によって脅かされる命など、遥か異世界のお話のような気がしていた。"
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エトシアはフタハナを目指すことには消極的だ。
彼女は自らの半生に幾らかの後悔、願望、希望を抱いている。
しかしそれらはヒトなら誰しもが抱く普遍的な祈りであり、
命を賭す──あるいは参加者350人余の人命と天秤にかけるには
余りに些些たるモノであった。
交流
「きっと、忘れません。」
PL情報
ほぼ初参加、RPのペースはスローです。
ログ公開可。だいたいフリーです。
よろしくお願いします。