■毛受 末希（もうじょう みき）
どこにでもいそうな普通のおねーさん
未だ失恋を引きずっている程度で、どこにでもいる普通のおねーさんだ



ある日、会社の社長が法律とか法律とか法律とかに違反していたために会社がなくなり、家でやけ酒してべっろんべっろんに酔っ払っていたところ、郵便受けのチラシに混じっていた不思議なアンケート
酔っ払った状態でのノリで記入したらこんなところにやってきてしまった



……女の周囲を、黒い蝶と白い蝶が飛んでいる……


■異能への態度：これで、誰かを救えるなら

所持異能

「地獄煉獄極楽蝶々」
死をつかさどる黒死蝶と、自然治癒力を上げるヒーリングバタフライ
生と死、双方の蝶を操る程度の異能
黒死蝶に関しては他者へと向かわせるにはかなりの制限があるが、ヒーリングバタフライは無差別に誰にでも飛ばすことができる

・もうちょっとだけ詳しく

現代日本、されど、異能が存在するが故に色々とちょっぴり違う世界の日本に生まれた、異能を持たない一般人
小中高での付き合いがあった友人たちが皆「異能差別主義者」であったせいか、その影響を彼女も受け、異能を持った人々を「化け物」と呼び嫌悪していた
友人達が次々結婚していく様子に「ｷﾞﾘｨｯ」しつつも普通にOLに
が、会社の社長が脱税からの詐欺その他もろもろ余罪発覚からの会社がなくなったので無職に。この島に来たのはそうなったのでやけ酒していた当日である

この島に来て、異能への偏見は薄らいできている
そしてなるほど、復讐が、はたから見ていてこんなにも胸糞悪いものであるとも感じ取った
己の、男に振られた程度での復讐心等、なんともばかばかしく愚かしい！！！

■バディ：ジロー君（ENo.182
　　　　　これが、おねーさんなりのけじめです

■おねえさんめも
・おふろのいち：39.33？
・しんせつなひと：ロサ・ガリカ（No.61）
　　　　　　　　　妃花ちゃん（No.217）
　　　　　　　　　ボンレス　ハム代さん（ENo.194）
・きょうりょくしあえる？：#誰か助けての会
・おいしゃさまのあつまり？：SaveLife
・黒い蝶：182〇、342（死亡しているのを確認したため、恐らくもうとれている）
・ぼうそうじょうほうかくにん：DngMaP


■現時点、全チャットの音速に乗り切れる自信がないので基本周辺チャットのみ確認します
　最悪周辺チャットでも見逃して話しかけていただいても気づかない可能性がございます。ご了承ください
■ログ公開：常識の範囲でフリー
■NGな事：スカ苦手につきNG
■画像著作権
のえメーカー様

・すべてを捧げた普通の女のその後

さて、どうなったのでしょう
この島での出来事は、きっと泡沫の夢
それでも、せめて女は忘れないようにと、一部朧げかもしれないけれど、記憶を持ち帰りました

ただの夢？
それとも現実？

ただの普通の女に、その答えを出すことはできません、けれど……


女は、今までの交友関係をバッサリ切って、遠くの土地に引っ越したそうです
今まで持っていた考えを、一部捨てて生きようという想いがあったからです
異能への異様なまでの差別心
……女の中にあったそれは、酷く薄らいでいたのですから

まだ、完全に異能に対する恐怖が消え去った訳ではないのでしょう
それでも、考えは変わったのです
普通の女でも、まぁ、それくらいはできたのです

さて、あの後大丈夫だったかしら……目覚めた瞬間、すごい物が視界に入ってショック受けてないといいんだけど

……幸せにね。おねーさん、信じてるわよ

少なくとも、彼女は大丈夫そうです
だから、どうか、幸せに



……女の後を、黒い蝶と白い蝶が、ゆらゆらと付き添っていたのでした