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No.110 ナナカ
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age:若い
sex:女性
height:平均的
weight:そこそこ
Trend:出来るだけ避ける
Favorite:ミッキー
Hate:ありません
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【Battle_Log】
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箱に入れるように大事に大事に育てられた娘
七戒(ナナカ)と名乗っている。
世俗とは無縁の生活を送っていたため、常識に欠けているところがある
化粧などはしておらず、白い衣服のみを身に纏っている

いくつかの守らなければならないルールがあった


・アイテム探索で誤って動物を殺してしまう → 瘴気を吸った後ナイフで自害する
・JUMPの着地点が水場で泳いでしまう → そのまま動かず溺死する
・昼以降に食事をした → 死毒が全身に回る
・肉を食べた → 人に襲い掛かって殺される
・相手を貶める発言 → 同じ人に襲い掛かって殺される
・物を所有しすぎる → 何度も同じ人に襲い掛かって殺される
・その日得たものを翌日に食べた → 何度も何度も同じ人に襲い掛かって殺される
・アイテムを身に付けた → 何度も何度も何度も繰り返す
・他人に迷惑をかける → 何度も…………何度でも
・ごみを地面に捨てる → 死毒が全身に回る
・相手が嫌がることをする → 襲われて殺される
・血縁ではない者に抱き着く → とっても上手に殺される
・湖を泳いだ → 襲い掛かって数列の波に飲まれて殺される
・嘘の名前を名乗った → 地球上から消滅した
・冗談を言った → 襲い掛かってぴょんぴょん跳ねてたらジュ…っとなった
・ベッドマットの上で眠る → 訓練の案山子になる
・血縁の無い異性と同じ場所に泊る → 演習の的になる
・人に怪我を負わせた → 拳銃自殺
・血の衝動に負けて襲い掛かる → 美味しく食べられる
・渇きが満たされず襲い掛かる → 異形に噛み砕かれる
・恩を仇で返した → 襲い掛かった後に爆死
・人を疑う → 襲い掛かった後にまた爆死
・血に狂う → 爆死する
・身体が、勝手に…! → 鬼ごっこする
・爆殺する → 鬼ごっこをして
・音楽を聴いた → 再生し続ける肉だけが残った
・爆発した → 爆発した

残り必要死亡回数……なし




・契りを交わさなかった →
・血縁ではない者と一晩過ごす →
・快適な場所で眠る →
・快適な環境で過ごす →
・夢見心地で殺害する →
・殺したことを謝らない →
・奪った物を身に付ける →
・他人に嫉妬する →
・悪意を持って毒を出す →
・CHから流れる音楽を聴く →


ナナカは常時暴走していた。
けれど


☆契りを交わした


向かう先が地獄なら。
命尽きるまで共に在ろう。







彼女は一般的な家庭で育った17歳の女の子だ。
教育に厳しい両親。
裕福な家庭。
熱心な宗教家。
そんなどこにでもある、
ありふれた家の子供。
彼女の両親は少女に伝えた。
人は人に関わると汚れてしまうと。
幼い頃に病気などに罹らず、大きくなれたのは幸運だった。
この現代社会において、
子供を学校に行かせない親は稀にいる。
そして登校拒否や引き籠り扱いにされてしまう。
その数は"一般的な子供"と言える範疇になるくらい、多い。

そうして一般人だと認められたからこそ、
少女に招待状が届いたのだ。

その招待状だが、
受け取るにあたってひとつ、困ったことがあった。
少女には名前がなかった。
両親から名前を貰わなかったのだ。
当然役所には届けられた名前があったが、
少女はそれを知らされなかった。


だから、彼女は課せられた戒律を自らの名とした。
二二七戒。少し可愛らしくして、ナナカと名乗った。



絶対に守ると決めていたはずの戒律はふとしたことで破られた。
罰とはなんだろう?
言い付けを破ったからと言って死ぬわけではない。
自らが自らの意志でそうするべきと思って手を下すのだ。
罪を犯した者の手にあったのは自決用の小さなナイフ。
これがこれこそが罰なのだと、天啓を受け入れた。
刺した。喉を。深く抉って、血が溢れて逆流して肺に溜まって咳き込んで血管が裂けて身体が耐え切れずに震えて意識が飛んで。
気が付いたら身体が再生していた。生きていた。
それが彼女に与えられた異能。不死の異能。


……ああ。
私がこれまでずっと守ってきたものは、なんだったのだろう……

罰を受けようとして罰にならず、
虚無感に襲われながら、
それでもルールは守ろうと。
けれどまたしてもいとも容易く、それは破られた。

そこから先は、
その繰り返し。
犯して死んで。犯して死んで。
段々何が正しくて何が悪いのか分からなくなっていく。
死ねば死ぬほど歪んでいく。


血を吸わせて欲しいと言われた。
二つ返事で頷いた。
少しはそれも傷になるだろうと。
そして2日後に吸血衝動に襲われた。
その時にはもう、
壊れてしまっていた。
狂ってしまっていた。
あまりにも死に過ぎて。
あまりにも命が軽くて。
あまりにも生き過ぎて。
罰が軽くて。
罰にならず。
平静でなんていられるわけがない。




そして、死んだ回数を数えるのをやめた頃。
不死という異能の代償がやってくる。






フタハナに来た目的は契りを交わすことです。
過去七仏を通じて七仏通戒偈を成す。
それだけが目的で、
それだけが全て。そのはずだったのに。

【常時暴走】と【吸血衝動】で私は人としての欠陥を負ってしまった。
辛うじて再生により人格は保てているけれど…。

例えばこの二つの異能が消え、暴走と衝動から解き放たれた時。
この島での出来事を全部覚えている私は、正気のままで居られるのでしょうか?




……もう迷わない。
あなたが私を望む限り。






PL情報
・あの人が望む限り生き続けます。

キャラ画像はpicrewのかわいいおんなのこメーカー様より作成して使用しています。
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