少女の自我は 度重なる死、機械に走った雷撃により 狂い、壊れ、最後には沈んでしまった

《誰の目から見てもわかるくらいに、全身が兵器に包まれている》

黒瀬 亜璃澄（くろせ ありす）

女子大生

半身を包帯で覆っている

左腕をほとんど動かせないようだ


火を過剰に恐れている

願いの為なら手段を選ばない

5年前、家が焼かれた

巷で噂の連続放火魔の魔の手が、我が家にやってきた

家族全員身を焼かれ、私以外の家族――父、母、弟は、皆焼かれて死んだ

かろうじて生き残った私も、左目と左腕の機能を失い、左脚も少し不自由になった

一瞬にして全てを失った炎は、彼女の心の奥深く、脊髄にまでその恐怖を植え付けた

失意のまま5年、自分だけが、化け物みたいな半身、不自由な身体

普通とは、健康とは、正常とは全然かけ離れてしまった



ある日、招待状が届く

それは願いの権を得るチャンス

過去に未だに執着し、生きる動力も枯渇してた彼女は

その千万一隅のチャンスを逃すような事はしなかった



抱く願いは、5年前の運命の《変転》、自身の《再構築》

失意で過ごした5年間を"無かった"事にして

新しい人生を始めようという願いだった

このキャラに対してはどのようなロールも許容します。 いわゆるオールフリーというやつです。

・交友
[49]アンズ:あんたが私を人間だと言うなら、あんただって人間よ、化け物じゃない
[170]アズ:偽善者が、私を生き返した事後悔しないでよ
[45]カスイ:覚えていたいとこまで覚えてなさい、げんきでね
[50]陸館 沙優:私を救うのは私しかいない
[35]ジェーン:邪魔者、あんた、ある意味狂っているよ
[158]ジル:私を殺した、次は負けない
[64]ババァ:本当に馬鹿、私になんかかまけるから……"あっち"で、また会いましょう
[241]山田花子:同族？理解者？なんでもいいけど、手を貸せなくてごめんね
[72]ガキ:いいから起きろ、その権利を無駄にするな
[131]ツムギ:それでいい、ヒーローになんてなるべきじゃない



《焼け焦げた備忘録》