とある市のとある高校の女子高生
学年は二年生でここまでは普通の女子学生であるが、彼女は北欧系外国人の父親と日本人の母親をもつハーフのため、見た目はやや普通とは言えない
なお物心付く前に離婚しているため父親とは面識がなく、母親の実家の武家屋敷で母方の祖父母と母に育てられたため、母国語は完全日本語であるようだ
つよい女性にという教育方針のためか、幼いころから剣道をしており、段持ちだったりもする
性格はそこそこ明るめであり、人を気に掛けたり、人をたまにからかう程度の茶目っ気がある程度には話しやすい部類に相当するかもしれない
……実際のところは誰にもわからないが
本当の所
元来の性格は泣き虫で甘え坊であった
しかしそれは許されなかった
甘えは罪、泣くのは軟弱者
強くあれ強くあれ強い女性たれ
その家からの願いは正しく呪いであった
甘えれば怒られ、体罰に近いシゴキを受けた
泣けば、言葉責めでより一層責められる
……彼女が精神に異常をきたして、精神を保護するため、多重人格障害という
二重人格になるのは当然の流れだった
彼女にとって、その人格こそが友人であり、姉妹であり、幼なじみであった
そもそも厳しく遊ぶことも許されない、彼女は毎日毎日語りかけた
その人格だけが自分を許してくれる、見てくれる
それが依存になるのは仕方ないことだった
しかしそれも長くは続かなかった
彼女が中学校の頃交通事故に合ったことでその衝撃か、次目覚めた時には跡形もなく消えたのだ
統合されてしまった、本来向き合った末に統合されるべきものが、外的要因でされてしまったのだ
そこからは、誰かにとって都合のいい存在であることを求められて、仮面という名の演技をする日々
あの子がいた時ならよかった、しかし居なくなったあとは地獄であった
すり減っていく心、年数が立つほど壊れそうになる心、そして両方限界が迎えた時、招待状が届いた
ならば書いてしまうのは当然だろう
故に、彼女はあの人格を取り戻すという願いを込めた
しかしそれももう終わりだ、彼女は今の彼女も自分と認め、愛する人と信頼できるお姉ちゃん
仲間と友人ができたのだから、迷わないだろう、きっと
学生チャンネル:gakuse
バディ現在向川 幸(68)
PL情報
見た目はそこそこ目立つため既知フリー
血生くさいことは重過ぎなければ対応でき、GLNLも対応できる
えっちなのは、状況次第
平日は18~1時までは通常対応ができ、それ以外は不安定
絵はヒト(hito_rp)様に有償依頼で描いて頂きました